刺身は次の日・翌日でも食べれる?2日目は?消費期限をサーモン/ブリなど別に紹介!

刺身は次の日(翌日)に食べれるか知っていますか?今回は、〈マグロ・アジ・ハマチ・サーモン・ぶり・鯛〉の刺身が消費期限・賞味期限の次の日でも食べれるかを紹介します。刺身が腐ったときの見分け方やアレンジレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 刺身は次の日・翌日に食べれる?
  2. 刺身は次の日・翌日でも腐っていなければ食べれる
  3. 刺身が次の日・二日目に腐るとどうなる?
  4. ①臭い
  5. ②見た目
  6. ③味
  7. 次の日・翌日に腐った刺身を食べるとどうなる?対処法は?
  8. 腐った刺身を食べると食中毒になる恐れがある
  9. 腐った刺身を食べた時の対処法
  10. 刺身の次の日・二日目でも美味しいアレンジレシピを紹介!
  11. ①マグロ刺身のソテー
  12. ②サーモン刺身のグラタン
  13. ➂マグロ刺身天ぷら
  14. 刺身は次の日に食べても大丈夫か知ろう

刺身は次の日・翌日に食べれる?

刺身を購入して余った場合、空気に触れないようにし冷蔵庫で保存していれば次の日も食べることは可能なのでしょうか。ここでは、刺身の賞味期限を魚の種類別に紹介し、翌日も食べられるかについて解説します。

刺身は次の日・翌日でも腐っていなければ食べれる

種類 賞味期限 消費期限
マグロ 当日~二日 当日~二日
アジ 当日 当日
ハマチ 当日~二日 当日~二日
ぶり 当日~二日 当日~二日
当日~翌日 当日~翌日
サーモン 当日~翌日 当日~翌日

刺身は腐っていなければ、次の日も食べる事はできます。しかし青魚は、アジやサバ、イワシなどは、保存期間が短く、食中毒のリスクも高いとされています。そのため、購入したら当日中に食べ切りましょう。頭足類やエビ、ホタテなども消費期限が短いので注意が必要です。

一方、マグロやブリなどの脂のりが良い魚は、消費期限が比較的長いため二日目まで食べられます。鯛やヒラメなどの白身魚の刺身も当日中に食べるのが好ましいですが、魚を締めてから冷蔵庫で時間を置き熟成させる食べ方もあります。なお、刺身の鮮度は落ちやすく保存状態などにより日持ちは異なるため、上記の期限は目安と考えておきましょう。

(*刺身の賞味期限を詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

刺身の賞味期限はいつ?期限切れ1日・2日後は危険?正しい保存方法など紹介!

刺身が次の日・二日目に腐るとどうなる?

刺身は空気と接触すると、酸化が進行し、刺身の鮮度が低下します。冷蔵庫で保存していても、次の日や二日目に腐ってしまうことがあるかもしれません。ここでは、腐った刺身の臭いや見た目そして味など、詳しい変化について紹介します。

①臭い

鮮度が良い刺身はほとんど臭いがないか、海の香りがしますが以下のような臭いがあるときは食べる事を控えてください。

・酸っぱい臭いがする
・アンモニアのような刺すような臭いがする
・一般的に不快な臭いが漂う


刺身が腐っている時は、一般的に生臭さがきつくなり、不快に感じることが多いです。通常では見られない、酸っぱい臭いやアンモニア臭が漂う時も腐敗のサインです。臭いが明らかに異常であれば食べないようにしましょう。

②見た目

刺身の表面に変色が見られることがあります。以下のような見た目の異変がないかよく確かめる事がとても大切です。

・変色する
・艶がなくなり、マットな質感になる
・表面にぬめりやべたつきを感じる
・表面に白い膜がはる
・カビが生える

鮮度の良い刺身は鮮やかな色をしていますが、空気に触れる事で酸化や腐敗した刺身は赤身の部分が灰色や茶色、赤黒く変色します。また、刺身の表面の変質で腐敗を見分けることも可能で、白い膜がはったり、ぬめりやべたつき、糸を引いたりしている場合は食べられません。

また、瑞々しいツヤのあった刺身の光沢が無くなってきた場合も劣化が進んでいるため注意しましょう。

③味

刺身が腐っている場合の味の特徴は以下ようになります:

・酸っぱい味がする
・苦味を感じる
・口の中に不快な後味が残る


腐った刺身は、酸っぱさや苦味が感じられ、金属的な味がすることがあります。食べた後に不快な後味が残る場合も、腐敗している可能性が高いです。味の違いで腐敗を確かめる方法はリスクを伴うため、まず見た目や臭いで判断するようにしましょう。

次の日・翌日に腐った刺身を食べるとどうなる?対処法は?

腐った刺身を食べてしまったら、どのような症状が現れるのでしょうか。腐った刺身を食べてしまった時の対処法と併せて紹介します。

腐った刺身を食べると食中毒になる恐れがある

腐った刺身を食べると食中毒になる恐れがあります。食中毒の症状には、以下のようなものが挙げられます。

・下痢
・腹痛
・嘔吐
・発熱


刺身などの非加熱の魚介類が原因となることが多いのが、腸炎ビブリオによる食中毒です。腸炎ビブリオによる食中毒は、8~24時間の潜伏期間の後、激しい下痢や腹痛を引き起こし、嘔吐や発熱の症状が現れることもあります。腸炎ビブリオ菌は増殖しやすい特徴ももつため、より注意が必要です。

腐った刺身を食べた時の対処法

腐った刺身を食べて嘔吐や下痢などの症状がある場合、以下のような対処法をとりましょう。

・水分補給
・体を休める
・速やかに医療機関を受診する

腐った刺身を食べて体調に異変を感じたら、体を休めて安静に過ごしましょう。復調が見られた際は、消化のよい食事を摂取し、胃腸を休めます。重度な症状が出た場合は、速やかに医療機関を受診して医師の指示を仰いでください。

刺身の次の日・二日目でも美味しいアレンジレシピを紹介!

刺身は次の日や二日目でも、加熱調理すれば安心して美味しく食べることができます。ここでは、翌日に残った刺身のアレンジレシピを3つ紹介します。

①マグロ刺身のソテー

出典: https://cookpad.com/recipe/6119481

マグロの刺身が残った時は、フライパンで簡単に甘辛いソテーにアレンジしてみましょう。にんにくの香りで食欲も増進し、ご飯のおかずだけでなくお酒のおつまみにも最適です。にんにくを控えて、お弁当の一品にしてもよいでしょう。

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②サーモン刺身のグラタン

出典: https://cookpad.com/recipe/5258033

翌日の刺身を洋食のグラタンで楽しむ方法もおすすめです。ここでは、サーモンを材料にしていますが、いかやエビ、ほたての刺身をグラタンにしても美味しく食べることができます。小さい子供にも喜ばれる一品です。

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➂マグロ刺身天ぷら

出典: https://cookpad.com/recipe/2300474

マグロの刺身で梅肉と大葉を巻いて天ぷらにするレシピで、刺身特有の生臭さも軽減します。ひと手間かけることで美味しさが向上するだけでなく、大葉の緑色と、梅肉の赤色の鮮やかさが加わり見た目も華やかになります。

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刺身は次の日に食べても大丈夫か知ろう

刺身は種類によっては次の日も食べられますが、空気に触れないよう冷蔵庫で保存するなど適切に管理されていることが前提です。見た目や臭いで刺身の鮮度を確認する方法や、アレンジレシピも知っておくと次の日の刺身も美味しく食べ切ることができるでしょう。

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