リスボンレモンの特徴は?耐寒性や育て方は?収穫時期や食べ方も紹介!
リスボンレモンを知っていますか?どんな特徴があるのでしょうか?今回は、リスボンレモンの<耐寒性・トゲ・樹高などの>特徴や、<味・食べ方>を紹介します。リスボンレモンの苗木の<地植え・鉢植え>での育て方や、収穫時期についても紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- リスボンレモンとは?特徴は?
- リスボンレモンの原産国・栽培地域
- リスボンレモンは育てるのが簡単な品種
- リスボンレモンのその他の特徴
- リスボンレモンの味は?食べ方は?
- リスボンレモンは酸味が強く香り豊か
- 食べ方①
- 食べ方②
- 食べ方③
- 食べ方④
- リスボンレモンの育て方は?
- リスボンレモンの植え方【地植え】
- リスボンレモンの植え方【鉢植え】
- リスボンレモンの育て方
- リスボンレモンの育て方にポイントはある?
- ①剪定作業をする
- ②肥料は緩効性のものを選ぶ
- ③虫の駆除を行う
- ④摘果作業をする
- リスボンレモンの苗木・種のおすすめ商品を紹介!
- ①リスボン レモンの苗木(3280円)
- ②レモン リスボン(接木苗)4号LLポット(1780円)
- リスボンレモンについて知ろう
リスボンレモンとは?特徴は?
リスボンレモンと呼ばれる人気のレモンがありますが、どのような特徴をもつ品種の植物なのでしょうか。まずはじめに、リスボンレモンの原産国や栽培地域、育てやすいかどうかなどの特徴に加えて、販売価格についても紹介します。
リスボンレモンの原産国・栽培地域
リスボンレモンの原産国はポルトガルで、主な栽培地域はカリフォルニアやアルゼンチンなどの内陸部です。リスボンレモンは日本の気候でも栽培しやすい品種の植物で、国内では広島県の瀬戸田や熊本県などで育てられています。露地栽培に適した環境は、太平洋側と暖地における北風が当たらない日当たりの良い場所です。
リスボンレモンは育てるのが簡単な品種
リスボンレモンはマイヤーレモンと同じく耐寒性に優れており、レモンのなかでも比較的栽培するのが簡単で、初心者でも育てやすい品種だと言われています。
リスボンレモンは、日本では関東地方から九州地方まで幅広い地域で栽培することができ、この地域では屋外でも冬越しが可能です。ただしリスボンレモンが寒さに耐えられる温度は-3℃のため、冬の外気がこの温度よりも高ければ、関東よりも北側の地域における日当たりの良いベランダや屋内でも栽培できます。
リスボンレモンのその他の特徴
リスボンレモンには、その他に以下のような特徴があります。
・トゲが少ない
・樹勢が強い
・マイヤーレモンよりも価格が安い
リスボンレモンが育てやすいと言われる理由のひとつに、通常のレモンよりもトゲが少ない点が挙げられます。トゲなしリスボンレモンのトゲは、一般的なレモンの1/3ほどの長さしかないうえに、成長とともにトゲが消失するのが特徴です。また、リスボンレモンは甘い香りがする綺麗な白い花を咲かせるため、観葉植物として栽培するのも人気です。
リスボンレモンの樹木は成長する勢いが強く、1年に40cmほど伸びます。最終的な樹高の平均値は地植えで2~4m、鉢植えで1~2mほどですが、地植えで栽培すると約8mにまで成長する場合もあります。
通販におけるリスボンレモンの苗木の価格は、樹高や栽培された年数によって異なりますが、1年生苗木は1300円、2年生苗木は4000円、3年生苗木は6000円ほどです。リスボンレモンの苗木は、マイヤーレモンよりも1~2000円ほど安い価格で購入できることが多いです。
リスボンレモンの味は?食べ方は?
寒さに強い品種であるリスボンレモンの果実は、どのような味がするのでしょうか。ここでは、リスボンレモンの味や香りの特徴のほか、人気の食べ方をレシピと共に紹介します。
リスボンレモンは酸味が強く香り豊か
リスボンレモンの味や香りに関するよくある意見は、以下の通りです。
・果汁が多い
・酸味が強い
・香りが良い
リスボンレモンは、果汁の量が多くてジューシーな味わいです。リスボンレモンの糖度の平均値は9.2度ですが、酸味が強いため、そのまま食べるよりも果汁を焼酎や炭酸水などに混ぜてドリンクとして飲むのが人気です。また、リスボンレモンの果実や新葉からは、シトラスの爽やかな香りが漂います。
ぷちぷちちょこ
@putiputichoco
ノーワックス🍋りのかレモン
炭酸水で飲む。
旦那さんはレモンサワーで🍻
すごく美味しい。
リスボンレモンと日向夏を交配させた、新品種らしい。
Jakey〈ジェイキー〉✡無言フォロー恐怖症( ;∀;)一言頂けるとホッとします
@JakeE88JakeE
乾燥させていたリスボンレモンの皮
良い天気のおかげでたった一日半でカリカリに乾いた🍋
大きく剥いた皮はミルで粉砕してパウダーに
レモンらしい爽やかな香り
千切ピーラーで剥いた細切りの皮は指先で荒く砕いた
パウダーより濃厚な香り
さて何に使おう?🍀🍋
たこと粉とわたし。
@takokonawatashi
えっ‼︎2日連続で行動範囲が一緒だなんて奇遇ですね😆‼︎
ちなみにレモネードはその時の旬のレモンを使っていて今は甘味が特徴のマイヤーレモンという品種です
暖かくなるとリスボンレモンといって酸っぱいレモンなので暖かい季節にピッタリになります😆
是非旬のレモネードお楽しみください😆🍋
食べ方①
家庭菜園で育てたリスボンレモンは殺菌剤や防カビ剤が塗布されていないので、皮も美味しく食べられます。輪切りにしたリスボンレモンを砂糖とともに煮詰めて乾燥させ、グラニュー糖をまぶして完成です。寒さが厳しい季節には、ピールを紅茶に浮かべて飲むのも人気です。
食べ方②
リスボンレモンを砂糖と塩に漬け込むと、万能な調味料として人気の塩レモンが作れます。塩レモンの保存期間は、使用する塩の量によって異なりますが、およそ1ヶ月から1年です。作った塩レモンは、肉や魚料理、サラダ、ドリンクなど様々な料理に活用できます。
食べ方③
リスボンレモンは酸味が強いため、甘いケーキの材料として使うのもおすすめです。こちらのレシピでは、生地だけでなくアイシングにもレモンの果汁を使っています。仕上げにレモンの皮のシロップ漬けを乗せると、ほのかな苦味が味のアクセントになります。
食べ方④
輪切りにしたレモンと果汁を使った、爽やかな見た目と味が人気のレモネードのレシピです。酸味が強いリスボンレモンで作る場合は、はちみつを多めに加えると飲みやすくなります。寒さの厳しい時期は、水をお湯に代えてホットにして作ってもよいでしょう。
リスボンレモンの育て方は?
リスボンレモンは寒さに強いうえにトゲが少ないため育てやすい品種の植物ですが、家庭で育てる場合はコツを踏まえて栽培することが重要です。ここでは、リスボンレモンの植え方や栽培方法について、ポイントを交えながら詳しく解説します。
リスボンレモンの植え方【地植え】
リスボンレモンを地植えで植える場合は、以下のような手順で行います。
1.日当たりと水はけがよく、風が当たらない場所に植える
2.直径約50cmの穴を掘り、彫った土に腐葉土や赤玉土・肥料を混ぜて、半量から2/3量を穴に戻す
3.苗木の根鉢を崩し、値を広げて苗を添えたうえで用土を入れる
4.苗木を50cmくらいの高さになるように切り、支柱を立てる
5.しっかり水やりをする
リスボンレモンは温暖な地域では地植えで、寒さの厳しい地域では鉢植えで栽培されることが多いです。寒冷な地域で地植えする場合は、11月までには寒冷紗を巻くなどして寒さをしのいでください。
リスボンレモンの木は大きく成長するため、複数の苗木を植える場合は、6mほど間隔を開けて植え付けます。堀った穴へ苗木と用土を入れる際には、接ぎ木の部分が土から出るように浅く植えるのが重要です。
リスボンレモンの植え方【鉢植え】
リスボンレモンなどのレモンを鉢植えで栽培する際には、以下のような手順で植えます。
1.鉢穴の上に鉢底ネットを敷き、その上に軽石や赤玉土などの鉢底石を敷き詰める
2.鉢へ浅めに土を入れる
3.鉢の中心にレモンの苗木を入れ、土を入れる
4.多めに水やりをする
鉢に土を入れる際には、鉢底石が隠れるくらいまで浅めに入れてください。レモンの苗木が入った鉢へ土を入れる時には、根鉢の周辺の隙間を埋めるようなイメージで行いましょう。この時、土の量が鉢の縁まで入れると水やりの時に土が流出するため、土の量は鉢の8~9割ほどに留めるのがポイントです。
鉢に植え付けたレモンは、通気性を良くして根づまりを防止するために、3~4年に1度、4~6月ころにひと回り大きい鉢へ植え替えをしてください。
リスボンレモンの育て方
リスボンレモンの育て方のポイントは、以下の通りです。
・風が直接当たらず日当たりの良い場所で育てる
・土が乾燥しないように気を付ける
・時々肥料を与える
・果実を収穫する時は刃物を使う
リスボンレモンは強風に弱いため、風が当たる場所に地植えをしたり鉢を置いたりするのは避けましょう。コンクリートのベランダに鉢を置く際には、鉢の下へ木材を敷くと、日差しの照り返しで鉢の中に熱が充満するのを防ぐことができます。また、地植え・鉢植えに関わらず、日当たりの良い場所で栽培してください。
地植えで植え付けたリスボンレモンの水やりは降雨に任せ、雨が降らない日が続いたら水やりをします。鉢植えの場合は、土が乾燥したら鉢の底から流れる程度まで多めの水をやりましょう。植え付けてから1~2年以内は水切れしないように注意すれば、しっかりと根がはります。肥料は年に4回与えますが、花が咲くまでは肥料は控えめにしましょう。
リスボンレモンの収穫時期は10~12月ごろで、採った果実の賞味期限は常温で約10日です。木にトゲがある場合は、手袋をしてナイフや剪定ハサミを使って軸の部分を切り取ります。手で無理やりもぎると果実が傷む場合があるので、注意してください。
リスボンレモンの育て方にポイントはある?
リスボンレモンは育てやすい品種の植物ですが、育てる際のポイントはあるのでしょうか。ここでは、リスボンレモンを栽培する時のポイントを紹介します。おすすめの肥料の価格も紹介するので、参考にしてください。
①剪定作業をする
リスボンレモンの果実を収穫した後は、剪定作業を行いましょう。リスボンレモンの枝を剪定するのは、全ての葉の日当たりが良くなるようにして、美味しい果実を実らせるためです。枝に付いたトゲは、ハサミで取り除いても構いません。
交差したり伸びすぎた枝や下に伸びた枝・前年に実が生り終わった枝など、混み合っている箇所の小枝を除去するように、枝元から切ってください。また、枯れ枝や葉のついていない枝も切り取ります。この際日当たりを良くしてしっかりと光合成をさせ、翌年の春に花が付いて果実が生るように、春に伸びた枝と元気な葉を残すことがポイントです。
②肥料は緩効性のものを選ぶ
リスボンレモンの肥料は、肥料の効果が与えた時から現れて持続しやすい、緩効性のものを選びましょう。肥料を与えなくても育ちますが、果実がたくさん生る年とほとんど生らない年を繰り替えす隔年結果になる可能性が高まります。通販における緩効性の肥料の価格は、500g入りのもので700円前後です。
肥料は始めに植え付ける際に与え、その後は果実が成長する6月と9月ころと、収穫時期に追肥します。肥料を与える時には、錠剤がレモンに直接接触しないように気を付けましょう。地植えしたリスボンレモンに肥料を与える際は土に埋め込み、鉢植えの場合は鉢に沿って土の上に乗せてください。
③虫の駆除を行う
リスボンレモンの木を守るためにも、病害虫の駆除を行うことも重要です。リスボンレモンによくつく害虫は、アブラムシやアオムシ、カミキリムシなどです。アブラムシの排泄物は病気を誘発する可能性があり、アオムシは柔らかい新芽の葉を食べ、カミキリムシの幼虫は木を食べて木を枯らす原因に繋がります。
これらの病害虫を見付けたら、アブラムシは薬剤で駆除し、アオムシとカミキリムシは捕殺してください。カミキリムシは、穴が開いた木の幹の部分に針金を差し込むと、捕殺することができます。
④摘果作業をする
隔年結果を回避するために、リスボンレモンの摘果作業をしてください。はじめに枝ごとに果実を生らせる枝と生らせない枝を決めておき、生り年には生らせない枝を全て摘果します。生らせない枝を早めに摘果すれば、翌年に摘果した枝に果実が生ります。
また、レモンの果実が多すぎる場合も、実が小さいうちに摘果してください。果実が生り過ぎていると実が小さくなるうえに、翌年の収穫量が大幅に減少する恐れがあります。摘果の目安は、葉25枚に対してレモン1個くらいです。
リスボンレモンの苗木・種のおすすめ商品を紹介!
リスボンレモンを栽培してみたい人や、観葉植物として楽しみたい人は、苗木や種から栽培してみましょう。ここでは、育てやすい植物であるリスボンレモンの苗木を、価格と共に紹介します。なお、通販ではリスボンレモンの種は取り扱っていません。
①リスボン レモンの苗木(3280円)
こちらは、2年生挿し木で状態の良いリスボンレモンの苗木です。温暖な地域であれば、冬に植え付けることも可能です。苗木の高さは40cmほどで、秋から春頃の時期は葉がない状態で出荷されます。
②レモン リスボン(接木苗)4号LLポット(1780円)
大きめの苗木から育てたい人は、苗木の高さが80cmあるリスボンレモンがおすすめです。こちらの通販サイトには、苗が届いた後の植え方や肥料の与え方、選定方法などが詳しく記載されているので、初心者でも育てやすいでしょう。
リスボンレモンについて知ろう
リスボンレモンは寒さに強くトゲの少ない品種の植物で、家庭菜園をしたことがない人でも育てやすいと人気です。また、苗木の価格はマイヤーレモンと比べると安く、購入しやすい点も人気の理由のひとつです。日当たりの良い場所で栽培するなど、育て方のコツや特徴を把握して、リスボンレモンを家庭で育ててみましょう。