お好み焼きの発祥地は<大阪・広島・東京>のどこ?起源・ルーツなども紹介!

お好み焼きの発祥地がどこか知っていますか?今回は、お好み焼きの発祥の地は<広島・大阪・東京>のどこなのかや、広島と大阪の作り方の違いなども紹介します。お好み焼きの起源などについても紹介するので、参考にしてみてくださいね。

目次

  1. お好み焼きの発祥の地は広島?大阪?
  2. お好み焼きの発祥地は広島・大阪でもなく「東京」
  3. 広島で現在の形のお好み焼きが誕生
  4. 大阪でお客に焼いてもらうスタイルのお好み焼きが誕生
  5. お好み焼きの「広島」と「大阪」の違いは?
  6. 「広島風」と「大阪風」の違いは作り方
  7. 「広島風」と「大阪風」でより人気なのは…?
  8. お好み焼きの起源・ルーツは?
  9. お好み焼きなど粉もの料理のルーツは「千利休」
  10. お好み焼きは「もんじゃ焼き」→「どんどん焼き」から誕生した
  11. お好み焼きの歴史について覚えておこう

お好み焼きの発祥の地は広島?大阪?

お好み焼きは粉物料理の中でも人気の高い料理です。好きな具材を入れて作ることができるのでアレンジの幅も多いお好み焼きですが、お好み焼きで有名な広島と大阪では具材や作り方が異なっています。お好み焼きの発祥の地は、広島と大阪のどちらなのでしょうか。

お好み焼きの発祥地は広島・大阪でもなく「東京」

お好み焼きの発祥地は、お好み焼きが名物料理となっている広島や大阪のどちらでもなく、東京だと言われています。明治時代に東京でもんじゃ焼きが誕生して以来形が徐々に変わっていき、現在のようなお好み焼きの形になっていったそうです。なお、お好み焼きの名前の由来は、好みの具を焼くことからきています。

広島で現在の形のお好み焼きが誕生

お好み焼きの原型となる料理が東京から広島へ伝わった当時、小麦粉はとても高価な食材だったため、広島では小麦粉を節約するために水で溶いて薄く延ばして焼くようになりました。それだけでは腹持ちが悪いため、キャベツやうどんなどの麺類を一緒に焼き上げるようになり、現在のようなお好み焼きが誕生しました。

大阪でお客に焼いてもらうスタイルのお好み焼きが誕生

最近ではお客に焼いてもらうスタイルのお好み焼きも多いですが、これは昭和の時代に大阪で開店したお好み焼き屋で誕生したスタイルです。それまでは店の人が焼いてお客に提供するのが一般的でしたが、お客自身が焼くようになることで、より自分好みに楽しく食べることができるようになりました。

お好み焼きの「広島」と「大阪」の違いは?

お好み焼きのお店に行くと、「広島風お好み焼き」や「大阪風お好み焼き」などと書かれていることがありますが、「広島」と「大阪」の違いは何なのでしょうか。ここでは、この2つの違いについて説明します。

「広島風」と「大阪風」の違いは作り方

広島風と大阪風のお好み焼きの違いは作り方にあります。

・広島:生地を鉄板に薄く延ばし、キャベツ、豚肉を乗せてひっくり返し、目玉焼きを上にのせてもう一度ひっくり返す
・大阪風:生地と具材を一緒に混ぜて、平らに焼く


大阪のお好み焼きは生地と具材が混ぜられているので、厚みはそれほどなく食べやすい仕上がりになります。広島風お好み焼きは生地の上に具材を乗せていくので、厚みが出てボリュームのある仕上がりになるのが特徴です。

「広島風」と「大阪風」でより人気なのは…?

お好み焼きと言われると大阪風のお好み焼きをイメージする人が多いですが、お好み焼きの専門店は大阪よりも広島のほうが多くあります。広島風のお好み焼きは不慣れな人には作ることが難しいとされているので、外食では広島風のお好み焼きを食べ、家庭で作るときには大阪風のお好み焼きが作られる傾向にあるようです。

広島風と大阪風はどちらも人気があり、それぞれ違った美味しさがあるので、自分の好みに合わせて選ぶと良いでしょう。

お好み焼きの起源・ルーツは?

お好み焼きの作り方や大阪風と広島風の違いは判りましたが、お好み焼きの起源となった食べ物はどのようなものなのでしょうか。ここではそのルーツを辿り、お好み焼きの歴史を見ていきます。

お好み焼きなど粉もの料理のルーツは「千利休」

安土桃山時代の茶人である千利休は、それまであまり食べられていなかった小麦粉を水とお酒で溶き、平たく焼いたものに砂糖や山椒入りの味噌を塗り棒状に巻いた麩の焼きを考案しました。当時麩の焼きはお菓子として食べられていましたが、これが現代の粉物料理のルーツとされています。

お好み焼きは「もんじゃ焼き」→「どんどん焼き」から誕生した

明治時代、和紙を買うことができなかった子供は水で溶いた小麦粉で鉄板の上に文字を書いて勉強をしていたと言われ、これがもんじゃ焼きの原点になったとされています。もんじゃ焼きを持ち帰れるように進化させたものがどんどん焼きで、もんじゃ焼きの水分を抑えて固くしたどんどん焼きは、やがて関西にも伝わり人気が出ました。

さらにそこから、おやつとして食べられていたどんどん焼きにキャベツをたっぷり入れて主食に進化させたことで、現在のようなお好み焼きが誕生したのです。

お好み焼きの歴史について覚えておこう

お好み焼きは、ソウルフードにもなっている広島や大阪ではなく、東京が発祥の食べ物だと分かりました。千利休の考案した麩の焼きがルーツとなったお好み焼きは、現在では家庭で作られることも多い、日本人になじみ深い料理になっています。お好み焼きを食べる時は、今回紹介した歴史についても思い出してみてください。

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