白子は冷凍できる?まずい?下処理・解凍は?食べ方・賞味期限も紹介!
白子は冷凍保存できるのでしょうか?日持ちするのでしょうか?今回は、白子の冷凍保存の方法を<下処理方法・賞味期限>などとともに紹介します。冷凍した白子の解凍方法や、まずいと感じた際の食べ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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- 白子は冷凍保存できる?
- 白子は下処理をすれば冷凍保存できる
- 白子を冷凍する際の下処理方法は?
- 【たらの白子】を冷凍する際の下処理方法
- 【鮭の白子】を冷凍する際の下処理方法
- 【フグの白子】を冷凍する際の下処理方法
- 白子の下処理後の冷凍保存の方法は?
- 冷凍した白子の賞味期限は?
- 冷凍した白子の賞味期限は1ヶ月程度
- 冷凍した白子の食べてはいけない状態
- 冷凍した白子の解凍方法は?
- 冷凍した白子は冷蔵庫で半日かけて解凍しよう
- 冷凍した白子は解凍後は加熱して食べよう
- 白子は冷凍保存したらまずい?対処法は?
- 冷凍した白子はまずいと感じることがある
- 対処法①臭みを取る
- 対処法②唐揚げなどにする
- 冷凍した白子のおすすめレシピを紹介!
- ①たらの白子の天ぷら
- ②鮭の白子ガーリックバター醤油焼き
- ③フグの白子の塩焼き
- 白子は冷凍保存で長持ちする
白子は冷凍保存できる?
白子は、濃厚でクリーミーな味わいと食感が特徴的な食材です。魚介の精巣部分である白子は、魚1匹からとれる量も少なく希少部位と言われています。なるべく長期間、白子の鮮度を守って美味しく食べるために、冷凍保存することはできるのでしょうか。
白子は下処理をすれば冷凍保存できる
白子は適切に下処理をすることで、冷凍保存をしても美味しく食べられます。今回は、白子の下処理方法、冷凍や保存方法等について詳しく紹介していきます。白子の冷凍保存を活用すると、長く美味しく白子を食べることができるので、ぜひ参考にしてみてください。
白子を冷凍する際の下処理方法は?
白子は、どのように下処理をすれば美味しく冷凍できるのでしょうか。たら、鮭、フグそれぞれの白子の下処理方法について紹介します。
【たらの白子】を冷凍する際の下処理方法
たらの白子を下処理する方法は、以下の通りです。
1、流水で綺麗に洗う
2、筋を切り落とす
3、食べやすい大きさにカットする
4、ボールに氷水を用意し、少し酒を入れておく
5、鍋に湯を沸かし、さし水を加えて70℃~80℃の温度になるように調整する
6、白子1個につき30秒~40秒程湯通しする
7、氷水に入れてよく冷やす
ボールの氷水に少しの酒を入れると、白子が水っぽくなることを防げます。また、鍋の湯を沸騰から少しぬるくする理由は、白子に均一に火を通すためです。この下処理を終えると、白子はそのまま食べることができ、冷凍保存することも可能になります。
【鮭の白子】を冷凍する際の下処理方法
鮭の白子の下処理方法は、以下の通りです。
1、白子を塩もみして、しばらく置いておく
2、白子のぬめりを綺麗に洗い流す
3、鍋に湯を沸かして、白子を入れる
4、1分程度茹でる
5、冷水に入れる
6、血管を取り除く
白子の塩もみは、形が崩れないように優しく丁寧に作業してください。しばらく置いておくと、ぬめりや臭みが出てくるので、流水で綺麗に洗い流します。また鍋で湯通しする際は、茹ですぎると白子に火が通ってしまうので、表面が全体的に白くなったら冷水に移しましょう。
【フグの白子】を冷凍する際の下処理方法
フグの白子を下処理する方法は、以下の通りです。
1、薄い塩水で丁寧に洗い流す
2、筋や血管は、竹串等で取り除く
3、鍋に湯を沸かし、白子を入れる
4、冷水に入れる
フグの白子はつるんとした見た目をしていますが、形が崩れやすいので注意が必要です。鍋の湯は、白子を入れて再び沸騰した後は、火を止めて5分程度そのまま置いてください。火にかけたまま茹で続けると、白子が崩れる原因になってしまいます。
白子の下処理後の冷凍保存の方法は?
白子を下処理した後は、以下の手順で冷凍保存ができるので試してみてください。
1、下処理をした白子の水気をしっかり拭き取る
2、一口大に切り分ける
3、1つずつラップに包む
4、ジップロックに入れて、冷凍保存する
白子には水分が多く、ラップをしないと内部の水分が膨張して細胞が壊され、食感が悪くなってしまいます。下処理後に必ず、しっかりと水分を拭き取るようにしましょう。冷凍保存する際は、さらにジップロックに入れて空気に触れないように注意して保存してください。
冷凍した白子の賞味期限は?
冷凍した白子は、どれくらいの期間美味しく食べることができるのでしょうか。冷凍した白子の賞味期限と、食べてはいけない鮮度が落ちた白子の状態について説明します。
冷凍した白子の賞味期限は1ヶ月程度
自分で下処理をして冷凍した白子は、約1ヶ月程度美味しく食べることができると言われています。ただし、家庭の冷凍庫では開け閉めも多く冷凍焼けをすることもあるので、なるべく早く食べきるようにしましょう。
冷凍した白子の食べてはいけない状態
冷凍した白子を食べてはいけない状態は、以下の通りです。
・異臭がする
・薄いピンクや茶色、黒色等に変色する
・糸を引く
・粘りがある
・ぬめりが出る
・ハリや弾力がない
白子の鮮度が落ちると上記の状態になり、食中毒の可能性も出てくるので食べないように注意が必要です。白子は傷みやすい食材なので、購入後は新鮮なうちに下処理を終え、すぐに食べない場合は適切な方法ですみやかに冷凍保存をしましょう。
冷凍した白子の解凍方法は?
冷凍した白子を美味しく食べるために、解凍方法についても詳しく紹介します。常温、冷蔵庫、または加熱等様々な解凍方法がありますが、白子に適した解凍方法はどれでしょうか。
冷凍した白子は冷蔵庫で半日かけて解凍しよう
冷凍した白子は、冷蔵庫に移した状態で半日かけてゆっくり解凍する方法が適しています。白子は、急速に解凍することで細胞が破壊されて食感が悪くなります。ただし、常温では白子が傷んでしまう可能性があるので、冷蔵庫での解凍がおすすめです。
冷凍した白子は解凍後は加熱して食べよう
冷凍した白子を解凍した後は、必ず加熱してから食べるようにしましょう。適切に冷凍保存した白子の食中毒の可能性は低くなりますが、万が一に備えて加熱した方が安心です。生の白子を食べたい場合は、下処理をした後にすぐ食べるようにしてください。
白子は冷凍保存したらまずい?対処法は?
白子は、適切に冷凍保存をすると生の白子と変わらずに美味しく食べることができるのでしょうか。もし、まずくなってしまった場合の対処法はあるのか、詳しく紹介します。
冷凍した白子はまずいと感じることがある
冷凍した白子をまずいという人が感じる、具体的な味わいや食感の特徴は以下の通りです。
・クリーミー感がなくなり、ゴムのような食感
・水分がなくなる
・生臭い
冷凍した白子は水分が抜けてしまい、白子特有のクリーミーな食感が感じられなくなるという意見がありました。さらに白子は保存期間が長くなるほど生臭さが出てきてしまい、まずいと感じる人もいるようです。これらの対処方法について以下で説明するので、参考にしてみてください。
対処法①臭みを取る
冷凍した白子が生臭くなってしまった場合、調理の過程で生姜や醤油、酒や牛乳などに漬けることで臭みを取ることが可能です。下処理の段階で臭みを取ることも大切ですが、解凍後にさらに味付けをしっかりすることで、食べる時に臭みを感じにくくなります。
対処法②唐揚げなどにする
水分が抜けて食感が出てしまった冷凍白子は、唐揚げなどに調理をするとその食感をいかすことができます。唐揚げの他にも、天ぷらや塩焼き等で白子を加熱すると、美味しく食べられるのでおすすめです。
冷凍した白子のおすすめレシピを紹介!
ここでは、冷凍した白子を解凍した後に、美味しく食べられるおすすめのレシピを3点紹介します。
①たらの白子の天ぷら
白子は天ぷらにすることで、外側はさっくりと、中側はねっとりと濃厚な白子特有の食感を楽しむことができます。白子全体に片栗粉をまぶしてから、天ぷらの衣をくぐらせると美味しくなるので試してみてください。
②鮭の白子ガーリックバター醤油焼き
秋に旬を迎える鮭の白子を、ガーリックバター醤油でしっかり味付けしたレシピです。口コミでも、やみつきになる味わいと食感で人気があります。白子は焦げやすいので、火加減に気を付けて調理してください。
③フグの白子の塩焼き
フグの白子は冬に旬を迎え、高級料理の1つとも言われて親しまれています。今回のレシピでは、フグの白子の味わいを楽しめるように、調味料はシンプルです。焼きすぎると表面が固くなるので、様子を見ながら白子を加熱し、ふっくらとしたら完成です。
白子は冷凍保存で長持ちする
白子は冷凍保存を活用することで、鮮度を保って長く美味しく食べることができる食材です。今回紹介した下処理の方法や冷凍保存方法、レシピ等を参考に、ぜひ実際に白子を調理して食べてみてください。