牛乳は常温で保存可能?放置は何時間まで?期間の目安や腐敗の見分け方など紹介!

牛乳は常温保存できるのかどうか知っていますか?今回は、牛乳は常温保存できるのかや〈未開封・開封後〉の保存期間の目安、腐った場合の特徴を紹介します。常温でも保存可能なロングライフ牛乳や商品も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 牛乳を常温で放置してしまった…
  2. 牛乳は常温保存できる?危険?
  3. 牛乳は未開封でも常温保存できない
  4. 牛乳からヨーグルトを作るときは常温でも大丈夫
  5. 牛乳の常温での保存期間の目安は?
  6. ①未開封の場合
  7. ②開封後の場合
  8. ロングライフ牛乳は常温での保存が可能?なぜ?
  9. ロングライフ牛乳が常温で日持ちする理由
  10. 常温での保存期間の目安
  11. 牛乳が腐った時の見分け方は?
  12. 牛乳が腐った時の特徴
  13. ロングライフ牛乳の商品
  14. ①らくのうマザーズ大阿蘇牛乳
  15. ②霧島山麓牛乳
  16. ③森永牛乳 ピクニック
  17. ④よつ葉 北海道特選3.6牛乳
  18. ⑤らくのうマザーズ らくのう低脂肪乳
  19. 牛乳の保存には注意が必要

牛乳を常温で放置してしまった…

牛乳をまとめて買ってきたはいいものの、冷蔵庫がいっぱいで入りきらなかったためひとまず常温で置いておいたという経験があるでしょうか。常温で放置した場合でも牛乳は安全に飲むことができるのか、味の変化や食中毒の可能性などはあるのかを詳しく見ていきます。

牛乳は常温保存できる?危険?

そもそも、牛乳は常温保存が可能な食品なのでしょうか。常温保存した場合にその品質に変化は現れるのか、人体に危険はないのかを詳しく見ていきます。

牛乳は未開封でも常温保存できない

牛乳は、未開封の場合でも常温保存はできません。牛乳はとても傷みやすい食品で、常温で長時間放置すると未開封でも細菌が繁殖してしまうので、冷蔵保存しましょう。常温とは15~25℃を指すため、夏場など室温が高ければ高いほど、腐敗の進むスピードも早くなってしまいます。

また紙パックを直射日光の当たる場所や湿度の高い場所で保存すると、風味が落ちたり腐敗の原因にもなるため、直射日光や高温多湿の環境は避けましょう。

牛乳からヨーグルトを作るときは常温でも大丈夫

牛乳から自家製ヨーグルトを作る場合は、常温での保存も可能です。ヨーグルト作りでは、牛乳に乳酸菌やブルガリカス菌などの種菌をつけて発酵させます。これによって種菌が乳糖を分解し乳酸を産生することで、牛乳が酸性になり他の細菌が繁殖しにくくなるため常温でも大丈夫です。

牛乳の常温での保存期間の目安は?

牛乳を常温で置いておく場合、何時間までは安全であるのでしょうか。常温でも飲むことが可能である時間の目安を未開封の場合と、開封後に分けて見ていきます。

①未開封の場合

未開封の場合は常温で最大半日まで保存が可能です。スーパーで牛乳を買って、家に帰るまでの時間程度なら気にする必要はないでしょう。それ以上の長時間にわたって常温で放置すると、急激に腐敗が進み味にも変化が出てきます。常温での保存の限界は、12時間を一つの目安にして下さい。

また、気温が30℃以上の真夏日は半日もたずに傷んでしまう恐れがあるため、このような日は牛乳を買ったらなるべく早く冷蔵庫で保存し、飲む前に色や臭いなどの状態を確認しましょう。

低温殺菌牛乳と呼ばれる、63~65℃で加熱殺菌された牛乳は熱によるタンパク質の変性が最小限に抑えられているため、味の変化が少なく素材の味を楽しめます。しかし低温での殺菌は一部の菌が死滅せずに残るため腐敗が進みやすいことから、低温殺菌牛乳を買った場合は未開封でもなるべく早く冷蔵庫へ入れるようにしましょう。

②開封後の場合

開封後は空気中の菌が入り込みやすく、腐敗が進みやすくなってしまうため常温での放置は必ず避けましょう。また、牛乳に記載されている賞味期限は未開封の状態で冷蔵保存していたものに適用されるため、開封後は賞味期限内でも2~3日で飲み切ってしまったほうが安全です。

それ以上保存したものは飲む前に臭いや色などを確認して、安全であることを確認してから飲むようにしましょう。冷蔵保存していても、賞味期限が切れたものは特に食中毒に注意が必要です。臭いや色に異常がなくても、飲むのが不安である場合は加熱して飲むか料理への使用がおすすめです。

牛乳をコップに注いで飲む場合にも、口を付けた部分から牛乳へ雑菌が入り込み腐敗しやすくなります。注いでから常温である程度の時間放置してしまった場合には、飲まずに捨てるほうが安全です。紙パックに直接口を付けて飲むことも同様に、雑菌が入り込んでしまうため避けましょう。

ロングライフ牛乳は常温での保存が可能?なぜ?

通常の牛乳は常温での保存には不向きで、腐敗が進んでしまいすぐに飲めなくなってしまいます。しかし、ロングライフ牛乳と呼ばれる種類の牛乳は常温でも保存ができるとされていますが、実際にどの程度可能なのでしょうか。その理由と保存期間の目安を紹介します。

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