パイナップルの冷凍方法！食べ方・日持ちは？アイスなどレシピ7選も紹介！

パイナップルは果実が松かさに似ており、リンゴのように甘いことからその名が付いたとも言われている南国のフルーツです。缶詰めやカットパインなどでも楽しめますが、生のパイナップルを冷凍する方法はあるのでしょうか。ここでは、パイナップルの冷凍方法や解凍の仕方などを紹介します。

パイナップルは冷凍保存ができるフルーツで、日持ちは1ヵ月程度です。冷凍庫内の他の食品の匂い移りや、冷凍焼けを防ぐために密封できる袋や容器に入れて保存しましょう。生のカットパインは、冷蔵庫で2～3日しか持たないので食べ切れない場合は冷凍保存することをおすすめします。

パイナップルは冷凍しても美味しいフルーツですが、冷凍するときのコツはあるのでしょうか。ここでは、パイナップルを冷凍する場合のコツを2つ紹介します。

パイナップルを冷凍する際は、厚みを均一にすると冷凍ムラを防ぐことができます。2～3cm幅のカットパイン状にすると解凍した際にそのまま食べやすく、他の料理にも使いやすいです。薄く切ると解凍中に旨味が水分と一緒に流れ出て、風味が落ちてしまうのでおすすめしません。

パイナップルを保存袋や容器で冷凍保存する前に、金属製のバットに並べて表面を一度凍らせるのがポイントです。表面を一度凍らせることで、カットパイン同士がくっついてしまうのを防ぐことができます。また、解凍時に果肉が崩れるのを防ぐこともできるので、旨味が流れ出にくいというメリットもあります。

パイナップルには、タンパク質を分解する酵素が含まれています。このパイナップルの果実に含まれる酵素は、冷凍すると失われてしまうのでしょうか。ここでは、パイナップルの酵素についてと冷凍した場合の甘さの変化を紹介します。

パイナップルの果実に多く含まれるブロメラインというタンパク質分解酵素は、冷凍しても失われません。冷凍することで酵素の働きは一時的に止まりますが、解凍すると再び働きはじめます。

果糖を多く含むパイナップルは、冷凍すると甘味が増します。また、冷凍することで栄養価も上がるため甘くて栄養価の高いフルーツが食べたい場合は冷凍してから食べるのがおすすめです。

ここからは、冷凍パイナップルの食べ方を7つ紹介します。業務用スーパーでは、そのまま食べられる冷凍パインと加熱用冷凍パインが購入できます。生のパイナップルを冷凍する手間を省きたい場合は、業務用スーパーの冷凍パインを活用してみてください。

トロピカルフルーツと相性のよいココナツミルクと冷凍パイナップルで、南国風のなめらかなアイスが作れます。牛乳を生クリームで代用すると、よりコクのあるアイスに仕上がります。パイナップルは、一口大に切ってから冷凍をしましょう。

冷凍パイナップルを使ったスムージーは、パインの繊維が残らないように半量ずつ攪拌するのと、牛乳を少しずつ加えるのがポイントです。パイナップルの甘さによって、オリゴ糖の量を調整します。

冷凍パイナップルとバナナ、冷凍ブルーベリーをヨーグルトに乗せるだけの簡単レシピです。業務用スーパーで様々な冷凍フルーツが購入できるので、好みのフルーツでアレンジするのもおすすめです。

冷凍パイナップルと一緒に煮ることで、短い時間でも手羽元が柔らかく仕上がります。業務用スーパーで売られている、加熱用の冷凍パイナップルを使うと手軽に作れます。水を使わずに煮るので味が濃く、ご飯との相性がよい一品です。

クラフティとは、カスタード生地にフルーツを入れて焼き上げるフランス菓子のことです。業務用スーパーの冷凍フルーツを使えば、手軽に美味しいクラフティを焼くことができます。焼く前に、生地を目の細かい網やザルで漉すとなめらかな食感に仕上がります。

業務用スーパーの冷凍フルーツを使えば、自宅でも簡単に美味しいフルーツティーが作れます。生のパイナップルを冷凍して使う場合は、一口大に切ってから冷凍します。レシピではダージリンティーを使用していますが、他の紅茶で作っても美味しいです。

冷凍パイナップルを使った、大人のためのデザートカクテルです。レシピでは輪切りのパイン缶を使用していますが、生のパイナップルを冷凍しても美味しく作れます。トロピカルな味わいで、トッピングのパインがアクセントになって美味しいです。

冷凍パイナップルは、スムージーやアイスなど様々な料理に使えます。パイナップルを冷凍する際は、果実のみをカットしてから冷凍するなど紹介したポイントやコツを参考にしてみてください。