福神漬けの名前の由来は?七福神?カレーの付け合わせになった歴史も紹介!
福神漬けの名前の由来を知っていますか?実は諸説あります。今回は、福神漬けの名前の由来を、七福神との関係性や誕生の歴史とともに紹介します。福神漬けがカレーの付け合わせに使われる理由や、作り方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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福神漬けの名前の由来とは?なぜ「福神」?
福神漬けは、らっきょうなどと共にカレーライスには欠かせない漬物の一つです。福神漬けは、そもそもなぜ福神漬けと呼ばれるようになったのでしょうか。ここでは、福神漬けの由来について3つの説を紹介していきます。
説①使っている野菜の種類
福神漬けの名前は、一説には以下のような野菜を使っていることが由来になったと言われています。
・大根
・茄子
・蓮根
・しその実
・瓜
・かぶ
・鉈豆
福神漬けは、上記のような7種類の野菜を細かく刻み醤油や砂糖などで漬けて作られる漬物です。7種類の野菜を使っていることから七福神になぞらえて福神漬けと呼ばれるようになったとも言われています。ただし、福神漬けは上記の野菜が必ず使われているわけではなく、たけのこや生姜など他の野菜を使っても作ることができます。
(*福神漬けの材料について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
説②弁財天
福神漬けの名前は、七福神の1人である弁財天に由来するとも言われています。福神漬けを最初に販売した店が東京の上野にある不忍池の近くにあったことから、不忍池に祀られている七福神の弁財天に因んで福神漬けと付けられた説もあるようです。
説③おかずが要らずお金が貯まることから
福神漬けは味がしっかりしているので、福神漬けがあれば他のおかずがなくてもご飯を食べます。そのためおかずが要らずお金が貯まることで、家に七福神の神様がやってきたかのような幸福な気持ちになることから福神漬けと名付けられたとする説もあります。
福神漬けの誕生の歴史とは?
福神漬けの名前の由来には諸説あると分かりましたが、福神漬けはどのようにして誕生したのでしょうか。ここでは、福神漬けが誕生した歴史を紹介していきます。
上野の漬物屋「山田屋」が生みの親とされる
福神漬けは、明治時代に東京都上野にある漬物屋「山田屋」が販売したことが始まりと言われています。当時「山田屋」の店主であった野田清右衛門が、10年もの月日をかけて福神漬けを開発したとされています。明治時代は漬物といえば塩漬けが主流でしたが、野田清右衛門が醤油漬けの漬物を開発し有名になりました。
福神漬けがカレーに使われるようになった理由は?
福神漬けは、今ではカレーの付け合わせの定番になっていますが、なぜ福神漬けがカレーに使われるようになったのでしょうか。ここからは、福神漬けがカレーに使われるようになった理由を紹介していきます。