とうもろこし/コーンは何群?6つの食品群・3色食品群・5大栄養素だと?

とうもろこしが何群に分類されるか知っていますか?今回は、とうもろこし(コーン)は何群に分類されるかを、〈6つの基礎食品群・3色食品群・5大栄養素〉別に紹介します。〈玉ねぎ・塩・にんじん・キャベツ〉などの食品が何群かも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. とうもろこし(コーン)は何群?食品群別に紹介!
  2. とうもろこしは5群【6つの食品群の場合】
  3. とうもろこしが6つの食品群だと5群の理由
  4. とうもろこし以外の6つの食品群の5群の食品
  5. とうもろこしは黄色【3色食品群の場合】
  6. とうもろこしが3色食品群だと黄色の理由
  7. とうもろこし以外の3色食品群の黄色の食品
  8. とうもろこしは炭水化物【5大栄養素の場合】
  9. とうもろこしの5大栄養素の含有量
  10. とうもろこし以外の5大栄養素の炭水化物の食品
  11. とうもろこしとよく一緒に使われるその他の食品は何群?
  12. ①玉ねぎ
  13. ②塩
  14. ③にんじん
  15. ④キャベツ
  16. とうもろこしは何群か知ろう

とうもろこし(コーン)は何群?食品群別に紹介!

缶詰や冷凍食品などで料理に使いやすい食品であるとうもろこしは、各食品群別では何群に属しているのでしょうか。こちらでは、6つの食品群や3色食品群など、各食品群別にとうもろこしが何群に属しているのかを紹介します。また、5大栄養素でもどの食品に属しているのかを紹介するので、献立を考えるときに参考にしてみてください。

とうもろこしは5群【6つの食品群の場合】

6つの食品群では、とうもろこしは5群にあたります。6つの食品群は、5大栄養素のうち多く含まれる栄養素で食品を6つのグループに分けたものです。こちらでは、とうもろこしが5群にあてはまる理由を紹介します。

とうもろこしが6つの食品群だと5群の理由

6つの食品群の5群は、穀類、芋類、砂糖の食品で炭水化物が多く含むグループです。とうもろこしは炭水化物の栄養が多く含まれているため、5群に当てはまります。とうもろこしはサラダやおかずになる料理によく使われるので野菜と思われがちですが、世界三大穀物の中の一つです。

とうもろこし以外の6つの食品群の5群の食品

とうもろこし以外の6つの食品群の5群の食品は、次の通りです。

・ごはん
・じゃがいも
・うどん
・パン
・砂糖


とうもろこし以外の6つの食品群の5群の食品は、炭水化物を多く含む食品なので、主食として食べられる食品やその加工品、砂糖類や菓子類が含まれています。5群の食品は糖質性のエネルギー源となる食品で、体を動かすエネルギーになります。

とうもろこしは黄色【3色食品群の場合】

3色食品群の場合、とうもろこしは黄色にあてはまります。3色食品群とは、赤、黄色、緑色と3色に食品をグループに分けたものです。こちらでは、とうもろこしが黄色のグループに分類される理由と、またその他の黄色の食品がどのようなものがあるのかを紹介します。

とうもろこしが3色食品群だと黄色の理由

3色食品群の赤色は人体のもととなるタンパク質、緑色は体の調子を整えるビタミンとミネラルを含んだ食品で、黄色は主にエネルギーのもとになる脂質や糖質を含む食品です。

とうもろこしは穀類の一つで糖質が多く含まれていることから、3色食品群では黄色のグループに入ります。黄色の食品はエネルギーを作り出す働きがあるので、赤色と緑色の食品と一緒に食べると栄養のバランス良く食事を摂ることができます。

とうもろこし以外の3色食品群の黄色の食品

とうもろこし以外の3色食品群の黄色の食品は、次の通りです。

・ご飯
・パン
・ジャガイモ
・油
・砂糖

3色食品群の黄色の食品は、エネルギーとなる食品を指します。とうもろこし以外では、主食として食べられ糖質が多く含まれているご飯やパン、芋類が黄色のグループに分類されます。また、サラダ油やバターなどの脂質が含まれる油類も、黄色の食品です。

とうもろこしは炭水化物【5大栄養素の場合】

5大栄養素のタンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルの5つのうち、とうもろこしは炭水化物に分類されます。こちらでは、とうもろこしには炭水化物の他どのような栄養素が含まれているのか、またとうもろこし以外の5大栄養素の炭水化物の食品を紹介します。

とうもろこしの5大栄養素の含有量

食品名 とうもろこし
タンパク質 8.6g
脂質 5.0g
炭水化物 70.6g
ビタミンB6 0.39mg
ミネラル 1.3g

※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。(※1)

上記の表は、八訂日本食品標準成分表でとうもろこし100gあたりの数値をあらわしたものです。示されているように、とうもろこしに一番多く含まれている栄養素は炭水化物です。このことから、とうもろこしは5大栄養素の場合の分類は炭水化物の食品となります。

炭水化物は糖質と食物繊維で構成されているので、エネルギー源になるだけでなく、体を維持し整える役割もあります。しかし、過剰摂取による悪影響があるので、摂取量に注意しなければならない食品です。

とうもろこし以外の5大栄養素の炭水化物の食品

とうもろこし以外の5大栄養素の炭水化物の食品は、以下のようなものがあります。

・ごはん
・麺類
・パン
・芋類
・砂糖

5大栄養素の炭水化物に分類される食品は、主に炭水化物が多く含まれている食品が該当します。炭水化物が多く含まれる食品は、ごはんや麺類などの穀物、じゃがいもやさつまいもなどの芋類です。また、砂糖やはちみつなどもほとんどが糖質でできていて炭水化物に分類されます。

とうもろこしとよく一緒に使われるその他の食品は何群?

とうもろこしは料理ではよく使われる食品ですが、一緒に使われる食品はそれぞれ何群でしょうか。こちらでは、とうもろこしとよく一緒に使われるその他の食品が、6つの食品群、3色食品群、5大栄養素でそれぞれ何群かを紹介します。

①玉ねぎ

玉ねぎはとうもろこしとの炒め物などで相性の良い食品ですが、それぞれの食品群では以下の通りに分類されます。

・6つの食品群の場合:4群
・3色食品群の場合:緑色
・5大栄養素の場合:該当なし

6つの食品群では、淡色野菜に該当するので4群で、3色食品群では緑色となります。他の食品にはあまり含まれていない硫化アリルやケルセチンといった栄養が豊富に含まれていますが、玉ねぎは5大栄養素の場合、含有量がそれぞれ少ないため該当なしです。

②塩

バターコーンなど料理の味付けに使用する塩の食品群の分類は、次の通りです。

・6つの食品群の場合:該当なし
・3色食品群の場合:該当なし
・5大栄養素の場合:ミネラル

塩は調味料に当たるので、6つの食品群と3色食品群の場合では該当なしです。食塩は、塩化ナトリウムが90%以上含まれているものが多く、その他にカリウム、マグネシウムなどの微量元素が含まれています。これらのミネラルが含まれているため、5大栄養素ではミネラルに分類されます。

③にんじん

とうもろこしに彩りを加えるためによく使うにんじんは、それぞれ以下のように分類されます。

・6つの食品群の場合:3群
・3色食品群の場合:緑色
・5大栄養素の場合:ビタミン


にんじんは緑黄色野菜のひとつで体の調子を整えるもとになるため、6つの食品群では3群、3色食品群では緑色です。にんじんにはβカロテンやカリウム、カルシウムなど多くの栄養素が含まれています。一緒に使うことで、炭水化物のとうもろこしに不足しているビタミン類を補うことができます。

④キャベツ

サラダなどでとうもろこしと一緒に使われるキャベツは、それぞれの食品分類では次の通りです。

・6つの食品群の場合:4群
・3色食品群の場合:緑色
・5大栄養素の場合:ビタミン


キャベツには淡水野菜なので、6つの食品群では4群となります。キャベツにはビタミンUやビタミンCなどのビタミン類が多く含まれているため、3色食品群では緑色、5大栄養素ではビタミンです。一緒に使うことで、炭水化物のとうもろこしに不足しているビタミン類を補うことができます。

とうもろこしは何群か知ろう

とうもろこしは6つの食品群では5群、3色食品群では黄色、5大栄養素では炭水化物です。料理を作る際には、他の食品群と合わせて栄養をバランスよく摂れるように、とうもろこしが何群なのかを知っておきましょう。

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