鴨そばのレシピ!トッピングは?鶏肉で代用OK?プロ級のコツも紹介!
鴨そば(鴨蕎麦)のレシピを知っていますか?家庭でも美味しく作れるのでしょうか?今回は、鴨そばのレシピとより美味しく作るポイントを<基本レシピ・鶏肉で代用するレシピ>別に紹介します。鴨そばレシピに加えるおすすめトッピングやプロ級のレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- 鴨そばのレシピは?【基本】
- 材料
- 下準備
- 作り方・手順
- 鴨蕎麦の基本レシピをより美味しくするポイントは?
- ①肉の表面の水分を拭き取る
- ②鴨肉は低温でじっくり煮る
- ③ねぎをやわらかくなるまで焼く
- ④ねぎを斜めに切る
- ⑤出汁を自作する
- 鴨そばのレシピは?【鶏肉で代用】
- 材料
- 下準備
- 作り方・手順
- 鴨そばの鶏肉で代用するレシピのポイントは?
- ①鶏もも肉を使う
- ②鶏肉はそぎ切りする
- ③鶏肉は一度炒めてから煮る
- 鴨そばのレシピに加えるトッピングのおすすめは?
- ①七味唐辛子
- ②柚子胡椒
- ③温泉たまご
- 鴨そばの人気・プロ級レシピを紹介!
- ①本格的な味わいが楽しめる鴨そば
- ②フライパンで作れる鴨せいろ
- ③初めてでも簡単に作れる鴨そば
- 鴨そばの美味しいレシピを知ろう
鴨そばのレシピは?【基本】
鴨そばや鴨せいろは、そば屋の定番メニューで人気があります。家庭で作るには時間も手間もかかるイメージがありますが、今回は簡単に調理できる鴨そばのレシピを紹介します。鴨そばを美味しくするポイントも合わせて紹介するので、参考にしてください。
材料
まず、2人分の鴨そばの材料です。
・そば (乾麺):160g
・鴨肉:80g
・長ねぎまたは白ねぎ:30g
・ほうれん草:60g
・出汁:3カップ
・醤油:大さじ 1と2/3
・みりん:大さじ 1と2/3
・酒:大さじ 2
・わさび:小さじ1/2
・七味唐辛子:少々
このレシピの材料では乾麺を使用していますが、生そばや冷凍そばを使用して作っても構いません。鴨肉は、合鴨のむね肉を使用すると作りやすいでしょう。出汁は、だしパックを使用すると時間もかからず調理できて便利です。
下準備
鴨そばの下準備は以下の通りです。
・鴨肉の皮はそのまま残し、食べやすい大きさにそぎ切りにする
・長ねぎを3cm間隔の長さにカットし、表面を焼く
・ほうれん草を茹で、冷水にとり水気をしぼって4cm位にカットする
カットされた鴨肉がある場合は下準備の必要はありませんが、かたまり肉の場合は食べやすい大きさにそぎ切りをしておきます。厚く切ってしまうと火が通りにくくなるので、注意しましょう。長ねぎは3cm位の長さに切って焼き、盛り付け用のほうれん草も茹でておくことで、スムーズに鴨そばの調理ができます。
作り方・手順
作り方の手順です。
1.鍋にだし汁を温め、醤油、みりん、酒を加えひと煮立ちさせる
2.そばをたっぷりの湯で茹でる
3.そばが茹で上がったら水につけて冷まし、冷水で洗い水気をきる
4.熱湯に通してそばを温める
5.かけ汁の鍋に鴨肉、長ねぎを入れて煮る
6.うつわにそば、鴨肉、長ねぎを盛り付け、かけ汁をかける
7.ほうれん草、七味、わさびをのせて完成
鴨そばは、鴨肉をフライパンで焼いて作ることもできますが、今回はカットした鴨肉を煮て、汁に旨味をしみこませる作り方です。そばを茹でるときは、ぬめりをとるため冷水で洗ってください。冷水で洗うとそばが引き締まりコシがでます。再度熱湯で温めることで、かけ汁をかけたときに冷めにくくなります。
鴨蕎麦の基本レシピをより美味しくするポイントは?
基本の鴨そばのレシピを紹介しましたが、鴨そばを美味しくする調理方法は何でしょうか。以下でその調理ポイントを紹介します。
①肉の表面の水分を拭き取る
まず、鴨肉の下準備として、薄皮や脂などの不要な部分を丁寧に取り除きましょう。その後塩を振って数分おきます。肉から出た水分をキッチンペーパーなどでふき取ることで、肉の臭みをとることができます。
②鴨肉は低温でじっくり煮る
鴨肉は高温で調理すると固くなってしまうため、低温で煮るのがやわらかく仕上げるポイントです。だし汁を一度煮立たせた後に、鴨肉、焼いた長ねぎを加えて、中弱火で火が通るまで煮ます。
③ねぎをやわらかくなるまで焼く
ねぎはやわらかくなるまで焼くことで、旨味が凝縮され美味しくなります。焼くときにごま油を使うとより香ばしさが増します。フライパンで長ねぎを焼いて焦げ目がついたら裏返し、焼き色がつくまでしっかり焼きましょう。
④ねぎを斜めに切る
長ねぎは切る部位と切り方で味わいが違い、白い部分は甘味があり、緑の部分にいくにつれて辛味が増していきます。切り方は横に切ると辛味が出やすく、斜めに切るとやさしい甘味で、甘味と辛味のバランスが良くなります。
⑤出汁を自作する
出汁パックやめんつゆを使用すると時間も短縮できますが、出汁を自作するとより好みの味に近づけるでしょう。鍋に昆布と水を入れて火にかけ、煮立つ直前に昆布を取り出します。かつお節と酒、みりん、醤油を加えて煮立たせないようにします。出汁が出来たら、キッチンペーパーなどを敷いて濾すと完成です。
鴨そばのレシピは?【鶏肉で代用】
鴨肉が手に入らない時は、鶏肉で代用して作ることができます。ここでは、時間をかけずに作るおいしい鶏そばの作り方を紹介します。
材料
まず、鶏そばの1人分の材料です。
・蒸しそば:1袋
・鶏もも肉:100g
・長ねぎ:1/2本
・ごま油:小さじ1/2
・水:230cc
・めんつゆ4倍濃縮:大さじ2と1/2
・みりん:大さじ1/2
・七味唐辛子
時間がないときにすぐに作れる鶏そばの材料は、具は鶏もも肉と長ねぎだけで、そばは蒸しそばを利用します。調味料もめんつゆやみりんを使用し、小鍋ですべてできるので洗い物も少なくて済みます。
下準備
鶏そばの下準備は以下の通りです。
・長ねぎを斜め薄切りにカットする
・鶏肉を2cm角にカットする
鶏もも肉の余分な皮と脂をあらかじめ取り除いておき、食べやすい大きさにカットしましょう。長ねぎは斜め薄切りにカットしてください。好みで、三つ葉や柚子の皮などを用意しておくのもおすすめです。
作り方・手順
鶏そばの作り方の手順です。
1.小鍋にごま油を入れて熱し、鶏肉の皮目を下にして焼く
2.鶏肉に焼き色がついたら裏返し、長ねぎを加えて炒める
3.長ねぎに焼き色がついたら、水と調味料を加える
4.蒸しそばを加えて、ひと煮立ちさせる
5.器に盛り付け、七味唐辛子を加えて完成
鶏そばの作り方は簡単で、小鍋にごま油で鶏肉と長ねぎを良く焼き、水と調味料、蒸しそばを入れて煮込むと完成です。鶏肉の皮目を下にして中火で焼き、皮目がパリッとしたらひっくり返して長ねぎを入れてしっかり焼き目をつけましょう。具材の旨味があるので、そのまま水と調味料を加えて煮るだけで美味しい鶏そばが出来上がります。
鴨そばの鶏肉で代用するレシピのポイントは?
ここでは、鴨そばを鶏肉で代用する時の作り方のポイントを紹介します。基本的な作り方は鴨そばと似ていますが、肉の調理法や選び方を解説します。
①鶏もも肉を使う
鶏肉は、むね肉をで作ることもできますが固くなりやすいので、もも肉の方が向いています。もも肉はしっとりしていてパサつきもなく、皮に旨味があるので、そのまま使用して構いません。
②鶏肉はそぎ切りする
鶏肉は、包丁を斜めにして手前に引くようにしてそぎ切りにすることで、食感がやわらかくなります。ひと口大になるように厚さをそろえて切ることで、調味料もなじみやすく火の通りが均一になります。
③鶏肉は一度炒めてから煮る
先に鶏肉を焼いてそのまま煮込むことで、鶏の旨味がプラスされ、より美味しい鶏そばに仕上がります。鶏肉と長ねぎをごま油で香ばしく焼くことで、鶏の旨味が凝縮されたかけ汁が完成します。
鴨そばのレシピに加えるトッピングのおすすめは?
ここでは、鴨そばに合うトッピングのおすすめを紹介します。薬味の効果もあるので、鴨そばや鶏そばを作る時の参考にしてください。
①七味唐辛子
七味唐辛子は、そばに良く使われる薬味のひとつで、鴨そばの甘目の出汁に良く合います。七味唐辛子は唐辛子以外の香辛料も使われているので、マイルドな辛さが好みの人におすすめです。唐辛子は血行を良くし、消化吸収を高める作用もあります。
②柚子胡椒
柚子胡椒は、柚子の皮と唐辛子をすり潰し熟成させて作ります。熱を加えても風味が残るので、温かいそばの薬味に向いており、爽やかな柚子の香りと唐辛子の辛みが味わえます。柚子の皮を千切りにして、トッピングするのも香りがよくおすすめです。
③温泉たまご
卵とそばの相性も良く、たんぱく質もとれて栄養バランスも良くなります。温泉卵は、吸収率が良い食べ方で、体に負担をかけず栄養を吸収できます。疲労回復や胃腸が弱っているときには、温泉卵をそばにトッピングして食べると良いでしょう。
鴨そばの人気・プロ級レシピを紹介!
ここでは、鴨そばの人気レシピを紹介します。時間がないときに手軽に作れるものから、プロ級のレシピを紹介するので参考にしてください。
①本格的な味わいが楽しめる鴨そば
このレシピは、鴨肉に吉野葛をまぶすことで、肉がしっとりとやわらかく仕上がります。好みで七味や柚子胡椒を加えて食べると美味しさも増します。鴨肉とねぎと出汁があれば、作るのに時間もかからないので試してみてください。
②フライパンで作れる鴨せいろ
鴨を使ったそばには、温かいつゆに冷たいそばをつけて食べる鴨せいろがあります。鴨肉を焼いたフライパンでねぎを炒め、そのままそばつゆを入れてかけ汁を作るので時間が短縮できます。鴨肉と焼いたねぎの旨味が詰まって出汁が美味しく、年越しそばにおすすめです。
③初めてでも簡単に作れる鴨そば
このレシピは、作り方も簡単でだしの素を使って作ることができます。鴨肉が手に入らない時は、鶏もも肉で代用して調理してみましょう。三つ葉やかまぼこ、柚子の皮で彩りも良く、優しい味わいが楽しめます。
鴨そばの美味しいレシピを知ろう
濃いめの出汁に香ばしいねぎと鴨肉の旨味が味わえる鴨そばは、家庭でも手軽に作ることができます。鴨肉がない時は鶏もも肉で代用して調理もできるので、鴨そばや鶏そばを作って楽しみましょう。