ぬか漬けが酸っぱい原因は?腐敗?食べれる?対処方法やリメイクレシピを紹介!
ぬか漬けがすっぱくなる原因を知っていますか?すっぱくなってしまったぬか漬けは腐った証拠でしょうか?今回は、ぬか漬けがすっぱい原因や対処法を紹介します。また、ぬか漬けの酸っぱい際のリメイクレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
①重曹を加える
ぬか漬けがすっぱい原因はぬか床が乳酸菌の増殖によって酸性になっているためで、弱アルカリ性の料理用の重曹を入れることで中和できます。量にもよりますが大抵は小さじ一杯を目安にし、さらに加える際は少しづつ味見をしながら足しましょう。
②からし粉や唐辛子を加える
からし粉や唐辛子には乳酸菌の増殖を抑制する効果があるので、少量を加えることにより酸味を抑えることができます。からし粉や唐辛子を加えた後は野菜を別にした状態で1日2回かき混ぜ2~3日ぬか床を休ませましょう。
③ビールを加える
直接的に酸味を抑制するわけではありませんが、アルコールを加えることによって風味がよくなりぬか漬けのすっぱさを緩和できます。ビールを加えた後にぬか床が柔らかくなる場合はぬかと塩分を補充してください。
④塩を加える
塩を加えることによって野菜から出る水分で下がった塩分濃度をもとに戻すことができます。塩分濃度を保つことによって乳酸菌の活発化を抑制し、ぬか漬けのすっぱさをおさえます。塩を加える時にもビールの時と同様に野菜をすべて出し2日から3日の期間ぬか床を休ませることも大切です。その際の加える塩分量の目安はぬか全体の重さの15パーセントです。
⑤漬ける時間を短くする
好みにもよりますが、浅漬けが好きな方であれば漬ける時間を短くするのは手軽な方法の一つです。漬かっている時間が短いのでぬか床独特の塩気やかおりを楽しみにくくなりますが、熟成されてるぬか床であれば3時間ほどでキュウリは漬かります。自分の一番おいしいと感じられる時間を見つけましょう。
⑥ぬかを足す
ぬか漬けがすっぱい原因はぬか床の乳酸菌の密度が高いからなので、ぬかを足すことで乳酸菌の密度を下げ酸味の原因を解消できます。ぬかを足すときは同時に塩も加えて塩分濃度を下げないようにしましょう。
ぬか漬けのすっぱい際のリメイクレシピ
すっぱすぎて食べづらいぬか漬けでも、料理に加える事で美味しくなります。酸味が強くなってしまったぬか漬けのリメイクレシピをいくつか紹介します。
①マカロニサラダ
マカロニサラダにすっぱくなってしまったぬか漬けを加えることでコクのある一品になります。ぬか漬けに塩分があるため味付けの際は塩加減に注意が必要です。