回鍋肉の肉の種類は何肉?部位は?下ごしらえで茹でる理由も紹介!
回鍋肉の肉の種類は何肉がおすすめなのでしょうか?また、回鍋肉をより美味しく食べるために、どのような下ごしらえが必要でしょうか。今回は、回鍋肉の肉の種類・部位や、下ごしらえ方法を紹介します。回鍋肉の肉の代わりになる食材も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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回鍋肉の肉の種類は何肉がおすすめ?
回鍋肉の読み方はホイコーローで、中華料理の中でも人気が高い一品です。回鍋肉は名前にある通り肉を使いますが、どのような種類・部位が合うのでしょうか。今回は美味しい回鍋肉に欠かせない肉の選び方や、臭みを感じない上手な下ごしらえ方法を解説します。
回鍋肉の肉は豚肉が一般的
鶏や牛などさまざまな肉が販売されていますが、回鍋肉には豚肉を使用するのが一般的です。回鍋肉は、中国の祭りの際に奉納される料理からはじまった、という説があります。祭りの時に神々に捧げた茹で豚肉を、再び調理したことから「回鍋肉」(再び鍋に戻す)という名前が付けられました。
回鍋肉を牛肉で作ることも可能
回鍋肉の肉は豚肉以外に、牛肉などを使用することがあります。部位によりますが、豚肉は脂身が多く柔らかく風味豊かなのが特徴です。回鍋肉に使用すると、脂身が溶け出しコクのある味わいを楽しめます。一方、牛肉は豚肉よりも脂身が控えめなので、回鍋肉にした時はより強く肉の旨みを感じることができます。
回鍋肉の肉におすすめの部位は?
ここでは、回鍋肉におすすめの肉の種類と部位を紹介します。味わいの特徴もそれぞれ解説するので、好みの肉を選ぶ参考にしてください。
①豚バラ肉
豚バラ肉は豚の腹部から取られる部位で、以下のような特徴があります。
・脂身が豊富
・肉質が柔らかく、風味がある
回鍋肉を作る際、最も使われるのが豚バラ肉です。豚バラ肉は「三枚肉」とも呼ばれ、赤身と脂身が重なり合っています。他の部位より脂身が多めで、柔らかくジューシーな肉質です。豚バラ肉で回鍋肉を作ると、脂身のコクが野菜に絡み食べ応えがあります。
カトリーヌさん
@qIpk3uUUTtLpego
おかわりしたくなるのは回鍋肉です!
豆板醤の辛味、甜麺醤の甘辛さ、豚バラ肉の旨味とキャベツやピーマンのシャキッとした食感がマッチして奏でる美味しさのハーモニーでご飯が止まらなくなります!
ご飯にぴったりです!
②豚肩ロース
豚肩ロースは豚の肩部分にある部位で、少し赤身が多い特徴があります。
・赤身が多めで、しっかりとした肉質を味わえる
・豚バラ肉に比べて脂身が控えめでヘルシー
豚肩ロースもバラ肉と同様、回鍋肉におすすめの部位です。豚バラ肉より赤身が多いので、肉本来の濃厚な味わいを楽しめます。回鍋肉に使うと、しっかりとした肉質と食感で食べ応えがあります。脂身が苦手な人や、少しヘルシーに回鍋肉を食べたい人におすすめです。
勇者ガジュの談話室
@MH4G59601779
今夜は豚肩ロースの回鍋肉とS&Bの町中華、やみつき旨ニラの素を使ってみました🎵なかなかお勧めですよ🎵p(^-^)q
③豚もも肉
豚もも肉は筋肉の多い赤身の部位で、以下のような味わいです。
・脂身が少なく、さっぱりとしている
・肉質はきめ細やかく、柔らかい
豚もも肉は他の部位と比べ、ヘルシーな部位です。しっかりとした肉質で食べごたえがありつつも、さっぱりとした味わいを楽しむことができます。回鍋肉を食べたいけど、脂っぽさを控えたい人におすすめです。
りりまる
@Peony_Rose0512
ごはん 160g
春菊の豆腐あえ
回鍋肉
ツナレタス
回鍋肉は豚もも。赤身だから安心☺️💕
調理油と調味料も少量だから低脂質🫶
ツナもノンオイル🐟
昼の糖質が高めだったけど夕食で減らして調整しなかった👏👏
④牛肩肉
牛肩肉で作る回鍋肉は、以下のような特徴があります。
・牛肉ならではの食感と深い味わい
・肉質はやや硬め
牛肩肉は、しっかりとした食感と深い味わいが特徴の部位です。豚肉とは違う独特の風味が、回鍋肉に独自の深い味わいを加えます。ただ、牛肩肉はやや食感が硬めなので、柔らかな食感が好みの人は肩ロースがおすすめです。
Mii@Odin
@Mii_Odin
昨日買った国産牛細切れはキャベツと炒めて回鍋肉風にアレンジ
細切れは多分肩肉かな
ちょっと固め
しかし味はヨシ
牛肉国産と輸入で何が一番違うといえば基本は香りかな
餌の違いなのかもしれんが輸入牛は臭みが強く
国産牛はあまりきつい匂いがしない
回鍋肉の肉を美味しくする下ごしらえは?
肉は正しく下ごしらえすると、臭みのない回鍋肉を味わえます。ここでは、回鍋肉を一層美味しく味わうために欠かせない、正しい下ごしらえ方法を紹介します。
①下茹でして余分な脂身を落とす
回鍋肉の作り方を見ると、下茹での工程があるレシピを見かけます。肉を茹でる理由は、余分の脂を落とすことと臭みをとることです。脂身が多い肉を使う時は特に、事前に下茹でをすると脂っぽくなりすぎるのを防げます。
②片栗粉をまぶして肉を柔らかくする
肉を柔らかく仕上げるために、片栗粉を全体にまぶす方法もおすすめです。片栗粉には、肉の水分をコーティングし逃さない働きがあります。そのため調理で焼いても肉がパサつきにくく、しっとりジューシーな回鍋肉になります。
肉に片栗粉をまぶす時は、全体に均一にまぶすことが重要です。下味をつけた肉に片栗粉をまぶす場合、粉がダマになることがあります。そのため調味料が肉にしっかりと吸収されてから、片栗粉をつけるようにしましょう。
回鍋肉は肉なしでもOK?代わりになる食材は?
回鍋肉を食べたいけど、肉が苦手な人や臭みが気になる人もいます。ここでは、回鍋肉を肉なしで作りたい人におすすめの、代用食材を3つ紹介します。
①卵
ふんわり卵を入れた回鍋肉は、豆板醤の刺激が和らぎ優しい味わいです。卵で代用すると彩り華やかで、おもてなし料理にも適しています。肉のように下ごしらえをしなくてもいいので、忙しい時にもおすすめの一品です。
②車麩
肉の代わりにお麩を使うと、臭みのないヘルシーな回鍋肉を味わえます。お麩を戻した後は、水っぽくならないようしっかり水気を切りましょう。普通のお麩でも作れますが、車麩を使うと弾力があり、食べ応えが出るのでおすすめです。
③お揚げ
回鍋肉の肉の代わりに、ジューシーな油揚げを使うのもおすすめです。油揚げにしっかりと焼き目をつけると、香ばしい香りが加わり美味しさが増します。厚揚げにすると、さらに食べ応えが加わり満足感が高まります。
回鍋肉の肉にこだわったおすすめレシピ3選!
好みの肉を選んだら、美味しい回鍋肉を作ってみましょう。ここでは、肉にこだわった回鍋肉の人気レシピを紹介します。
①豚バラ肉で本格回鍋肉
王道の豚バラ肉を使った、本格的な回鍋肉を作ってみましょう。肉に片栗粉をまぶすことで余計な水分が出ず、ジューシーに仕上がります。肉の臭みが気になる人は、一度下茹でするのがおすすめです。
②豚ロース肉の回鍋肉
こちらは豚肩ロースを使った、回鍋肉のレシピです。調理の際は強火で手早く炒め合わると、ピーマンやキャベツなど野菜の歯ごたえと豚ロース肉の食べ応えある食感の両方が楽しめます。
③牛肉の回鍋肉
こだわりの回鍋肉を味わいたい人におすすめの、牛肉で作るレシピです。肉に片栗粉をまぶし旨みを閉じ込めたら、ラードでコクを出します。甜麺醤やオイスターソースの香りも合わさり、納得の美味しさです。
回鍋肉の肉にこだわって美味しく作ろう
回鍋肉の肉といえば豚バラ肉が定番ですが、別の種類や部位で作ると違った美味しさに出合えます。また、肉が苦手で回鍋肉が食べられなかった人でも、車麩やお揚げなどで代用することが可能です。今回の記事を参考に、ぜひ自分の好みの回鍋肉を見つけてみてください。