お好み焼き粉のたこ焼きは固まらない?原因は?固まるレシピも紹介!

お好み焼き粉のたこ焼きが固まらないか知っていますか?今回は、お好み焼き粉のたこ焼きが固まらない原因や、固まるコツを紹介します。お好み焼き粉のたこ焼きが〈卵なし〉などでも固まるレシピ・コツや、固まらない場合の対処法も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. お好み焼き粉のたこ焼きが固まらない?原因はある?
  2. お好み焼き粉のたこ焼きは作り方に注意すれば十分固まる
  3. お好み焼き粉のたこ焼きが固まる作り方は?コツは?
  4. 材料
  5. 作り方・手順
  6. コツ①生地の水の量を少なめにする
  7. コツ②鉄板に引く油の量・流す生地の量を調節する
  8. コツ③生地を適温で適度に触りながら焼く
  9. お好み焼き粉のたこ焼きが固まらない場合は?対処法はある?
  10. ①卵を加える
  11. ②リメイクする
  12. お好み焼き粉のたこ焼きが固まらない場合のリメイクレシピ3選!
  13. ①チヂミ
  14. ②たこ焼きの出汁仕立て
  15. ③たこ焼きグラタン
  16. お好み焼き粉のたこ焼きが固まる作り方をマスターしよう

お好み焼き粉のたこ焼きが固まらない?原因はある?

たこ焼きを作る際に、たこ焼き粉が切れていてお好み焼き粉で代用して作ったら、固まらないことがあるようです。お好み焼き粉で作ったたこ焼きが固まらないのは、なぜなのでしょうか。ここでは、お好み焼き粉のたこ焼きが固まらない原因について紹介します。

お好み焼き粉のたこ焼きは作り方に注意すれば十分固まる

お好み焼き粉を使ったたこ焼きは、作り方に気を付ければ十分固めることができます。お好み焼き粉のたこ焼きが固まらない主な原因は、以下の通りです。

・生地の水分量が多い
・鉄板の温度が適切ではない
・焼く時に生地を触りすぎている


お好み焼き粉とたこやき粉は原材料や配合がやや異なりますが、どちらも出汁と薄力粉が入っており原材料はほぼ同じで、両者に大きな違いはありません。そのため、お好み焼き粉で作ったたこ焼きが固まらない原因は、粉ではなく生地の水分量や鉄板の温度などが関係しています。

お好み焼き粉のたこ焼きが固まる作り方は?コツは?

お好み焼き粉で代用してたこ焼きを作る際には、どのような点に気を付ければよいのでしょうか。ここでは、お好み焼き粉のたこ焼きを作る際に使う材料と作り方のほか、コツを3つ紹介します。たこ焼きをしっかり固めて美味しく作るための参考にしてください。

材料

【家庭用たこ焼き器2.5回転分】
・お好み焼き粉:200g
・卵:2個
・水:600cc
・タコ:適量
・油:適量

作り方・手順

お好み焼き粉でたこ焼きを作る方法は、以下の通りです。

1.お好み焼き粉をボウルに入れて、泡立て器で混ぜてダマをほぐす
2.ボウルに卵を入れて少し混ぜる
3.水を少しずつ加えてその都度混ぜる
4.鉄板を余熱し、油を流す
5.鉄板にタコを入れて焼く
6.穴からあふれるくらいの生地を流し入れて3~5分程度の時間焼く
7.生地が固まってきたら、竹串でひっくり返しながら焼いて完成

お好み焼き粉と卵を入れたボウルに水を少しずつ加えることで、ダマができにくくなります。生地を混ぜ終えた後にしばらく置いておくと分離するため、焼く直前に泡立て器でよく混ぜてください。分離した生地の上澄みだけを焼くと、固まらない原因になります。生地の中央部分がやや生の状態になったタイミングで、竹串でひっくり返してください。

なお、オタフクが販売している「お好み焼・たこ焼の素」を使うと、アレルギーのある人でも食べられる卵なしのたこ焼きが作れます。作り方は、まずはじめにボウルに粉類と水を入れて箸で混ぜ、たこ焼き器の鉄板に油を引いた後に生地、タコ、ねぎ、生地の順に入れます。この際5分間は触らずに待ち、きつね色になるまでひっくり返しながら焼くことがポイントです。

コツ①生地の水の量を少なめにする

お好み焼き粉でたこ焼きを作る際には、生地の水の量を少なめにすると成功しやすくなります。水分が多すぎると粉を固める作用が弱くなるため、焼いたときに固まらない原因に繋がります。たこ焼きを作る時の粉と水の理想的な配合は、粉100gに対して水300ccです。

また、たこ焼きの具材を入れすぎると、具材から水分が出て固まりにくくなることがあります。水分量が多いキャベツや紅ショウガなどを入れる際には、生地に入れる水の量を減らしてください。

コツ②鉄板に引く油の量・流す生地の量を調節する

お好み焼き粉のたこ焼きをうまく作るコツとして、鉄板に引く油の量と、流す生地の量を調節することが挙げられます。鉄板に引く油が少ないと、生地が鉄板にくっついたり、表面が香ばしく焼けずにひっくり返しにくくなったりします。そのため、鉄板の穴にやや溜まる程度まで油を引くようにしてください。

お好み焼き粉のほうが、たこ焼き粉よりもベーキングパウダーの配合量が多いのが特徴です。そのため、たこ焼きを作る時と同じくらいの量の生地を鉄板に流して焼くと、生地が膨らみ過ぎてひっくり返しにくくなります。お好み焼き粉の生地でたこ焼きを作る際は、たこ焼きを作る時よりもやや少なめにすると焼きやすくなります。

コツ③生地を適温で適度に触りながら焼く

お好み焼き粉の生地でたこ焼きを焼く時は、生地を適温に保ちながら、適度に触りながら加熱してください。鉄板の温度が低すぎると、たこ焼きの表面が固まらないうえに、香ばしく仕上がりません。鉄板の温度は強火200℃に余熱し、十分温まったら生地を流し入れます。

加熱時間が長くなって生地が焦げそうな時は、表面が固まってから弱火にして、時間をかけて中まで火を通してください。また生地の表面が焼き固まる前に竹串で触りすぎると、固まらないうえにうまくひっくり返すこともできず、綺麗な丸い形のたこ焼きになりません。鉄板に生地を流したら、生地の淵部分が固まってからひっくり返すようにしましょう。

お好み焼き粉のたこ焼きが固まらない場合は?対処法はある?

お好み焼き粉でたこ焼きを作る際に固まらない場合は、どのように対処すればよいのでしょうか。用意した生地や具材を無駄にしたくないと考える人も多いでしょう。ここでは、お好み焼き粉のたこ焼きが失敗した時の対処方法を2つ紹介します。

①卵を加える

お好み焼き粉のたこ焼きの生地がゆるくて固まらない時は、生地に卵を加えて分離しないようによく混ぜてから、焼き直してください。卵に含まれているタンパク質には、加熱すると固まる性質があるためです。卵を追加するとやや卵の風味が強くなりますが、生地が固まりやすくなり、外側は柔らかく内側はとろけるような食感の生地に仕上がります。

なお、生地にお好み焼き粉などの粉類を追加するのは避けてください。粉を適量加えるのが難しく、入れすぎると団子のような食感になる可能性があります。

②リメイクする

お好み焼き粉のたこ焼きを作るのに失敗して、たこ焼きとして食べるのは難しい場合は、別の料理にリメイクする方法もあります。生地が緩くて丸い形にできない時は、お好み焼きやチヂミなどの別の粉もの料理にアレンジするか、スープやグラタンなどの料理の具材として使えば食べやすくなります。

お好み焼き粉のたこ焼きが固まらない場合のリメイクレシピ3選!

お好み焼き粉で作ったたこ焼きが固まらない時は、リメイクして美味しく食べ切りましょう。ここでは、固まらなかったお好み焼き粉のたこ焼きを使った、リメイクレシピを紹介します。

①チヂミ

出典: https://cookpad.com/recipe/6981398

たこ焼きの生地に小さく切ったタコやニラ・ネギなどを加えて、フライパンで焼くと、美味しいチヂミが作れます。うまくひっくり返せない場合は、小さめのチヂミを作るとよいでしょう。紅ショウガやチーズを入れると、濃い目の味わいに仕上がります。

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②たこ焼きの出汁仕立て

出典: https://cookpad.com/recipe/2482532

たこ焼きの形が崩れてしまった時は、器に移して出汁を注いで、スープ仕立てにするのもおすすめです。たこ焼きのタコの出汁や油がスープに加わって、旨味やコクのあるスープが作れます。三つ葉を添えると見栄えが良くなり、食感のアクセントにもなります。

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③たこ焼きグラタン

出典: https://cookpad.com/recipe/4047749

固まらなかったたこ焼きを野菜とともに耐熱皿に入れて、ホワイトソースとチーズをかけてオーブンで加熱した、グラタンのレシピです。たこ焼きだけでは不足しがちな野菜が摂取でき、栄養バランスの整った食事が摂れます。マヨネーズやパン粉をかけて焼いてもよいでしょう。

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お好み焼き粉のたこ焼きが固まる作り方をマスターしよう

お好み焼き粉を使ってたこ焼きを作る際に固まらないのは、生地の分離や鉄板の温度、加熱時間など様々な原因が考えられます。この記事を参考に、お好み焼き粉を使ってたこ焼きを作る方法をマスターしましょう。

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