牛乳の開封後の賞味期限は何日?5日・一週間NG?加熱で飲めるかも紹介!
牛乳は開封後は何日まで飲めるか知っていますか?賞味期限はどのくらいなのでしょうか?今回は、牛乳は開封後<4~5日・一週間>でも飲めるかや、開封後に<2日~5日>の賞味期限切れでも飲めるかを紹介します。牛乳の開封後の加熱方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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- 牛乳は開封後は何日まで飲める?賞味期限は?
- 牛乳は開封後の賞味期限は2日が目安
- 牛乳パックの賞味期限は未開封できちんと保存した場合の期間
- 牛乳が常温保存できる場合も早めに飲み切ろう
- 牛乳は開封後5日・一週間でも飲める?
- 牛乳は開封後5~10日は腐っていなければ加熱して飲める
- 牛乳の開封後の加熱方法
- 牛乳は開封後に賞味期限切れ2日〜5日でも飲める?
- 牛乳が開封後かつ賞味期限切れの場合は腐っている可能性があるので注意
- 牛乳が開封後に腐るとどうなる?
- 牛乳の開封後の正しい保存方法は?長持ちさせるには?
- ①必ず冷蔵庫で保存
- ②注いだあとはすぐに冷蔵庫に戻す
- ③購入後も早めに冷蔵庫に入れるようにしよう
- 牛乳を開封後に大量消費するおすすめレシピを紹介!
- ①じゃがいもとブロッコリーのグラタン
- ②コーンスープ
- ③フルーツ牛乳かん
- 牛乳は開封後はなるべく早く飲み切ろう
牛乳は開封後は何日まで飲める?賞味期限は?
牛乳はシチューやクリーム煮などのおかずや、プリンのようなデザートまで様々な料理に使われている食材です。牛乳は、開けてから何日まで安全に飲むことができるのでしょうか。ここでは、開封した牛乳や、常温保存できる牛乳の賞味期限について紹介します。
牛乳は開封後の賞味期限は2日が目安
開封した牛乳の賞味期限は、2日を目安としてください。ただし、開封後の牛乳を冷蔵庫に保存しないと2日も経たずに腐敗する恐れがあるため、注意が必要です。牛乳を開封すると、開け口から外部の環境に触れることで品質の劣化が早くなります。そのため、開封した牛乳を使う前には、見た目や味・匂いなどに異変がないかどうか確認しましょう。
牛乳パックの賞味期限は未開封できちんと保存した場合の期間
牛乳パックに表示された賞味期限は、未開封で正しく保存した場合に日持ちする期間です。賞味期限とは、食品のパッケージが未開封の状態で指定の保存方法に従って保管した際に、品質が変わらずに美味しく食べられる期間を指します。牛乳を開封すると賞味期限の日付は無効となるため、開封後は賞味期限に関係なく、早めに飲み切りましょう。
牛乳の賞味期限は、製造日を除き1週間程度のものがほどんどですが、ESL製法と呼ばれる特殊な製法で作られた牛乳は製造日から2週間程度日持ちします。
牛乳が常温保存できる場合も早めに飲み切ろう
常温で保存できる牛乳の場合も、なるべく早めに飲み切りましょう。牛乳は冷蔵保存が基本ですが、中には未開封の状態で常温保存できる「ロングライフ牛乳」と呼ばれる牛乳があります。こちらは、特定の殺菌方法や衛生管理の環境の下で製造された牛乳で、未開封の状態で2か月もの間常温保存できるのが特徴です。
ロングライフ牛乳の原材料は、通常の牛乳と同じ生乳で保存料は使われていないため、開封した後は早めに飲み切る必要があります。
牛乳は開封後5日・一週間でも飲める?
牛乳を開封してから5日や一週間経過すると、安全に飲めるかどうか心配になることもあるでしょう。ここでは、開封後5日~一週間経った牛乳が飲めるか否かに加えて、牛乳の正しい加熱方法について紹介します。
牛乳は開封後5~10日は腐っていなければ加熱して飲める
開封後5~10日で賞味期限以内の牛乳は、腐っていなければ加熱して安全に飲むことができます。開封した牛乳は2日~3日以内に飲み切るのが理想ですが、賞味期限以内であれば4日経過していても極端に品質が落ちることはありません。そのため、牛乳の見た目や味に異変がなければ、そのまま飲んでもよいでしょう。
ただし、開封後の牛乳には殺菌が繁殖している恐れがあるため、加熱して飲んだり料理に使ったりするのがおすすめです。
牛乳の開封後の加熱方法
開封後の牛乳は、以下のような手順で加熱してください。
1.牛乳を鍋に移す
2.弱火から中火の火加減で加熱する
3.木べらでかき混ぜながら、沸騰直前まで加熱する
牛乳を加熱する際に厚底の鍋を使うと、加熱ムラが生じにくくなり、全体に火を通すことができます。途中で牛乳が焦げないように、低温で温めて木べらで混ぜながら加熱してください。牛乳に湯気が立って周囲に小さな泡ができるまで、しっかりとかき混ぜながら加熱することがポイントです。
牛乳は開封後に賞味期限切れ2日〜5日でも飲める?
牛乳を開封して賞味期限が2~5日ほど過ぎてしまった場合、飲んでも問題ないのでしょうか。ここでは、賞味期限を数日経過した牛乳を飲んでもよいかどうかについて紹介します。
牛乳が開封後かつ賞味期限切れの場合は腐っている可能性があるので注意
牛乳が開封後かつ賞味期限が切れている場合は、冷蔵保存していても腐っている可能性があるため、飲むのは控えた方が無難です。賞味期限が切れて2日経った牛乳は、品質が落ち、美味しく飲める期間を過ぎていることになります。
また賞味期限が1週間に定められている牛乳の場合は、開封後5日過ぎると製造から2週間近く経過することになるため、腐敗が進んでいる可能性が高いでしょう。
牛乳が開封後に腐るとどうなる?
開封後の牛乳が腐ると、見た目や味、匂いなどが以下のように変化します。
・とろみがつく
・分離する
・不快感のある臭いがある
・違和感のある味がする
新鮮な牛乳は液体の状態ですが、劣化すると分離してヨーグルトのようなとろみがつきます。また、表面に気泡が出ている場合も、腐っているサインです。さらに、腐った牛乳は酸っぱい異臭がしたり、飲むと酸味や苦味を感じたりする場合があります。牛乳を飲んで味に違和感を感じたら、飲み込まずに吐き出して口をすすぎ、よくうがいをしてください。
(*牛乳が腐るとどうなるかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
牛乳の開封後の正しい保存方法は?長持ちさせるには?
牛乳を購入して開封した後も、正しく保存すれば長持ちさせることができます。ここでは、開封した牛乳の適切な保存方法について紹介するので、参考にしてください。
①必ず冷蔵庫で保存
開封した牛乳は、開封口をしっかりと閉じて、必ず10度以下に設定された冷蔵庫で保存しましょう。ロングライフ牛乳も開封後は劣化が進むため、開封口を開けた後は、通常の牛乳と同様に冷蔵庫で保管してください。この際、牛乳に他の食品の臭いが移らないように、臭いの強い食品から遠ざけて保存するのがおすすめです。
②注いだあとはすぐに冷蔵庫に戻す
牛乳をコップに注いだ後は、牛乳パックをすぐに冷蔵庫に戻すようにしてください。牛乳パックを常温に置いて放置すると、劣化が早まり細菌が繁殖する原因に繋がります。特に室温が高い夏場の場合は、牛乳パックを短時間常温に置くだけで腐敗する恐れもあるので、注意してください。
③購入後も早めに冷蔵庫に入れるようにしよう
要冷蔵の牛乳を購入して帰宅したら、早めに冷蔵庫に入れてください。購入してから自宅に着くまで時間がかかる場合は、保冷剤で冷やしながら持ち帰ると安心です。また冷蔵庫のドアを開けたままにすると、庫内に保存している牛乳の温度が上がって傷みやすくなるため、注意が必要です。
牛乳を開封後に大量消費するおすすめレシピを紹介!
開封した牛乳は、美味しいうちになるべく早めに使い切りたいものです。ここでは、開封後の牛乳を大量消費できるおすすめのレシピを紹介します。
①じゃがいもとブロッコリーのグラタン
生クリームを使わずに400mlの牛乳で作る、ヘルシーなグラタンのレシピです。フライパンに牛乳を入れて加熱する際には、沸騰しないように気を付けながら、とろみがつくまで温めてください。
②コーンスープ
400mlの牛乳とコーン缶で作れる、まろやかな味わいが美味しいスープのレシピです。コーン缶と玉ねぎを炒めてスープの材料を入れた後に、ミキサーで攪拌するため、口当たり良く仕上がります。とろみを控えめにしたい人は、牛乳の量を増やして作ってください。
③フルーツ牛乳かん
こちらの牛乳かんのレシピは、1Lの牛乳パックを半量消費することができます。牛乳の白色にカラフルなフルーツがよく映えるため、パーティーのシーンに出しても喜ばれるでしょう。カットしてから、練乳やホイップクリームをかけても美味しく食べられます。
牛乳は開封後はなるべく早く飲み切ろう
牛乳は様々なおかずやお菓子作りに使える食材のため、常備している家庭も多いです。牛乳は賞味期限以内かつ開封後2日以内であれば、美味しく飲むことができます。しかし、牛乳の保存状況によっては腐敗が進みやすくなるため、開封後は美味しいうちに早めに飲み切るか料理で消費しましょう。