バレンシアオレンジの特徴は?名前の由来や食べ方は?栄養や旬・産地なども紹介!
【野菜ソムリエ監修】バレンシアオレンジの特徴について知っていますか?今回は、「バレンシアオレンジ」の名前の由来や、ネーブルオレンジとの<旬・味・見た目>の違いに加えて、栄養や新鮮な選び方も紹介します。バレンシアオレンジの切り方や、食べ方・活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- バレンシアオレンジとは?
- 「バレンシアオレンジ」の名前の由来
- バレンシアオレンジの旬の時期・産地
- バレンシアオレンジの味わい・香りの特徴
- バレンシアオレンジとネーブルオレンジの違いは?
- ①旬の時期・産地の違い
- ②味わいの違い
- ③見た目の違い
- バレンシアオレンジの栄養は?効果・効能は?
- ①ビタミンC
- ②カリウム
- ③食物繊維
- バレンシアオレンジの選び方や保存方法は?
- 新鮮なバレンシアオレンジの選び方
- バレンシアオレンジの保存方法
- バレンシアオレンジの切り方は?
- バレンシアの切り方はくし切りがおすすめ
- そのまま食べられるカルチェ
- 見た目がきれいなフルーツカップ
- バレンシアオレンジの食べ方・活用レシピのおすすめ
- ①バレンシアオレンジの簡単ゼリー
- ②バレンシアオレンジの果実酒
- ③バレンシアオレンジのマーマレードジャム
- バレンシアオレンジを食べてみよう
バレンシアオレンジとは?
バレンシアオレンジは、通年手に入れることのできる身近なフルーツの一つです。爽やかな風味を楽しめるバレンシアオレンジの特徴について、詳しく紹介します。
「バレンシアオレンジ」の名前の由来
スペイン東部にバレンシア地方と呼ばれる地域があることから、スペイン発祥のオレンジだと思う人もいるようですが、バレンシアオレンジはアメリカのカリフォルニア州で作られた品種のオレンジです。
名前の由来は諸説ありますが、バレンシア地方で収穫される柑橘類に似ているから、といった説が有力です。品種開発に携わったスペイン出身の人物によって、バレンシアオレンジの名前が付けられたと考えられています。
阿部紗織
野菜ソムリエ
バレンシアオレンジはとても果汁が多くあり、甘く爽やかなジューシーさから別名スイートオレンジとも呼ばれています。
バレンシアオレンジの旬の時期・産地
バレンシアオレンジは、アメリカやオーストラリアで主に栽培・収穫されるオレンジです。アメリカ産は3月~7月、オーストラリア産は11月~2月の気温の高い時期に旬を迎えるため、一年を通して輸入され店頭に並んでいます。日本でも、数は少ないものの和歌山県で生産されていて、6月から8月が国産のバレンシアオレンジを味わうことのできる旬の時期です。
バレンシアオレンジの味わい・香りの特徴
バレンシアオレンジは甘みと酸味のバランスが良く、果汁も豊富でジュースの材料としても使われています。バレンシアオレンジの皮にはほろ苦さもあり、皮を甘く煮たあと乾燥させたオレンジピールも人気の高いお菓子です。また、爽やかな香りは、アロマオイルの原料としても活用されています。
Twitterの口コミ
すうです🐖
オレンジでビタミン摂取🍊✨
アメリカ産の #バレンシアオレンジ は今が旬だそうで、とても甘くて美味しくてビックリしました!😊#フルーツ #オレンジ
Twitterの口コミ
で、🍑は買えなかったからコチラ買ってきた
#バレンシアオレンジ🍊
青い方が甘みと酸味が混ざって美味しい
うちの地元くらいだろうな、これ剥いて普通にオレンジみたいに食べるの😅
5個250円です
真夏になるとたまに詰め放題15個くらいで500円になるからそれ買うの😊✌️
今年は箱買いできるかな?
阿部紗織
野菜ソムリエ
爽やかな甘さとほろ苦さが美味しいオレンジピールは自宅でも簡単に作れるお菓子です。チョコレートとの相性が抜群です。自分好みの甘さで作ってみるのも楽しいと思います。
バレンシアオレンジとネーブルオレンジの違いは?
バレンシアオレンジの他にも、ネーブルオレンジといった種類もありますが、この2つのオレンジはどんな違いがあるのでしょうか。味わいや、見た目などの違いについて解説します。
①旬の時期・産地の違い
バレンシアオレンジは前述の通り、暑い時期に収穫されるオレンジですが、ネーブルオレンジは11~3月の寒い時期に旬を迎えることが大きな違いです。また、バレンシアオレンジはほぼ輸入に頼っていることに対し、ネーブルオレンジはアメリカ・オーストラリアの他にも日本国内で多く栽培されていることが特徴的です。
国産のネーブルオレンジの主な産地は、国産のバレンシアオレンジの収穫が出来る和歌山県の他、広島県・愛媛県・静岡県が挙げられます。
②味わいの違い
ネーブルオレンジの味わいは、バレンシアオレンジに比べ甘味が強く、房の薄皮が柔らかいため生食に向くとされています。しかし、ネーブルオレンジは果汁の劣化が早く、絞ってから時間が経つと苦味が出るため、ジュースなどの加工品には適しません。
その点バレンシアオレンジは加熱に強く果汁の劣化もしにくいとされているため、ジュースやお菓子作り、肉料理のソースなどに活用することが可能です。