生チョコの生クリームはどれがいい?200mlで板チョコ何枚必要?
生チョコに使う生クリームはどれがいいか知っていますか?〈植物性・動物性〉で違うのでしょうか?今回は、生チョコに使う生クリームは乳脂肪分は何パーセントがいいかや、200mlで板チョコ何枚必要かなどを紹介します。生チョコの〈割合・固まらない・柔らかくする方法〉などの作り方のコツ・対処法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- 生チョコに使う生クリームはどれがいい?植物性・動物性で違う?
- 濃厚な生チョコを作る場合は動物性の生クリームがおすすめ
- あっさりした生チョコを作る場合は植物性の生クリームがおすすめ
- 生チョコに使う生クリームは乳脂肪分は何パーセントがいい?
- 口溶けが良い柔らかい生チョコを作る場合は乳脂肪分は30%台がおすすめ
- 歯ごたえのある生チョコを作る場合は乳脂肪分が40%台がおすすめ
- 生チョコに使うチョコはどれがいい?生クリームが200mlだと板チョコは何枚必要?
- 生チョコに使うチョコはカカオバターの含有率が高いチョコがおすすめ
- 生チョコに使う生クリームが200mlの場合は板チョコは約8枚必要
- 生クリームを使う生チョコの失敗しない作り方を紹介!
- 材料
- 作り方・手順
- 生クリームを使う生チョコの失敗しない作り方のコツは?
- コツ①水分が入らないように気をつける
- コツ②チョコレートはできるだけ均等に細かく刻む
- コツ③湯煎の温度は50℃程度に設定する
- コツ④生クリームは沸騰させない
- コツ⑤乳脂肪分が40%以上の生クリームを使う場合は蜂蜜や水飴を加える
- コツ⑥生チョコが固まらない場合はチョコを足す
- コツ⑦生チョコが固い場合は生クリームを足す
- 生チョコに使う生クリームはどれがいいか把握しよう
生チョコに使う生クリームはどれがいい?植物性・動物性で違う?
生チョコはチョコレートに生クリームや洋酒を混ぜ込んで作るチョコレート菓子の一種で、なめらかな口溶けが人気です。生チョコの材料の生クリームは、植物性と動物性で食感に違いがでるのでしょうか。生チョコに使う生クリームはどれがいいのかについて説明します。
濃厚な生チョコを作る場合は動物性の生クリームがおすすめ
濃厚な生チョコを作る場合は、動物性の生クリームがおすすめです。生クリームとは生乳や牛乳を原料とし、乳脂肪分が18%以上含まれるものを指します。動物性の生クリームを使うと、コクのある濃厚な味わいの生チョコを作ることができます。
あっさりした生チョコを作る場合は植物性の生クリームがおすすめ
あっさりした生チョコを作る場合は、植物性の生クリームがおすすめです。植物性の生クリームは、植物油脂や添加物が入っており、「ホイップクリーム」や「フレッシュ」という名称で市販されています。ホイップクリームを使うと、やわらかく、あっさりとした生チョコを作ることができます。
(*生クリームとホイップクリームの違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
生チョコに使う生クリームは乳脂肪分は何パーセントがいい?
様々な乳脂肪分の動物性生クリームが市販されていますが、生チョコにはどれを使うのがいいのでしょうか。ここでは、生チョコに使う生クリームの乳脂肪分は何パーセントがいいかを説明します。
口溶けが良い柔らかい生チョコを作る場合は乳脂肪分は30%台がおすすめ
口溶けが良い柔らかい生チョコが好みの場合は、乳脂肪分が30%台の生クリームを使うのがおすすめです。なめらかでコクがあり、失敗もしにくいため、初めて生チョコを作る場合には乳脂肪分30%台の生クリームを使うといいでしょう。
歯ごたえのある生チョコを作る場合は乳脂肪分が40%台がおすすめ
歯ごたえのある生チョコが好みの場合は、乳脂肪分が40%台の生クリームがおすすめです。生クリームの乳脂肪率が高いほど、生チョコはよく固まります。ただし乳脂肪分の高い生クリームはチョコレートと分離しやすいため、調理の際は注意が必要です。
生チョコに使うチョコはどれがいい?生クリームが200mlだと板チョコは何枚必要?
チョコレートはいろいろな種類のものが市販されていますが、生チョコを作る材料のチョコレートはどれがいいのでしょうか。ここでは生チョコにおすすめのチョコレートを紹介します。
生チョコに使うチョコはカカオバターの含有率が高いチョコがおすすめ
生チョコの材料のチョコは、カカオバターの含有率が高いチョコレートがおすすめです。チョコレートは、カカオマスとカカオマスから抽出したカカオバター、砂糖などを混ぜて作られています。クーベルチュールチョコレートはカカオ豆由来の植物性油脂のみが使用されているため、生チョコ作りに最適です。
(*クーベルチュールチョコレートの代用品について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
生チョコに使う生クリームが200mlの場合は板チョコは約8枚必要
200mlの容量の生クリームで生チョコを作る場合は、板チョコは約8枚必要です。生チョコを作る際の生クリームとチョコレートの基本的な割合は、1対2です。生クリーム200mlに対してチョコレート400g、1枚約50gの板チョコ約8枚で生チョコを作ることができます。チョコレートや生クリームの量は、基本的な割合を元に好みで調整してください。
生クリームを使う生チョコの失敗しない作り方を紹介!
生クリームを使った生チョコの失敗しない作り方について詳しく紹介します。生チョコが分離しないポイントや、きれいな切り分け方も紹介するので参考にしてください。
材料
【10個分】
・ミルクチョコレート:150g
・生クリーム:75g
・ココアパウダー:大さじ2
作り方・手順
生チョコの作り方は以下のとおりです。
1.ボウルにミルクチョコレートを割り入れる
2.生クリームを加える
3.電子レンジ500wで1分30秒ほど加熱する
4.チョコレートが溶けるまで混ぜ合わせる
5.バットに入れて冷蔵庫で数時間冷やす
6.10等分に切り分けて、ココアパウダーを全体にまぶす
ミルクチョコレートは、溶けやすいようにできるだけ細かく刻みましょう。電子レンジでチョコレートと生クリームを加熱すると、分離せずに溶かすことができます。加熱した生クリームとチョコレートは、ゆっくりと気泡ができないように混ぜ合わせましょう。生チョコを切り分ける際は、温めた包丁を毎回拭きながら使用すると、断面がきれいに仕上がります。
生クリームを使う生チョコの失敗しない作り方のコツは?
生チョコは生クリームとチョコレートがあれば作ることができる手軽さで、手作りのプレゼントとしても人気です。ここでは、生クリームを使う生チョコの失敗しない作り方のコツを紹介します。
コツ①水分が入らないように気をつける
生チョコを作る際には、水分が入らないように気をつけましょう。ボウルなどの調理器具に水分がついていたり、チョコレートを溶かす際に水分が入ったりしてしまうと、チョコレートが分離する原因となります。調理器具の水分は、しっかりと拭き取ってから使用しましょう。
コツ②チョコレートはできるだけ均等に細かく刻む
チョコレートは、溶けやすいように均等に細かく刻んでから使用します。刻んだチョコレートの大きさにムラがあると、溶かすのに時間がかかったり、うまく溶けずに食感の悪いチョコレートに仕上がったりします。
コツ③湯煎の温度は50℃程度に設定する
生チョコを作る時の湯煎の温度は、50℃程度に設定しましょう。お風呂のお湯よりも少し熱い程度の温度が目安です。湯煎でチョコレートを溶かす際にお湯の温度が高すぎると、チョコレートが分離したり、食感が悪くなったりする原因につながります。
コツ④生クリームは沸騰させない
生チョコに加える生クリームは、沸騰させないようにしましょう。軽く沸騰してきたら火を止めて、温度を調整してください。沸騰した生クリームを加えると、チョコレートが分離する原因になります。
コツ⑤乳脂肪分が40%以上の生クリームを使う場合は蜂蜜や水飴を加える
乳脂肪分が40%以上の生クリームを使う場合は、蜂蜜や水飴を加えましょう。蜂蜜や水飴を加えることで、乳脂肪分が高い生クリームでもチョコレートと分離しにくくなります。また、蜂蜜や水飴には生チョコの食感をなめらかにする働きもあります。
コツ⑥生チョコが固まらない場合はチョコを足す
生チョコが固まらない場合はチョコを足しましょう。生クリームの量が多かったり、チョコレートのカカオ成分が少なかったりする場合は、生チョコが固まらないことがあります。固まらなかった生チョコは、追加のチョコレートとそれぞれ湯煎にかけて溶かし、混ぜ合わせてから型に入れて冷蔵庫で冷やしてください。
(*生チョコが固まらない原因や対処法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
コツ⑦生チョコが固い場合は生クリームを足す
生チョコが固い場合は生クリームを足しましょう。固くなりすぎた生チョコは湯煎で溶かした後、鍋で沸騰直前まで温め、生クリームを少量ずつ加えて混ぜ合わせてください。生クリームを入れすぎると固まらなくなる恐れがあるため、チョコレートと生クリームの比率に注意しましょう。
生チョコに使う生クリームはどれがいいか把握しよう
生チョコに使う生クリームは、動物性生クリームを選ぶと濃厚な口溶けに、植物性生クリームを使うと軽い食感を楽しむことができます。生チョコを作る際は、好みに合わせて生クリームを使い分けてください。