ケーキの型の代用品9選！アルミホイルなどオーブンで使えるものを紹介！

【丸形ケーキ】
丸形ケーキの型は牛乳パックを2本分使うことで代用でき、作り方は以下のとおりです。

①牛乳パックの側面を切り細長い長方形を3つ作り、ホチキスでとめてつなげて輪を作る
③もう1本の牛乳パックを開き、側面の長方形3つ分をつなげた正方形の形に切る
④正方形のパーツの角を折り、上に輪のパーツをのせて角をそれぞれホチキスでとめる
⑥できたケーキ型の中にアルミホイルやクッキングシートを敷く

牛乳パック1本分が丸形の側面部分、もう1本分が丸形の底面部分になります。輪の部分をつなげる時は、牛乳パックの注ぎ口部分同士を少しずらすと角ばらない綺麗な丸形にすることが可能です。

また、牛乳パックの表面はポリエチレンでコーティングされていて加熱温度が110度を超えると溶け始めます。溶けたポリエチレンがケーキの生地や天板につかないように、アルミホイルやクッキングシートで保護することが大切です。

【スクエア型ケーキ】
スクエア型ケーキの型は牛乳パック1本で代用でき、作り方は以下のとおりです。

①牛乳パックの側面の1面を切り取り、上の部分に2か所切り込みを入れる
②切り込みの部分を内側に折りたたみホチキスでとめる
③型の外側をアルミホイルで覆い、内側はクッキングシートを敷く

スクエア型は牛乳パックの側面を1面だけ切り取ることで簡単に作れます。丸形ケーキの型の場合と同じく、加熱したときに生地や天板にポリエチレンがつかないように保護するための対策が必要です。また、牛乳パックを何本か使うことで、大きなサイズのケーキ型を作ることもできます。

新聞紙を使ったスクエア型のケーキの型の作り方は以下のとおりです。

①新聞紙を4～5枚重ねて三角形に折り正方形になるように切る
②各辺の端から17cmくらいのところに4か所切り込みを入れる
③それぞれ外側に折り込み、側面を立てて箱状に組み立てる
④余ったところを隣の内側に折り込みホチキスでとめ、内側にアルミホイルを敷く

新聞紙はしっかり折り込んでホチキスで固定することがポイントで、とても頑丈な型なので1度作ったら何回も使うことができます。また新聞紙を丸形の側面として使う代用方法もあり、作りたいケーキのサイズによって簡単に大きさの調整ができるのでとてもおすすめです。

厚紙とアルミホイルでもケーキの型の代用ができ、作り方は以下のとおりです。

①厚紙を作りたいケーキのサイズや形に合わせて切り組み立てる
②厚紙をアルミホイルで覆う
③型の内側にアルミホイルを敷く

厚紙を切り貼りすることで、丸形やスクエア型、シフォン型などのいろいろな形やサイズの型を作ることができます。また型の内側にアルミホイルを敷くことにより、オーブンで加熱した際に生地が厚紙にくっついてしまうことを防ぎます。

お菓子の缶はケーキの型に代用することができ、その方法は以下のとおりです。

①お好みのサイズと形のお菓子の缶を用意する
②缶の内側を綺麗にふき取りアルコール消毒をして乾燥させておく
③内側にクッキングシートを敷く

お菓子の缶は内側にクッキングシートを敷くだけで、とても簡単にケーキ型の代用ができるアイテムです。丸い缶を使うと丸形のケーキの型、正方形や長方形の缶を使うとスクエア型やパウンド型にもなります。お気に入りのサイズや形のお菓子の缶があったら、とっておくとケーキの型に代用できるのでおすすめです。

調理器具としても便利なバットもケーキ型の代用ができ、使い方は以下のとおりです。

①お好みのサイズのバットを用意する
②クッキングシートの四隅に切り込みを入れてバットに敷く

バットは四角形のものが多く、スクエア型のケーキ型の代用品になります。また丸いバットもあるので、丸形のケーキも作ることも可能です。基本的にステンレス製のものであればオーブンでの加熱が可能なので、バットの素材を確認してから使いましょう。

耐熱ガラス・容器もケーキの型の代用ができ、使い方は以下のとおりです。

①お好みのサイズと形の耐熱ガラス・容器を用意する
②内側にクッキングシートを敷くか、バター、オイルを塗る

耐熱ガラス・容器も簡単にケーキの型の代用として使うことができます。正方形や長方形のものを使うとスクエア型のケーキ、丸形のものを使うと丸形のケーキを作ることのできる代用アイテムです。ただし耐熱容器の中にはオーブン非対応のものもあるので、オーブンでの加熱が可能かどうかを確認してから使ってください。

炊飯器もケーキの型の代用ができ、その方法は以下のとおりです。

①炊飯器の内側にバターやオイルを薄く塗る
②炊飯器にケーキの生地を流し込み炊飯する

ケーキの型やオーブンなどが家になくても、ケーキ型の代用ができる便利な方法です。加熱したときに炊飯器の底に生地がくっつかないように、バターなどを塗っておくことがポイントです。この方法はスクエア型のケーキ型の代用はできないですが、簡単に丸型のケーキ型の代用として活用できるのでぜひ試してみてください。

耐熱の取っ手の取れる鍋やフライパンでもケーキ型の代用ができ、その方法は以下のとおりです。

①鍋やフライパンにバターを塗るか、クッキングシートを敷く
②ケーキの生地を流し込みオーブンで焼く

取っ手の取れるタイプの鍋やフライパンも、丸形ケーキの型の代用になります。また、卵焼き器を使うとスクエア型のケーキを焼くこともできます。加熱したときに底がくっつかないようにバターやオイルを塗るか、クッキングシートを敷くことがポイントです。

クッキングシートだけでもケーキ型の代用ができ、その方法は以下のとおりです。

①クッキングシートをケーキ型の形に折り組み立てる
②ケーキの生地を流し込みオーブンで焼く

クッキングシートを折って組み立てることでカップケーキの型の代用ができます。大きいクッキングシートを使えば丸形のホールケーキの型の代用もでき、四つ角の折り目をつければスクエア型も作ることができます。

クッキングシートは薄い紙なので、生地を流し込む時に型が倒れて生地がこぼれないように注意してください。クッキングシートを使っているので加熱したときに生地が型にくっついてしまう心配もなく、また好みの形のケーキ型を作ることができる便利な方法です。

パウンド型の代用になるアイテムは以下のとおりです。

・牛乳パック
・ティッシュの空箱
・紙コップ
・新聞紙
・アルミホイル
・耐熱皿

牛乳パックやティッシュの空箱、紙コップは少し切り取るなどの加工をすると簡単にパウンド型の代用ができます。牛乳パックを使用するときはポリエチレンから生地や天板を保護する為に、アルミホイルやクッキングシートを敷いてください。ティッシュの空箱や紙コップを使うときも、アルミホイルやクッキングシートを敷いて生地と型がくっつくのを防ぎましょう。

また新聞紙やアルミホイルを使って型を作るときは、折り紙の箱を作る要領で長方形のパウンド型になるように、しっかり折り目をつけてホチキスで固定することがポイントです。グラタン皿などの耐熱容器をパウンド型の代用にするときは、内側にバターやオイルを塗るかクッキンシートを敷くと生地が型にくっつきません。