パスタの作り置きで伸びない方法は?冷凍・温め直しの方法も紹介!
パスタの作り置きで伸びない方法を知っていますか?今回は、パスタの作り置きで伸びない方法・コツや、冷凍などのくっつかない保存方法・期間を紹介します。パスタの作り置きの温め直し方や、作り置きの人気レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- パスタの作り置きで伸びない方法は?【作った後のコツ】
- ①オリーブオイルやサラダ油を絡ませる
- ②冷水で洗う
- ③茹で汁の蒸気を当てておく
- ④ソースを合わせない
- パスタの作り置きで伸びない方法は?【作る時のコツ】
- ①塩を多めに入れて茹でる
- ②1分程度短めに茹でる
- ③茹で上がり直前にお湯の温度を下げる
- ④ザルで湯切りしない
- パスタの作り置きで伸びない保存方法は?
- ①当日~1日程度で食べる場合は冷蔵がおすすめ
- ②1ヶ月程度かけて食べる場合は冷凍がおすすめ
- パスタの作り置きが腐った場合の特徴
- パスタの作り置きの美味しい温め直し方は?
- ①電子レンジを使う
- ②フライパンを使う
- ③ソースを絡めていない場合はお湯で茹で直す
- パスタの作り置きで伸びない人気レシピを紹介!
- ①ベーコンとキャベツの和風パスタ
- ②ピリ辛ナポリタン
- ③豚バラ肉と水菜のパスタ
- パスタの作り置きで伸びない方法を知ろう
パスタの作り置きで伸びない方法は?【作った後のコツ】
味付け次第で幅広いジャンルの味わいを楽しめるパスタは、作り置きが可能です。パスタをストックしておきたい人や、食べる度に茹でる手間を省きたい人にはおすすめです。ここでは、パスタの作り置きで伸びない方法を作った後の3つのコツとともに紹介します。
①オリーブオイルやサラダ油を絡ませる
オリーブオイルやサラダ油を絡ませると、伸びないパスタに仕上がります。乾麺パスタ80gに対して小さじ1を目安に絡めましょう。パスタの表面がオリーブオイルや油でコーティングされて麺がくっつかないようになり、保存後も調理がしやすくなります。オリーブオイルや油の代わりにバターを使うと、冷蔵庫や冷凍庫でパスタが固まりやすくなるので避けてください。
②冷水で洗う
伸びない作り置きパスタを作るには、冷水で洗うことがポイントです。茹で上がったパスタの表面にはでんぷん質があるので、冷水で洗ってぬめりを取ることで麺同士がくっつかなくなります。また、冷水で洗わないと麺に余熱で火が通って、食感が柔らかくなってしまいます。茹で上がった状態の食感を残すために、冷水で素早く洗って熱を下げるようにしましょう。
③茹で汁の蒸気を当てておく
パスタが伸びないために、茹で汁の蒸気を当てておくのも良いでしょう。茹でたパスタをザルにあげ、茹で汁が入った鍋の上に乗せて蓋をして蒸気を当てておくことで、麺のパサつきを防ぎます。しかし、長時間蒸気に当てておくと麺が伸びてしまいます。蒸気を利用する場合は、当てておく時間を短くするか、パスタの茹で時間を短めにしておきましょう。
④ソースを合わせない
パスタの作り置きは、ソースと合わせないことが大切です。最初に合わせると、麺がソースの水分を吸って食感が悪くなります。冷蔵庫などで保存したパスタをすぐ食べれるようにソースと合わせておきたい人は、ナポリタンがおすすめです。ナポリタンは芯がなく柔らかい食感のパスタと相性が良いので、最初にソースと合わせておいても美味しく食べられます。
パスタの作り置きで伸びない方法は?【作る時のコツ】
伸びないパスタの作り置きをするには、作る時にもコツがあります。作る時のコツをチェックして、伸びないパスタを作りましょう。ここでは、作り置きで伸びない方法を作る時の4つのコツとともに紹介します。
①塩を多めに入れて茹でる
伸びないパスタを作り置きするには、塩を多めに入れて茹でることがポイントです。水1Lに対して、塩15gを目安に加えましょう。塩に含まれているナトリウムイオンと、パスタの表面にあるグルテンが合わさると麺が伸びにくくなります。また、塩分濃度の高いお湯で茹でると、パスタが吸収する水分量を少なくさせるメリットもあります。
②1分程度短めに茹でる
パスタを作り置きする場合は、表記されている茹で時間より1分程度短めに茹でましょう。作り置きのパスタを食べる際、電子レンジで加熱したり再度茹でたりする必要があります。パスタを表記時間通りに茹でてしまうと、温め直した時に麺がふやけてしまいます。多少パスタの芯が残っている程度に茹でて、冷蔵庫や冷凍庫で作り置きするようにしてください。
③茹で上がり直前にお湯の温度を下げる
パスタが茹で上がる直前にお湯の温度を下げることも、伸びない方法の一つです。パスタは80℃以上のお湯で柔らかくなってしまうので、茹で上がる直前に温度を下げるとパスタに余計な熱が通るのを防げます。パスタが茹で上がる直前に、コップ一杯程度の氷を鍋に入れると良いでしょう。
④ザルで湯切りしない
茹で上がったパスタを、ザルで湯切りしないことも大切です。特に最初にソースと合わせたいときは、茹で上がったパスタをトングなどでソースにそのまま入れるのがおすすめです。ザルで湯切りすると茹で汁が全て流れてしまいますが、トングなどを使うとパスタの茹で汁もソースに入りより絡めやすくなります。
パスタの作り置きで伸びない保存方法は?
パスタを作り置きした際、伸びないように正しい方法で保存しましょう。ここでは、パスタの作り置きが伸びない保存方法を2つ紹介します。パスタが腐ったときの特徴も合わせて説明するので、参考にしてください。
①当日~1日程度で食べる場合は冷蔵がおすすめ
パスタの作り置きを冷蔵庫で保存する場合は、以下の手順・方法で行いましょう。
1、パスタを表記時間よりも1分程度短く茹でる
2、茹でたパスタをしっかりと水切りする
3、パスタにオリーブオイルやサラダ油をかけて混ぜる
4、一食分をラップで包むか密閉可能な袋に入れる
5、冷蔵庫に入れて保存する
作り置きしたパスタを当日~1日程度で食べる場合は、冷蔵庫での保存がおすすめです。パスタを冷蔵庫で保存した場合の日持ちは1日程度で、それ以上時間が経つとパスタの食感が悪くなります。パスタのもちもちとした弾力を味わいたい場合は、早めに食べ切りましょう。作り置きしたパスタは空気に触れて傷まないよう、ラップや密閉袋に入れてください。
②1ヶ月程度かけて食べる場合は冷凍がおすすめ
パスタの作り置きは冷凍保存も可能です。冷凍保存する場合は、以下の方法・手順で行いましょう。
1、パスタを表記時間よりも1分程度短く茹でる
2、茹でたパスタをしっかりと水切りする
3、パスタにオリーブオイルやサラダ油をかけて混ぜる
4、一食分ずつラップに包んで平らにする
5、包んだパスタを金属トレーに乗せて冷凍庫に入れ急速冷凍する
6、急速冷凍終了後にパスタを密閉袋に入れて冷凍庫で保存する
パスタを長く保存したい場合は、オリーブオイルなどでコーティングしてから冷凍保存をしましょう。冷凍保存した場合の日持ちは約1か月で、それ以上は冷凍やけを起こして食べられなくなるので注意してください。冷凍保存する際は、パスタを金属トレーなどにのせて急速冷凍することが大切です。急速冷凍が終わったら、密閉可能な袋や容器に移して保存しましょう。
(*パスタの冷凍保存のポイントについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください)
パスタの作り置きが腐った場合の特徴
パスタの作り置きが腐った場合、以下のような特徴が見られます。
・パスタに粘り気がある
・糸を引いている
・カビが生えている
・酸っぱい臭いがする
・食べると酸味を感じる
作り置きのパスタは保存方法が正しくないと、目安の保存期間内でも腐る可能性があります。パスタを食べる際、まずカビなどが生えていないか見た目をチェックしてください。また、触ったときに粘り気があったり異臭などを感じたら食べるのをやめましょう。
パスタの作り置きの美味しい温め直し方は?
パスタの作り置きは、どのような方法で温め直せば美味しく食べられるのでしょうか。ここでは、パスタの作り置きの美味しい温め直し方を3つ紹介するので、自分のやりやすい方法を選びましょう。
①電子レンジを使う
パスタの作り置きを電子レンジで温め直す場合は、以下の手順で行います。
1、パスタを耐熱皿に置いて水を大さじ1~2杯程度かける
2、ラップをふんわりとかける
3、600Wの電子レンジで約1分加熱する
電子レンジを使って温め直す場合は、水を少し加えることで麺のパサつきを抑えます。かける水が多すぎると、パスタの食感が柔らかくなりすぎるので水の量に注意しましょう。ソースを合わせていないパスタの場合は、別でソースを温めて最後にパスタと絡めてください。
②フライパンを使う
作り置きのパスタは、フライパンで温め直すことも出来ます。フライパンを使う場合は、以下の方法・手順で行いましょう。
1、フライパンにソースを入れて温める
2、ソースに作り置きのパスタを加える
3、パスタをソースと絡めながら加熱する
フライパンで温め直すときは、先にソースを加えて温めるのがポイントです。ソースとパスタを絡めながら加熱することで、より美味しく仕上がります。最初にパスタをフライパンに入れると焦げてしまうので、必ずソースを先に加熱しましょう。
③ソースを絡めていない場合はお湯で茹で直す
パスタの作り置きを温め直す際、以下のようにお湯で茹で直す方法もあります。
1、鍋に水を入れて沸騰させる
2、作り置きのパスタを加えて約1~2分程度茹で直す
ソースを絡めずに保存しておいたパスタであれば、茹で直して温めることも可能です。作り置きしたパスタは一度茹でて火が通っている状態なので、再度茹で直す場合は加熱しすぎないようにしましょう。加熱のし過ぎは、パスタが水分を吸って食感が悪くなります。茹で直したパスタは、最後に加熱したソースと合わせましょう。
パスタの作り置きで伸びない人気レシピを紹介!
パスタの作り置きで作れる、伸びないレシピはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、パスタの作り置きで伸びない人気レシピを3つ紹介するので、実際に作ってみてください。
①ベーコンとキャベツの和風パスタ
ソースを絡めずに冷凍しておいたパスタで、にんにくの風味が食欲をそそる和風パスタを作ってみましょう。冷凍パスタは、最初に電子レンジで解凍しておきます。野菜やにんにくをフライパンで炒めた後、パスタと少量の水を加えて全体が絡むように混ぜ合わせてください。
②ピリ辛ナポリタン
ナポリタンにチリパウダーや唐辛子を加えて刺激がある味なので、辛いものが好きな人におすすめです。冷凍保存しておいたパスタを電子レンジで加熱してから、他の材料と合わせます。パスタをフライパンに入れたら、少量のお湯を加えてほぐすようにして炒めましょう。
③豚バラ肉と水菜のパスタ
冷凍保存したパスタと市販のパスタソースを使って、10分程度で出来るお手軽レシピです。冷凍パスタは後で炒めるため、最初に常温で9割程解凍しておきましょう。調理の仕上げにブラックペッパーをかけることで味のアクセントになり、大人味を楽しめます。
パスタの作り置きで伸びない方法を知ろう
パスタは作り置きをして、冷蔵庫や冷凍庫で保存することが可能です。作り置きのパスタは茹で時間を短くすることや、茹でたパスタにオリーブオイルなどをかけるなど伸びない方法・コツがあります。今回紹介した伸びないコツや正しい保存方法を参考に、作り置きしたパスタを最後まで美味しく食べ切りましょう。
(*パスタのお弁当は前日に作って良いのかについて知りたい方はこちらの記事を読んでみてください)