ホタルイカの天ぷらのレシピは？爆発を防ぐには？下処理やアレンジも紹介！

春の短い季節に旬となるホタルイカは、天ぷらが人気でレシピもいくつか紹介されています。しかし、サイズが小さく下処理が面倒に感じ、揚げている間に爆発するのではないかといった心配もあるかも知れません。ここではホタルイカの天ぷらのした処理や作り方のほか、レシピについても紹介するので参考にしてください。

ホタルイカの天ぷらのレシピは、少しのポイントを抑えることで、より美味しく食べられます。材料も少なくて済み、ホタルイカは火の通りも早いため、手早くお酒のおつまみを作りたいときにもおすすめです。ここでは、ホタルイカの天ぷらの作り方を紹介します。

ホタルイカに限らずイカの天ぷらは爆発しやすく、作った後の片付けが大変になります。ホタルイカは小さくて爆発すると食べる所も少なくなってしまうので、できる限り爆発しないような工夫をしましょう。ここでは、ホタルイカの天ぷらの爆発を防ぐコツを紹介します。

ホタルイカの天ぷらは、必ず水気を拭くようにしてください。水気がついたまま油に入れるとはねて爆発するほか、べちゃっとした仕上がりになってしまいます。余分な水気を抜くことで、サクッとした食感に仕上がります。また、塩をかけることで浸透圧により余分な水分が抜けて、揚げた時に油跳ねを防ぐことができるので試してみましょう。

ホタルイカの天ぷらを作るときは、フォークで穴をあけると爆発しにくくなります。イカには表と裏に薄い皮が張っており、揚げた時に身の水分が抜けて縮むことで、皮の内側に空気が溜まり続けます。空気により皮が膨張し続け飽和状態になった時に爆発するため、穴をあけると空気の通り道ができて爆発を防ぐことが可能です。

ホタルイカの天ぷらを作るときは、先に小麦粉や天ぷらをまぶしておくのがおすすめです。まぶした衣が水分を吸い、爆発を防いでくれます。また、衣がはげるのを防ぐこともできるので、ひと手間かけることで美味しく作れます。

ホタルイカを天ぷらにするときは、油を高温にしないように注意してください。温度を急激に上げることで、中の水分が水蒸気になり、皮が膨張して爆発する原因になります。こげる原因にもなるので、170度程度を目安に揚げ始めるのがよいでしょう。

ホタルイカがたくさん手に入った時には、普通の天ぷらだけでなく、アレンジして食べるのもおすすめです。ここではホタルイカの天ぷらの、アレンジレシピを紹介します。材料も簡単なものが多いため、作ってみてください。

シジミご飯をおにぎりにして、ホタルイカの天ぷらを乗せた天ぷらは、うまみをたっぷりと感じられる一品です。シジミご飯はなくても作れますが、春の魚介類の美味しさを堪能できる食事になるでしょう。

天ぷらアレンジの定番と言える磯部揚げは、ホタルイカとも好相性です。風味もよく、より美味しくホタルイカが食べられるおすすめのアレンジ方法で、衣に青さのりを入れるだけでプロの味わいが楽しめます。

衣にカレー粉を加えて作るフリッターは、ホタルイカを食べない子供にも人気のようです。和風の印象が強いホタルイカですが、スパイシーさを加えることで、ビールや酎ハイなどの炭酸系のお酒との相性も良くなります。

ホタルイカは天ぷらだけでなく、美味しいレシピがたくさんあります。お酒のおつまみとして使われることの多いホタルイカですが、レパートリーを増やすことで飲みたいお酒に合わせやすくなるでしょう。ここでは、ホタルイカを使った天ぷら以外のレシピを紹介します。

ホタルイカを小麦粉と片栗粉の衣で上げる唐揚げは、子供にも人気のようです。水溶きが不要のため、天ぷらの衣よりも簡単に作れるのがメリットで、香ばしさと旨みを感じられます。塩胡椒は下味だけでなく、水分を出す役割もあるので忘れずに行ってください。

かき揚げというと玉ねぎと人参、ゴボウを材料として作るのが基本ですが、こちらはホタルイカのほかにアスパラが加わっています。春の食材の美味しさを存分に感じられ、食感もよく旨みも感じられるので、塩でシンプルに食べるのもよいでしょう。

居酒屋でも人気のホタルイカの沖漬けは、自宅でも簡単に作ることができます。生のホタルイカは旬の短い間にしか手に入らないため、沖漬けを作りたいなら見かけた時には逃すことなく購入してください。

ホタルイカは購入してもレシピが分からず、酢味噌で食べる人が多いようですが、天ぷらにしても美味しいです。一見手間のかかる天ぷらは、爆発しない方法や下処理を覚えれば簡単に作れるため、ぜひ挑戦してみてください。