生姜の砂糖漬けの簡単レシピ・作り方は?材料・下ごしらえや保存方法を紹介!
生姜の砂糖漬けの簡単レシピ・作り方を知っていますか?今回は、生姜の砂糖漬けの<材料・下ごしらえ・・作り方>をポイントとともに紹介します。美味しい生姜の砂糖漬けのアレンジレシピや保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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生姜の砂糖漬けの簡単レシピ・作り方を紹介!
生姜は暑い季節には夏バテ対策、寒い冬には体を芯から温めてくれる優秀な食材です。今回は、お茶うけにおすすめの生姜の砂糖漬けの作り方を紹介します。生姜が苦手な人でも食べやすい下ごしらえ法も紹介するので、ぜひご参考にしてみてください。
生姜の砂糖漬けの材料は?選び方は?
生姜にはひね生姜と新生姜がありますが、砂糖漬けにするならどちらが良いのでしょうか。ここでは、おすすめの生姜と砂糖の種類について解説します。
①生姜:新生姜がおすすめ
生姜にはひね生姜などいくつか種類ありますが、砂糖漬けには新生姜を使いましょう。新生姜は、繊維や辛味が少なく水分が多いので、砂糖漬けにしたときに美味しく仕上がります。
春に植えて夏に収穫するものを新生姜、秋まで育ててさらに数ヶ月熟成させたものをひね生姜といいます。ひね生姜は保存が効きますが、繊維質で辛味が強いのが特徴です。ひね生姜でも砂糖漬けは作れますが、辛味を感じるためしっかりと下ごしらえを行いましょう。
②砂糖:グラニュー糖がおすすめ
砂糖にもさまざまな種類がありますが、グラニュー糖が適しています。グラニュー糖は甘さにクセがなく、さらりとしています。お菓子作りに一般的な上白糖はグラニュー糖よりも甘く、ややしっとりとした手触りです。グラニュー糖を使うなら、生姜の風味や刺激を活かすことができます。さらに表面にまぶしたグラニュー糖の粒が、楽しい食感を生み出します。
生姜の砂糖漬けの下ごしらえの方法は?
美味しい生姜の砂糖漬けを作るためには、下ごしらえは欠かせません。ここでは、生姜の砂糖漬けの上手な下ごしらえの方法を紹介します。
手順①生姜を切る
生姜は凸凹としているので、流水でよく洗いましょう。凹みの汚れが落ちない場合は、洗いやすいよう凸部分を切ると隅々まで洗えます。その際に汚れている箇所があれば、スプーンなどを使ってこそぎ落としてください。
生姜の皮を剥く作り方もありますが、皮にも栄養が豊富に含まれているため、そのまま調理するのがおすすめです。生姜は、包丁を使って2〜3ミリ程度に薄切りにします。その際、生姜の繊維の方向を確かめ、逆らわないように切りましょう。繊維に沿って切ると、断面が滑らかになり歯触りよく仕上がります。
手順②水にさらして下茹でする
大きめのボウルに水を張り、生姜を30分〜1時間ほど水にさらしザルにあげます。生姜にはアクやエグミがあるので、水にさらすことで抜くことができます。次に鍋に水と生姜を入れて火にかけ、沸騰してから5分ほど煮込み下茹でしましょう。
下茹では1〜3回行いますが、新生姜を使う場合は辛味が少ないので1回でも十分です。しかし生姜の辛味が苦手な人は、多めに茹でこぼしをしてください。生姜を茹でたお湯にも生姜の成分や香りが出ているので、生姜湯として楽しむこともできます。
下ごしらえは手間がかかるように思いますが、しっかりと辛味を和らげておくと砂糖とよく馴染み、美味しい砂糖漬けを味わえます。
生姜の砂糖漬けの作り方は?ポイントは?
下ごしらえが終わったら、次は実際に調理を行います。生姜を砂糖で煮る際に注意したいポイントも紹介するので、チェックしてみてください。
①生姜と砂糖を加熱する
材料をフライパンに入れ、火にかけ時々ヘラでかき混ぜます。生姜から出た水分が飛び、砂糖が煮詰まるまでしっかりと加熱してください。ヘラで混ぜた時に、フライパンの底が見えるくらいになったら火を止めます。
②グラニュー糖を混ぜる
生姜の表面がまだしっとりとしている状態で、グラニュー糖を全体にまぶします。その後すぐにクッキングシートの上に出し、生姜同士がくっついたり重ならないように間隔をあけて広げます。グラニュー糖をまぶす際、手早く行わないと固まってしまうので注意しましょう。
③乾燥させる
生姜を並べたクッキングシートを、風が通る場所に置き乾燥させます。乾燥時間は時期にもよりますが、2時間〜2日程度が目安です。グラニュー糖が取れてしまわないよう、表面が乾燥するまでは生姜に触らないようにします。冷蔵庫に入れて乾燥させるやり方や、オーブンで低温で乾かす方法もあります。
生姜の砂糖漬けの保存方法・保存期間は?
生姜の砂糖漬けができたら、上手に保存して美味しく食べ切りましょう。ここでは、生姜の砂糖漬けの保存方法と保存期間の目安を解説します。
①冷蔵庫で2〜3週間程度
生姜は砂糖漬けにすると、内部の水分が抜け長期保存できるようになります。清潔な容器やジッパー付きの袋に入れ、冷蔵庫で2〜3週間ほど保存可能です。一食分ずつに分けて保存したり、袋なら空気を抜いておくと劣化を防ぐことができます。
②冷凍庫で2〜3ヶ月程度
生姜の砂糖漬けは、冷凍庫で保存することも可能です。冷凍保存の場合は、2〜3ヶ月を目安に食べ切るようにしましょう。砂糖でまぶしてあるので、冷凍庫に入れても凍らずそのまま食べることができます。ただし、期間内であっても保存状態によっては傷むこともあるので、変質しているようなら食べないようにしてください。
生姜の砂糖漬けのアレンジレシピ3選!
ここからは、生姜の砂糖漬けのアレンジレシピを紹介します。カリカリ食感を楽しめるレシピや生姜シロップも同時に作ることができるものなど、ぜひ参考にしてください。
①レンジで乾燥 生姜の砂糖漬け
こちらのレシピでは、生姜をレンジで乾燥させてから砂糖漬けにしています。生姜を事前に乾燥させることで、砂糖がしっかりと内部に染み込みます。レンジは乾燥にムラができやすいので、内部を確認しながら調理してください。
②カリカリ食感の生姜の砂糖漬け
こちらは、カリカリとした食感が楽しめる砂糖漬けの作り方です。材料をすべて鍋に入れ、水分が飛び結晶化するまで火にかけます。レシピでは2ミリの厚さで作っていますが、スライサーなどで薄く切るとより軽い食感になります。
③生姜の砂糖漬けとジンジャーシロップ
生姜の砂糖漬けと、シロップを同時に作るレシピです。材料を小鍋に入れ生姜が柔らかくなるまで煮込んだら、煮汁と生姜を分けます。生姜はグラニュー糖を加えてさらに煮詰め、乾燥させたら完成です。シロップは炭酸で割ると、自家製ジンジャーエールを楽しめます。
生姜の砂糖漬けを美味しく食べよう
体を温め免疫力を高める生姜は、砂糖漬けにすればいつでも手軽に食べることができます。また生姜はあまり日持ちはしませんが、砂糖で漬けると保存が効くので大量に入手した時におすすめです。生姜を手に入れた際は、ぜひ砂糖漬けにして楽しんでみてください。