アイスバインのレシピ・作り方は?塩抜き方法は?人気・簡単な方法を紹介!

アイスバインのレシピを知っていますか?今回は、アイスバインの簡単・人気のレシピを、<鍋・圧力鍋>別に紹介します。アイスバインの材料や下ごしらえ方法も合わせて紹介します。アイスバインの塩抜きやおすすめの食べ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. アイスバインとは?
  2. アイスバインは豚のすね肉を使ったドイツの家庭料理
  3. アイスバインの材料・下ごしらえは?
  4. 材料
  5. 下ごしらえ①塩漬けにする
  6. 下ごしらえ②塩抜きする
  7. アイスバインのレシピ・作り方は?
  8. アイスバインのレシピ・作り方【鍋】
  9. アイスバインのレシピ・作り方【圧力鍋】
  10. アイスバインのおすすめの食べ方は?
  11. ①そのまま食べる
  12. ②焼いてカリカリにして食べる
  13. ③ポトフ・スープにする
  14. アイスバインを食べてみよう

アイスバインとは?

大きな塊り肉を使って作るアイスバインは日本ではあまりなじみがありませんが、どういった料理なのでしょうか。今回は、アイスバインの下ごしらえの仕方からレシピ、おすすめの食べ方まで紹介します。

アイスバインは豚のすね肉を使ったドイツの家庭料理

アイスバインは、豚すね肉を使ったドイツの伝統的な家庭料理で、ベルリンの名物料理としても知られています。豚すね肉をハーブや香辛料と一緒に塩漬けし、玉ねぎ、人参、セロリなどの香味野菜と煮込んで作るのが特徴です。

長時間煮込んだ肉はほろほろとしていて、肉の旨味もしっかり味わうことができます。ドイツでは付け合わせにじゃがいもやザワークラウトを添え、マスタードをつけて食べるのが一般的な食べ方です。ビールやワインとの相性も良く、メインディッシュの肉料理としておすすめです。

アイスバインの材料・下ごしらえは?

ここでは、アイスバインの下ごしらえの材料とレシピを解説します。アイスバインの下ごしらえは、まず肉を塩漬けにすることから始めます。ここでは、豚すね肉を使った方法を紹介します。

材料

・豚すね肉 1kg
・水 1リットル
・塩 50~100g
・砂糖 10g~30g
・香辛料(ブラックペッパー、ローリエ、クローブ、ナツメグ等)適量

下ごしらえ①塩漬けにする

アイスバインの塩漬け手順は、以下の通りです。

1.豚すね肉を適当な大きさに切り分ける
2.大きなボウルに水を入れ、肉を2〜3時間つけて血抜きする
3.水と塩、香辛料を鍋に入れて沸騰させ、漬け込み液を作る
4.保存袋に肉を入れ、冷ました漬け込み液を注ぐ
5.冷蔵庫に入れて、3日~1週間程漬け込む


骨付き肉を使う場合は、肉屋であらかじめカットしてもらうと手間が省けます。アイスバイン用の漬け込み液はさまざまな作り方がありますが、塩分濃度は肉に対して5%~10%、砂糖は1~3%が目安です。香辛料は好みのものを使っても構いません。

塩漬けしている間は、時々裏返して肉全体にエキスが染みこむようにしてください。肉が大きい時は、長く漬け込むようにしましょう。アイスバインは本来豚の骨付きすね肉で作りますが、無い場合は豚肩ロース肉で作ると血抜きの必要がなく、漬け込む日数も2、3日と少ない時間で簡単に作る事ができます。

下ごしらえ②塩抜きする

アイスバインの塩抜き手順は、以下の通りです。

1.塩漬けした肉を袋から出す
2.一度肉を水で軽く洗う
3.ボウルに水を入れ2~4時間程度置く
4.塩抜きができたら肉の水分を拭く

塩抜きは、途中水を替えながら行うと塩抜きしやすくなります。また塩抜きを急ぐ場合は、流水で1時間程度さらして塩抜きしても構いません。アイスバインは塩抜きせずにそのまま煮込んで塩抜きする方法もありますが、煮汁が塩辛くなってしまいスープなどの活用ができないため、おすすめしません。

アイスバインのレシピ・作り方は?

豚すね肉の塩抜きが出来たら、豚すね肉を煮込んでアイスバインを作っていきます。ここでは、アイスバインのレシピと作り方を動画を交えて紹介します。鍋と圧力鍋の2通りのレシピを紹介するので、参考にしてください。

アイスバインのレシピ・作り方【鍋】

アイスバインを鍋で作るレシピは、以下の通りです。

1.鍋に水、塩抜きした肉、香味野菜と香辛料を入れる(玉ねぎ、人参、ねぎ、にんにく、ローリエ、オレガノ、粒胡椒等)
2.火をつけ、ひと煮立ちするまで中火~強火で煮る
3.煮立ってきたら弱火にして、2時間程度煮込む
4.中まで火が通ったら火を消してそのまま冷ます

アイスバインを煮込むときに使う香味野菜は、玉ねぎ、にんにく、セロリの葉、人参のヘタなど野菜くずでも構いません。豚肉は生で食べられないので、ゆっくり時間をかけてしっかり火が通るまで煮込むことがポイントです。

アイスバインのレシピ・作り方【圧力鍋】

アイスバインを圧力鍋で作る時のレシピは、以下の通りです。

1.鍋に水、肉、香味野菜を入れる
2.ひたひたになるまで水を入れる
3.塩、砂糖、ハーブ、胡椒を入れる
4.30分程度煮る
5.火を止めしばらく冷ます


圧力鍋で作る時は、時間が短縮できるので忙しいときにおすすめです。香味野菜は、玉ねぎやじゃがいも、人参、にんにくなどあるもので構いません。ローリエなどのハーブや粒胡椒を入れると風味が増すので、好みのものを入れると良いでしょう。一度冷ますのは、スープの中に溶け出した旨味を肉に戻すためです。食べる時は、温めなおして皿に盛り付けてください。

アイスバインのおすすめの食べ方は?

アイスバインは簡単にさまざまなアレンジができるため、おもてなし料理やパーティーにもおすすめです。ここでは、おすすめのアイスバインの食べ方を紹介します。

①そのまま食べる

アイスバインはそのまま食べても美味しい料理です。長時間煮込んでいるため肉は崩れるほど柔らかく、ナイフやフォークで簡単に切ることが出来ます。ボリュームもあり、付け合わせにザワークラウトやマッシュポテト、粒マスタードを添えるとおもてなし料理にもなりおすすめです。

②焼いてカリカリにして食べる

アイスバインをオーブンでカリカリに焼いたものが、シュバイネハクセというドイツバイエルン地方の名物料理です。皮はカリカリで芳ばしく、中身はジューシーな肉の食感が特徴です。アイスバインの豚皮が苦手な人でも焼いてあるので食べやすく、野菜サラダにトッピングして食べてもよいでしょう。

③ポトフ・スープにする

アイスバインはポトフやスープにするのもおすすめです。大き目に切ったじゃがいもや人参、キャベツなどの野菜と水、アイスバイン、ローリエなどを入れ2時間程度煮込むだけで、簡単に作ることができます。アイスバインの肉の旨味がスープに溶け出して、美味しいスープが味わえます。味付けは最後に塩胡椒で整えて下さい。

アイスバインを食べてみよう

ドイツの伝統料理アイスバインは、ボリュームがあるのでメインディッシュの肉料理になります。好みの香辛料や野菜を入れて、自分好みのレシピにするのも良いでしょう。簡単に作れるアレンジレシピも紹介しているので、ぜひ作ってみてください。

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