天ぷら粉に炭酸水?サクサクに?レシピや炭酸水の代わり・マヨネーズ使う方法も!
天ぷら粉に炭酸水を入れるレシピを知っていますか?サクサクになるのでしょうか?今回は、天ぷらを炭酸水で作るレシピを、〈分量・割合〉とともに紹介します。天ぷらに使う炭酸水の代わりや、危険点を、マヨネーズを使うレシピとともに紹介するので参考にしてみてくださいね。
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天ぷら粉に炭酸水を入れると?サクサクに?
家庭で作る天ぷらは、衣が余分な水分や油を吸ってしまい、べちゃっとなりがちです。炭酸水を使用して作ると、食感が良くなると言われることもありますが、ここではその方法を紹介します。まずは天ぷらを炭酸水で作ると、美味しく仕上がるのかを説明します。
天ぷらは水の代わりに炭酸水を使うと衣がサクサクになる
天ぷらに水の代わりに、適量の炭酸水を使用するとサクッとした衣になると言われています。なぜかというと、炭酸ガスは熱せられると高温になりやすく、その分中からも火が入るためです。そのためなすのような水分の多い野菜は、適度に水分が飛びやすくなり、冷めてもサクッとした状態が維持できるようになります。
天ぷら粉に炭酸水を入れる時の危険・注意点
天ぷら粉に炭酸水を入れるときは、いくつか注意点があるので覚えておきましょう。
・揚げる直前に加える
・少し炭酸の抜けたものを使用する
天ぷら粉に炭酸水を入れるときには揚げる直前に入れることで、炭酸が必要以上に抜けないのでおすすめです。炭酸水を使用する場合は、炭酸が多く含まれていると揚げるときにはねやすくなるため、大変危険です。強炭酸を使用するなら、少し振るなどして炭酸を抜いてから使用するなどの工夫をしてください。
天ぷら粉に炭酸水を入れるレシピは?
天ぷら粉に炭酸水を入れて作るレシピを、ここでは紹介します。動画は卵を使わずに簡単に作れるレシピのため、アレルギーがある場合でも安心です。分量や割合も難しくなく、コツのいらないレシピなので、ぜひ覚えておきましょう。
材料
・好みの食材
・炭酸水:大さじ4
・小麦粉:大さじ3
・片栗粉:大さじ3
・揚げ油
作り方・手順
炭酸水を使用した天ぷらの作り方は、以下のとおりです。
1.食材を切る
2.炭酸水・小麦粉・片栗粉を混ぜ冷やしておく
3.揚げ油を熱する
4.食材をバットに浸けて揚げる
手順やポイントは、普通の天ぷらと何も変わらなく、普通に揚げるだけで構いません。できるだけしっかり冷やしておくことで、グルテンができにくくサクッとした天ぷらに仕上がるため、炭酸をある程度抜くためにもあらかじめ衣を作っておくとよいでしょう。
天ぷら粉に炭酸水を入れる時のコツは?
天ぷら粉に炭酸水を入れることで、本格的な天ぷらが作れるようですが、より美味しく作る方法もあるので紹介します。使う粉や炭酸水の温度も確認しておくことで、失敗なく作れるでしょう。
①米粉を衣に使う
天ぷらをサクッと揚げたいなら、薄力粉に米粉を使うのがおすすめです。米粉は小麦粉に比べて油を吸収しにくい性質があり、余分な油を吸うことなく、サクッとした美味しい天ぷらに仕上がります。グルテンも形成されることもないため、食材から出る水分も適度に蒸発でき、べちゃっとすることもありません。
②炭酸水は事前に冷やしておく
天ぷらに炭酸水を使用するときは、事前に冷やしておくようにしましょう。天ぷら粉に使用する小麦粉は温度が高いとグルテンを作り、粘りが出てしまいます。できるだけ冷たい状態で揚げ油に入れることで、食感の良い天ぷらになるので、衣を作ったら揚げる直前まで冷蔵庫で冷やしておくのも良い方法です。
その分揚げ油の温度は冷めやすくなるため、具材は少しずつ適量を入れるのがポイントです。
天ぷら粉に入れる炭酸水の代わりになるものは?
ここまで天ぷら粉に炭酸水を入れることで、食感が良くなる理由や作り方を説明しましたが、他にも美味しく作れる食材があるようです。炭酸水が自宅にない場合でも、簡単で美味しく天ぷらを作れるので、参考にしてください。
①マヨネーズ
衣にマヨネーズを入れて作る方法で、以下の方法で作ります。
1.野菜をカットする
2.ボウルにマヨネーズを入れて水を少しずつ加えて良く混ぜる
3.小麦粉を加えてダマが少し残る程度にする
4.揚げ油で揚げる
マヨネーズに含まれる油分が、小麦粉に含まれるグルテンが結合するのを防ぐため、水分が程よく蒸発します。なすなどの水分が多く、油を吸いやすい野菜を天ぷらにする時にはおすすめです。適量であれば味わいや食感に違和感がなく、卵が不要な点もメリットと言えるでしょう。
②ビール
こちらはビールを使用した、天ぷら粉で作る方法です。ビールの匂いなどもなく、子供も安心して食べられます。
1.小麦粉・卵・水・ビールを混ぜ合わせる
2.食材を切って1に通す
3.揚げ油で揚げる
ビールは炭酸水と同じように、発泡する性質を持っています。また、アルコールも含まれていることから、なすなどの水分の揮発性が高いことも美味しく作れる理由です。作る直前まで衣はしっかり冷やしておき、低い温度で揚げるようにしましょう。なお、発泡酒で作ることもできるため、気が抜けたビールの消費にもおすすめです。
③油
衣の中に油を少量入れておくことで、食感の良い天ぷらに仕上がります。
1.野菜などの食材を切る
2.小麦粉を先にボウルに入れる
3.サラダ油を少しずつ小麦粉に加えてダマを作る
4.卵と冷水を入れる
5.食材を浸けて揚げ油で揚げる
他の天ぷらの作り方と違い、特別な材料が不要のため、手軽に食感の良い天ぷらが作れる方法です。小麦粉から先に入れる方法ですが、コツも不要でグルテンが作られるのを防げます。なすなどの夏野菜を揚げる場合に、適した方法と言えるでしょう。
天ぷらを炭酸水とマヨネーズで作るレシピも知っておこう
天ぷらを作るときに入れるものはいくつかありますが、入れる理由がそれぞれ異なっているようです。中には炭酸水とマヨネーズの両方を入れるレシピもあるので、紹介します。
材料
・薄力粉:100g
・炭酸水:150cc
・マヨネーズ:大さじ1
・天ぷらの具材
作り方・手順
炭酸水とマヨネーズを使用した天ぷらの作り方は、以下のとおりです。
1.薄力粉・炭酸水・マヨネーズを入れて簡単に混ぜる
2.野菜などの好みの天ぷらの具材を入れる
3.油で揚げる
難しいコツもなく、分量も簡単なので手早く作れます。マヨネーズは大さじ1程度入れるのが良く、適量を守るようにしてください。直前まで、炭酸水はしっかり冷やしておくのもポイントです。この方法ならナスなどの水分の多い野菜でも簡単に美味しく仕上がり、冷めても油濃くなりにくいでしょう。
天ぷら粉に炭酸水を入れてみよう
天ぷら粉に炭酸水を入れることで、サクッと美味しく本格的な味わいの天ぷらを自宅で作ることができるので、試してみましょう。難しいコツも不要で挑戦しやすく、余った炭酸水を消費したい時にもおすすめの方法と言えます。