きしめんの具材・トッピング22選!定番〜変わり種やレシピも紹介!
きしめんの具材・トッピングには何があるのでしょうか?今回は、きしめんの具材・トッピングを〈定番&人気・変わり種〉に分けて紹介します。きしめんの〈具なし・味噌煮込み〉などアレンジレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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- きしめんの具材・トッピングは何がある?
- きしめんの具材のおすすめ5選【定番・人気】
- ①ほうれん草
- ②かまぼこ・なると
- ③油揚げ
- ④ネギ
- ⑤花かつお(かつお節)
- きしめんの具材のおすすめ5選【変わり種・野菜系】
- ①きのこ類
- ②かぼちゃ
- ③もやし
- ④キムチ
- ⑤とろろ
- きしめんの具材のおすすめ5選【変わり種・肉系】
- ①鶏肉
- ②豚バラ肉
- ③肉味噌
- ④牛肉
- ⑤鴨肉
- きしめんの具材のおすすめ5選【変わり種・海鮮系】
- ①海老天
- ②あさり
- ③海苔
- ④わかめ
- ⑤シーチキン
- きしめんの具材のおすすめ2選【変わり種・その他】
- ①たまご
- ②かき揚げ
- きしめんのアレンジレシピ8選!
- ①名古屋風きしめん
- ②味噌煮込みきしめん
- ③豚バラ肉とにんにく入りきしめん
- ④具だくさんほうとう風きしめん
- ⑤冷たい具なしきしめん
- ⑥肉汁つけきしめん
- ⑦手作りつゆで作るきしめん
- ⑧カルボナーラ風きしめん
- きしめんの具材のバリエーションを増やそう
きしめんの具材・トッピングは何がある?
愛知県の名物料理きしめんは、幅広の平打ち麺でツルツルとしたのど越しが特徴です。きしめんにはどういった具材が合うのでしょうか。今回は、きしめんに合うおすすめ具材を定番から肉系、海鮮系とジャンル別に紹介します。美味しいきしめんのおすすめアレンジレシピも紹介するので、参考にしてください。
きしめんの具材のおすすめ5選【定番・人気】
きしめんはうどんに似ているので、うどんに合う具材も定番具材として人気です。きしめんには色々な食べ方がありますが、一般的に温かいつゆに具材をトッピングして食べるのが良く知られています。ここでは定番の人気おすすめ具材を5選紹介します。
①ほうれん草
きしめんの具材ではほうれん草をのせるのが定番で、ほうれん草が入ると彩りも良くなり、柔らかい食感も楽しめます。名古屋風のきしめんは、だしにムロアジやサバ、たまり醤油を使って作り、ほうれん草がのっているのが特徴です。ほうれん草はアクを取り除くため茹でてから水気を切って3cm位の長さに切り、つゆを入れたきしめんの上に盛り付けます。
②かまぼこ・なると
かまぼこもきしめんの定番具材で、シンプルなかつおだしにかまぼこを入れるだけで彩りが良くなり、食感のアクセントにもなります。名古屋ではたまり醤油を使用したつゆが有名で、朱色の名古屋かまぼこがよく使われています。かまぼこの代わりになるとを入れても構いません。かまぼこは薄切りにし、そのままきしめんにトッピングして盛り付けてください。
③油揚げ
油揚げもきしめんの定番具材で、甘く炊いたジューシーな油揚げは、つゆとの相性も良くおすすめです。油揚げは炊く前に一度茹でることで余分な油が落ち、上品な仕上がりになります。作り方はだし汁、醤油、砂糖を合わせ、油あげを入れて中火で沸いてきたら落し蓋をして煮ます。その後弱火にし、ゆっくり15分程煮ると完成です。
④ネギ
きしめんのトッピングにはネギを入れるのが定番です。ネギは他の具材との相性も良いため、ネギの風味が加わって美味しいきしめんになります。使用するネギは長ネギが一般的ですが、白髪ネギや万能ネギを使用しても構いません。ネギは小口切りにカットして、かまぼこやほうれん草と一緒にトッピングし盛り付けてください。
⑤花かつお(かつお節)
うどんにはトッピングでかつお節はあまり使いませんが、きしめんの定番具材としてかつお節は欠かせません。きしめんが有名な店では、きしめんの上にかまぼこや油揚げ、かつおぶしがのっていて、だしの旨味とかつおの風味で美味しく味わえます。かつお節はかまぼこなどの具材を全てのせたあとに、上から振りかけるとひらひらと舞って見た目も楽しめます。
きしめんの具材のおすすめ5選【変わり種・野菜系】
ここからは、かまぼこや油揚げといったきしめんの定番具材とも組み合わせやすい、変わり種の野菜系具材を紹介します。変わり種といっても身近にある食材が多く、平たいきしめんとの相性も良く美味しいのでぜひ試してみてください。
①きのこ類
しめじやえのき、椎茸などのきのこ類は低カロリーで食物繊維も多く、具材で使うとボリュームが出ます。温かいきしめんやパスタ風にするのもおすすめで、つゆと一緒に煮込むと、きのこの旨味が溶け込み美味しく仕上がります。えのきやしめじは石づきをカットし、椎茸は軸の部分に十字の切り込みを入れ味を染み込みやすくしましょう。
②かぼちゃ
平打ち麺にはきしめんとほうとうがあり、ほうとうは味噌味でかぼちゃを使って作ります。かぼちゃはきしめんの具材にすることもできて、かぼちゃのまろやかさととろみがついた汁がきしめんによく染みこみます。野菜をたくさん使って具沢山にすると栄養も満点です。かぼちゃはワタと種を取っておき、皮つきで適度にカットし煮込んで使います。
③もやし
もやしはボリュームもあり食感がよく、きしめんにトッピングすると満足感が増します。もやしはひげをとってさっと湯がいて使用してください。タイ料理のパッタイをもやしや海老、ナンプラーを使用して作ったり、焼きそば風きしめんを作ったりするのにも向いています。
④キムチ
キムチは冷たいきしめんにも温かいきしめんにも合う具材です。豚肉とキムチをごま油で炒めて焼うどん風にしたり、サラダ風に野菜をのせてキムチをトッピングして食べたりするのもおすすめです。キムチの辛さがくせになり、麺に絡んで食がすすみます。キムチは汁気をしっかり絞って、3~4cmにカットして使ってください。
⑤とろろ
とろろは生の山芋や長芋をすりおろしたもので、独特の粘りがありのど越しの良いのが特徴です。きしめんにとろろを入れて食べると口当たりがよく、まろやかな味わいが楽しめます。山芋や長芋のひげ根をハサミで切り落とし、ピーラーで皮をむいてすり鉢で円を描くようにすりおろします。山芋は空気に触れるとすぐに変色するので、使用する直前に作りましょう。
きしめんの具材のおすすめ5選【変わり種・肉系】
ここからは、きしめんの具材としておすすめの肉系の具材を紹介します。肉を使うとボリューム感があり、肉の旨味がスープに染みだし美味しいきしめんが味わえます。鶏肉や豚肉のほか、肉みそなどの具材を紹介するので、ぜひ活用してください。
①鶏肉
鶏ももや胸肉、ささみなどの鶏肉はきしめんの具材としておすすめです。鶏肉はスープで一緒に煮ると、鶏の旨味でスープにコクがでて美味しいきしめんが味わえます。つゆと別に煮た鶏肉をトッピングして使うこともできるので、鶏肉の部位に合わせて作ってみると良いでしょう。
②豚バラ肉
豚肉はビタミンB1も豊富できしめんにおすすめの具材です。薄切りの豚バラ肉を醤油やみりんなどで甘辛く煮てきしめんにトッピングすると、肉の旨味とめん、つゆが絡んで美味しく味わえます。だしに豚肉、ネギを入れて肉うどん風にすることも可能です。豚バラ肉以外にも、豚こま肉などの部位でも作ることができます。
③肉味噌
旨味が詰まった甘辛い肉味噌は、きしめんのトッピングにおすすめの具材です。ひき肉とみじん切りにしたねぎ、おろしにんにく、おろししょうがを入れて中火で炒め、酒や砂糖、味噌で味付けすると出来上がります。茹でたきしめんに甘辛い肉味噌が食欲をそそり、美味しい味わいです。
④牛肉
肉うどんの定番具材の牛肉も、きしめんの具材としておすすめです。牛肉のこま切れを甘辛く煮込んで温かいきしめんにたくさんかけると、肉うどん風に仕上がり肉の旨味が食欲をそそります。鍋にお湯と牛肉、長ねぎを一緒に煮てだしを作るのもおすすめです。牛肉は、脂が適度にあるものを使用すると硬くなりにくく旨味がでます。
⑤鴨肉
鴨肉は高たんぱくで低カロリーな上、ビタミンBや鉄分が豊富です。鴨肉をきしめんで使うときは、鴨南蛮や鴨せいろにするのがおすすめです。鴨肉はつゆと一緒に煮るか、一度軽く焼いてから煮ても構いません。ネギとの相性が良いので、一緒に煮込むと鴨肉も柔らかく風味良く味わえます。鴨肉は火を通し過ぎると固くなるので、長時間煮ないようにしてください。
きしめんの具材のおすすめ5選【変わり種・海鮮系】
ここからは、きしめんの具材としておすすめの海鮮系具材を紹介します。てんぷらや冷たいきしめんに使える具材、洋風にアレンジできるものなど、バリエーションも豊富にあり海鮮系の美味しいきしめんを作ることができます。
①海老天
だしを注いだうどんの上に海老の天ぷらと大根おろしが乗った海老天おろしは、きしめん専門店でも人気のメニューです。冷たいきしめんとつゆに、海老の天ぷらと大根おろしがマッチしてさっぱりとした味わいです。具材の海老の天ぷらは揚げて作るか、スーパーなどで購入した天ぷらを活用すると時短で作ることができます。
②あさり
あさりは、カルシウムや鉄分、ビタミンなど栄養豊富な食材です。あさりを使ったきしめんもおすすめで、あさりの旨味が詰まった美味しいスープがきしめんと良く合います。鍋にお湯を入れ煮立ったら、あさりを入れます。殻が開いたら一度あさりを取り出して、きしめんを入れて再度煮立たせあさりを戻し入れると完成です。
③海苔
ラーメンに海苔をトッピングするように、きしめんに海苔をトッピングして食べるのもおすすめです。きしめんは鰹だしでつゆを作ることが多いので、海苔を合わせることで磯の風味が味のアクセントになります。海苔は刻み海苔をふりかけたり、炙った焼き海苔を一枚トッピングしたりなど好みで使用できるのも良い点です。
④わかめ
わかめはきしめんのトッピングにおすすめの具材で、年中手に入るので乾燥わかめなど常備しておくと便利です。乾燥わかめは水につけてもどし、水気を絞り食べやすく切って使いましょう。生わかめの場合は、一度湯通しして使います。かつお節との相性も良く冷たいきしめんにトッピングしたり、つゆと一緒に煮込んで作ったりしても美味しいきしめんが楽しめます。
⑤シーチキン
シーチキンは手軽に使えて、他の具材との相性も良い具材です。冷たいきしめんの上に大根おろしと油をよくきったシーチキンをのせて、大葉を散らしめんつゆをかけたものは夏におすすめです。潰した梅とシーチキンを混ぜたものをきしめんに絡めると、さっぱりした味わいが楽しめます。
きしめんの具材のおすすめ2選【変わり種・その他】
定番具材に肉系、海鮮系のおすすめ具材を紹介してきましたが、ここでは変わり種のおすすめ具材を2つ紹介します。いつも同じようなレシピになってしまうという人は、変わり種でアレンジしてみるといつもと違った味のきしめんを楽しむことができます。
①たまご
たまごは、かきたまスープを作ったり温泉たまごにしたりすることもできるので、きしめんの具材として重宝します。かきたまスープはまろやかな味わいで、きしめんを入れると食べ応えもあり子供にもおすすめです。かきたまスープは、つゆにたまごを混ぜて、片栗粉でとろみをつけて混ぜて作ります。
②かき揚げ
玉ねぎや人参などを使ったかき揚げは、歯ごたえがよく、温かいきしめんにのせるとボリュームが出ます。小海老と野菜を使ったかき揚げも人気で、野菜が苦手な子供もかき揚げにすると食べやすくなります。小麦粉、片栗粉を入れて水を加えながら衣を作り、野菜を加えて揚げましょう。かき揚げの衣は、あまり水を入れすぎないようにして作ってください。
きしめんのアレンジレシピ8選!
きしめんは色々な食べ方があり、平たい麺は弾力のある食感でつゆも絡みやすく、さまざまなアレンジが可能です。ここでは、きしめんの人気アレンジレシピを紹介します。具なしで簡単に作れるレシピから、味噌煮込みなど美味しいレシピを紹介するので、参考にしてください。
①名古屋風きしめん
名古屋きしめんにのる具材は、油揚げとかつお節などを盛り付けたものが一般的です。ちくわなどをのせた後、仕上げに花かつおをトッピングします。このレシピは3種類のかつお節を使いつゆ作りを美味しいきしめんができるので、家庭でぜひ試してみてください。
②味噌煮込みきしめん
赤味噌で作る味噌煮込みきしめんも人気のレシピです。具沢山の野菜に、卵や揚げ玉も入りボリューム感もあります。赤味噌で作るきしめんはコクがあり、野菜の旨味と絡まって寒い冬に体もあたたまります。
③豚バラ肉とにんにく入りきしめん
このレシピは、豚バラ肉を使った肉汁ににんにくを入れているので、スープにコクがあります。材料も豚バラ肉ににんにく、ネギと手に入りやすい食材なので、いつもと違うきしめんを作りたいときにおすすめです。ネギをたくさん入れることで、スタミナがつき体も温まります。
④具だくさんほうとう風きしめん
ほうとうは山梨の郷土料理で、平打ちの麺にかぼちゃや芋、根菜などの野菜を入れて味噌で煮込んだものです。このほうとう風きしめんは、野菜もたくさん摂れて栄養バランスが良くなります。鶏肉に具沢山の野菜、きのこが入ったきしめんは体も温まり、冬におすすめです。
⑤冷たい具なしきしめん
具材がなくて困ったときは、ざるきしめんにするのがおすすめです。せいろに盛り付けられた冷たいきしめんは暑い夏におすすめで、きしめんのツルツルとした食感がのど越しも良くさっぱりとしています。薬味はゴマやネギ、大葉、生姜など身近な食材で作ることができます。
⑥肉汁つけきしめん
熱々の濃いめの肉汁に麺をつけながら食べるつけきしめんは、豚肉と椎茸、油揚げ入りのだしで旨味があり、つゆが麺に良く絡んで食べ応えもある一品です。材料も豚バラ肉、長ねぎ、椎茸、油揚げと少ない材料で作ることができます。
⑦手作りつゆで作るきしめん
時間があるときは、手作りのつゆを作ると自分の好みの味付けにすることができます。つゆは鰹だしと醤油、みりん、酒、塩を加えて作ります。ボリュームのあるきしめんにしたいときは、海老天ぷらやかき揚げをのせて食べるのがおすすめです。
⑧カルボナーラ風きしめん
和風のきしめんに飽きたら、洋風パスタにするのがおすすめです。きしめんの平たい麺はソースも絡みやすく、生パスタのような一味違った味わいが楽しめます。黒胡椒を効かせて、トッピングに生卵をのせて食べるのもおすすめです。
きしめんの具材のバリエーションを増やそう
のどごしのよさと平たい麺が特徴のきしめんは、和風から洋風とバリエーションも豊富でさまざまな具材で作ることができます。今回は定番から変わり種まで、ジャンル別に具材を紹介しました。どれも簡単に作れるものが多く美味しいきしめんが味わえるので、好みのきしめんを作ってみてください。