じゃがいもの芽はどれ?見分け方は?出たら捨てる?食べたらどうなるかも紹介!

じゃがいもの芽はどれかを知っていますか?芽が出たじゃがいもの扱いが気になる人も多いでしょう。今回は、じゃがいもの芽はどれかの見分け方や、食べるとどうなるのかを紹介します。じゃがいもの芽の取り方や、捨てる必要はあるのかも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. じゃがいもの芽はどれ?見分け方は?
  2. じゃがいもの芽はくぼみから生えている部分
  3. じゃがいもの芽が出るくぼみは「目」と呼ばれる
  4. 芽が出たじゃがいもを食べるとどうなる?
  5. じゃがいもの芽を食べると食中毒になる可能性がある
  6. じゃがいもの芽を食べて体調に異変がある場合は医療機関を受診しよう
  7. ただしじゃがいもに芽が出でも捨てる必要はない
  8. じゃがいもの芽の取り方は?どこまで取り除く?
  9. じゃがいも芽の取り方
  10. じゃがいもの目は深さ5mmを目安に周りも取り除こう
  11. じゃがいもは芽が出た以外にも危険な状態がある?
  12. じゃがいもは表面が緑に変色した場合も注意が必要
  13. じゃがいもの芽がどれか知ろう

じゃがいもの芽はどれ?見分け方は?

じゃがいもは洋食や和食などの様々な料理に使える万能な食材ですが、芽が出た状態のものは通常通り料理に使えるのでしょうか。ここでは、じゃがいもの芽はどれなのか見分ける方法や取り除き方、芽を食べた場合の体への影響などを説明します。

じゃがいもの芽はくぼみから生えている部分

じゃがいもの芽がどれを指すのか疑問に感じる人もいるかもしれませんが、くぼみから生えている部分が芽です。じゃがいものくぼみ自体は、芽ではありません。じゃがいもを使用する際は、どれが芽なのかをチェックしてみましょう。

じゃがいもの芽が出るくぼみは「目」と呼ばれる

じゃがいもの芽が出るくぼみのことは目と呼ばれていて、じゃがいもには2つのめが存在します。じゃがいものくぼみである目は安全なもので、調理したり食べたりするのに問題はないと言われています。じゃがいもを調理する際は、くぼみの目から生える芽に注意が必要です。

芽が出たじゃがいもを食べるとどうなる?

じゃがいものくぼみから生えている芽を実際に食べると、体にどれくらいの影響があるのでしょうか。ここでは、芽が出たじゃがいもを食べた場合に起こる体への影響などを紹介します。

じゃがいもの芽を食べると食中毒になる可能性がある

じゃがいもの芽を実際に食べると、食中毒を引き起こす可能性があります。また、頭痛・めまい・呼吸困難の原因にもなります。中毒を起こす原因は、じゃがいもに含まれているソラニンとチャコニンと呼ばれる神経毒です。ソラニンとチャコニンは加熱しても分解されないので、必ずじゃがいもの芽は取り除いておきましょう。

(*じゃがいもの芽の毒性について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください)

じゃがいもの芽の毒性は?どこまで取る?取り方のコツや発芽を防ぐ保存法を紹介!

じゃがいもの芽を食べて体調に異変がある場合は医療機関を受診しよう

じゃがいもの芽を食べて体調に異変がある場合は、医療機関を受診してください。じゃがいもの芽のソラニンとチャコニンは、30分~1時間ほどすると神経毒の症状が出始めます。時間がたって、腹痛・吐き気・嘔吐などの症状が出た際は、病院で診断を受けるようにしましょう。

ただしじゃがいもに芽が出でも捨てる必要はない

じゃがいもの芽が出ていても、丸ごと捨てる必要はありません。じゃがいもの目から芽が出ていたとしても、下処理の段階で全て取り除けば通常通り食べることができます。次では、ソラニンとチャコニンを摂取しないためのじゃがいもの芽の取り方や、どれくらい取り除けば良いのかについても紹介します。

(*芽が出たじゃがいもは食べられるのかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください)

芽が出たじゃがいもは食べられる?どれくらいだと危険?取り方や保存法を紹介!

じゃがいもの芽の取り方は?どこまで取り除く?

じゃがいもの芽は、どれくらい取れば安全なのでしょうか。ここではじゃがいもの芽の取り方や、どれくらい取り除けば良いのかを、動画とともに説明します。

じゃがいも芽の取り方

じゃがいもの芽は、以下の手順で取り除きましょう。

1、じゃがいもを洗って土汚れを落とす
2、包丁の角をじゃがいもの芽にあてる
3、じゃがいもの芽を削るように取り除く


じゃがいもの芽は、包丁の角を使って取り除きます。その際、包丁ではなくじゃがいもを回しながら削るように行うとやりやすいです。また、包丁を使わずピーラーで芽を取ることも出来ます。ピーラーの角を使って、じゃがいもを回しながら芽を削り取りましょう。

じゃがいもの目は深さ5mmを目安に周りも取り除こう

じゃがいもの芽は、深さ5mmを目安に周りも取り除けば安心して食べられます。じゃがいもの芽が小さめであれば深さ5mmでよいですが、大きめの芽なら深さ1cm程取り除きましょう。じゃがいもの芽の跡が残らないように取り除くことができれば、ソラニンとチャコニンの毒を心配せずに料理に使うことができます。

じゃがいもは芽が出た以外にも危険な状態がある?

じゃがいもの芽にはソラニンとチャコニンと呼ばれる神経毒が含まれており、食中毒の危険性があります。じゃがいもは、芽以外にも危険な状態があるのでしょうか。ここでは、じゃがいもの芽以外に危険とされる状態を説明します。

じゃがいもは表面が緑に変色した場合も注意が必要

表面が緑色に変色したじゃがいもには、注意が必要です。表面が緑色に変色したじゃがいもは、芽の10倍以上の神経毒が含まれます。表面が緑色になっている場合は、じゃがいもの中心まで毒が行き渡っている可能性があるので食べるのを避けましょう。

(*表面が緑色のじゃがいもの危険性について詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでみてください。)

緑っぽいじゃがいもはどのくらいまで大丈夫?うっすらは?水にさらす・加熱処理では危険?

じゃがいもの芽がどれか知ろう

じゃがいもの芽は、じゃがいものくぼみである目から生えている部分のことです。芽がどれか分からないときは、くぼみから出ているものをチェックしてください。芽にはソラニンとチャコニンと呼ばれる神経毒が含まれ、食べると食中毒の危険があるので、料理に使用する際は深さ5mmを目安に取り除いてくださいね。

(*新じゃがの芽について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください)

新じゃがの芽はどれ?出たら取らないとダメ?取り方や食べたらどうなるのかも紹介!

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