ぬか漬けが酸っぱい原因は?腐敗?食べれる?対処方法やリメイクレシピを紹介!
ぬか漬けがすっぱくなる原因を知っていますか?すっぱくなってしまったぬか漬けは腐った証拠でしょうか?今回は、ぬか漬けがすっぱい原因や対処法を紹介します。また、ぬか漬けの酸っぱい際のリメイクレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
ぬか漬けがすっぱい原因は?
時間をかけて作ったぬか漬けが思っていた味とは違い、酸味が強くなってしまうことがあります。ここでは、なぜぬか漬けがすっぱくなってしまうのか原因を解説します。
①ぬか床の温度が高すぎる
ぬか床が適温とされる20度から25度を超えてしまうと、ぬか床の乳酸菌が異常発酵を起こし酸を出すためぬか漬けがすっぱくなってしまいます。酸味を避けるためには温度の低い場所もしくは冷蔵庫に保存するのがおすすめです。
②ぬか床の塩分が足りない
野菜はぬか床に漬かっているとき水分を外に出し塩分を吸収して、ぬか床全体の塩分の濃度が低くなります。塩分の濃度が低くなると乳酸菌が活発になりぬか漬けの酸味が強くなるので、塩分が足りなくならなように気をつける必要があります。
(*ぬか漬けの塩分について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③ぬか床の水分過多
ぬか床に漬かっている野菜から出る水分などが原因で、ぬか床の水分量が多すぎてしまう場合があります。この状況は、ぬか床が過剰発酵し結果的にぬか漬けをすっぱくしてしまう原因です。ぬか床の表面に水分が多いと感じたら水分過多なのでその水分を取りましょう。ぬか床の隅を凹ませておくとその部分に水がたまり、傾けるだけで水を取ることができます。
④ぬか床をかき混ぜていない
空気に弱い乳酸菌はぬか床がかき混ぜられていない、空気に触れない状態によって繁殖が加速します。表面だけでなく全体に空気を送り込むようにかき混ぜることにより乳酸菌が活発になりすぎない様、繁殖を抑制しましょう。
ぬか漬けがすっぱい場合でも食べられる?
野菜がすっぱいもしくは野菜からすっぱい匂いがすると、腐敗が始まっていると感じることがあります。ぬか漬けの酸味が強い時、それは腐敗が始まっていて食べることが危険な兆候でしょうか。
腐っている訳ではないから食べられる
ぬか漬けは発酵食品なので発酵してすっぱくなるのは正常なことであり、すっぱくなる原因は乳酸菌が多く繁殖していることなので腐っているわけではありません。乳酸菌が多いので体にとってはむしろ健康的です。実際に腐っている場合は以下の状態が見られます。
・野菜が溶けている
・野菜の表面に滑りがある
・カビが発生している
・腐敗臭がする
・舌に刺激を感じる、苦い
ぬか漬けが腐っている場合はただ酸味が強いわけではなく、腐敗臭や苦みなどの別の特徴があります。ここに挙げられている特徴がみられる場合はすぐに処分することをおすすめします。
ぬか漬けがすっぱくならない対処法は?
酸味が強すぎて美味しくない場合、処分して最初からやり直す以外にすっぱさを取る方法はないでしょうか。ぬか漬けがすっぱくならないための方法を紹介します。