トルティーヤとタコスの違いは?生地と具材で全く別物?レシピも紹介!
トルティーヤとタコスの違いを知っていますか?今回は、トルティーヤとタコスの違いや、それぞれの料理について詳しく紹介します。また、タコスの具材の種類も解説します。トルティーヤ・タコスのレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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トルティーヤとタコスの違いは?
トルティーヤやタコスと聞くと、トマトで作ったサルサなどを巻いた料理を思い浮かべますが、両者には違いはあるのでしょうか。ここからは、トルティーヤとタコスの違いについて解説します。
トルティーヤは生地でタコスは具材を生地で包んだ料理のこと
トルティーヤは生地のことを指し、メキシコで親しまれている伝統的な薄焼きパンです。一方でタコスは、トルティーヤで肉や野菜を包んで二つ折りにしたメキシコ料理のことを指します。トルティーヤの名前は、オムレツ風のスペイン料理のトルティーリャの見た目に似ていることが由来です。
トルティーヤとはどんな料理?詳しく解説!
トルティーヤはメキシコの伝統的な薄焼きパンですが、どのような料理なのでしょうか。ここではトルティーヤに使う原料や種類、トルティーヤを使ったおすすめのレシピを紹介します。
トルティーヤはとうもろこしや小麦粉で作られた生地のこと
トルティーヤは、マサと呼ばれるとうもろこしの粉や小麦粉で作られた生地のことを指します。油で揚げた生地やしっとりと柔らかい生地など、同じ生地でも固さでタイプが分かれています。
トルティーヤには原料の違う2種類が存在する
トルティーヤの種類は、以下の通りです。
・コーントルティーヤ
・フラワートルティーヤ
2種類を区別するために、とうもろこしを使ったトルティーヤは、コーントルティーヤと呼ばれています。小麦粉が原料のトルティーヤの呼び名は、フラワートルティーヤです。伝統的なトルティーヤの原料はすりつぶしたとうもろこしですが、小麦粉が身近になった現代では、小麦粉を原料としている場合が多いです。
トルティーヤのおすすめレシピ
薄力粉とオリーブオイルや塩、熱湯の4つのみで作れるトルティーヤです。発酵の必要がなく手軽に作れるので、子供のお弁当に作り置きするのもおすすめです。焼き過ぎると固くなるので、弱火で焼きましょう。
タコスとはどんな料理?詳しく解説!
トルティーヤとタコスは全く別の食べ物ですが、見た目が似ているブリトーは同じものなのでしょうか。ここからは、タコスの具材や、タコスとブリトーとの違いを詳しく解説します。
タコスはコーントルティーヤで具材を包んだ料理
タコスは、コーントルティーヤに具材を包んで食べるメキシコの国民食のような料理です。特徴的な食べ方は、両端をつまんで折りたたむようにして食べることです。タコスは、鉄板などで両面を香ばしく焼いた後に、好みの具材やサルサなどを包みます。タコスには、メキシカンタコスとアメリカンタコスの2種類があります。
タコスの具材の種類
タコスの具材に使われる食材は肉や魚、野菜などとても豊富で、具体的には以下のようなものがあります。
・タコスミート
・レタス
・エビ
・トマトサルサ
・白身魚のフライ
タコスミートはメキシコ料理の定番で、合いびき肉や玉ねぎをスパイス、調味料等を加えて炒めたタコスに使う具材で、千切りにしたレタスやトマトサルサと合わせて食べます。メキシコではタコスの具材の組み合わせは無数にあるとされており、肉以外にもエビやチーズ、キノコ、サボテンなどさっぱりとした組み合わせの食材も人気です。
カリフォルニアが起源のタコス・デ・ペスカードは、生タラなどの白身魚をフライした揚げ物をタコスの具材にして食べます。このタコスは、キャベツやアボカドを組み合わせて食べる料理です。日本ではピリ辛のトマトサルサが一般的ですが、現地では緑唐辛子やコリアンダーなどを使った数多くの種類があります。
タコスをフラワートルティーヤで包んだ料理は「ブリトー」と呼ばれる
ブリトーは、フラワートルティーヤに具材をのせて巻いた料理です。タコスと同じく具材の種類はとても豊富で、ソーセージのトマト煮込みや唐辛子のチーズ詰めなどボリュームがある食材が多くあります。
タコスとブリトーの違いは、使われるトルティーヤの原材料にあります。タコスはコーントルティーヤを使った料理ですが、ブリトーはフラワートルティーヤで作るのが特徴です。
(*ブリトーについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
トルティーヤとタコスの違いを知ろう
今回は、トルティーヤとタコスの違いについて紹介しました。トルティーヤとタコスは見た目が同じように見えますが、生地または料理のどちらを指すかによって違いがあります。タコスは具材を変えると朝食にも丁度いい料理です。トルティーヤとタコスの違いを知って、朝食や軽食、パーティーなどに活用してみてください。