キルシュの代用品7選！ケーキのシロップになるのは？売ってる場所も紹介！

お菓子作りなどの際に香り付けに用いるキルシュがない場合、代用品として使えるものには何があるでしょうか。ここではキルシュの代用品について、様々な商品を紹介します。キルシュの代用品で作るレシピも紹介するので、参考にしてください。

キルシュの代用として使えるものには、サトウキビを原料にして作られるラム酒があります。香りがフルーティーで甘味のないキルシュに対して、ラム酒の菓子は芳醇な香りと甘さが加わります。ホワイトラムとダークラムのうち、キルシュの代用ではダークラムがおすすめで、ダークラムを利用した場合は香りがより豊かです。

ぶどうが原料のブランデーも、キルシュの代用品になります。ふくよかな風味のキルシュに比べて、ブランデーは芳醇な香りながらもシンプルな味わいです。ブランデーを染み込ませたケーキは、仕上がりに高級感が出ます。ブランデーを入れたチョコはアルコール度数が高くなる可能性があるので、注意しましょう。

大麦やライ麦などの穀物が原料のウィスキーもキルシュの代用になり、芳醇な香りや味を楽しめます。チョコレートボンボン作りにウィスキーを代用すると、キルシュ入りのものより大人向けの味わいになります。ただし、ウイスキーはキルシュよりもアルコール感がより強く出るので、入れる分量には注意しましょう。

りんごが原料のフランス産のカルバドスも、キルシュの代用品として使用が可能です。キルシュはさくらんぼ風味ですが、カルバドスを代用したものはりんご風味に仕上がります。フランス伝統菓子のタルトタタンのレシピにも含まれているカルバドスも、アルコール度数が高いので入れ過ぎに注意しましょう。

キルシュの代用品には、ワイン用のぶどうの搾りかすで作られた蒸留酒のグラッパもおすすめです。キルシュと同様にフルーティなお酒ですが、グラッパ使用のお菓子は、心地よいぶどうの香りを楽しめます。イタリア伝統菓子のカッターサのレシピにも含まれるグラッパは、原料が赤ワインのものはアルコール度数が高くなっています。

ホワイトキュラソーの一種のコアントローも、キルシュの代用として使用可能です。ダークチェリー特有の味わいとスパイス感のあるキルシュに比べて、コアントローはお菓子にさわやかなオレンジの風味と柔らかな甘みを加えます。コアントローは加熱すると香りが飛んでしまう可能性があるので、冷たいお菓子作りに向いています。

はちみつをキルシュの代用品にすると、子供も安心して食べられるノンアルコールのお菓子を作ることが出来ます。キルシュの代わりにはちみつをスポンジに塗るシロップにする際には、そのままでは扱いにくいので、はちみつに水を加えてのばしておくと塗りやすいです。ノンアルコールのシロップには、他にも砂糖水やメープルシロップ、缶詰の汁などがあります。

お菓子作りのアクセントに使用されるキルシュの代用品には、ラム酒やブランデー、ウイスキーなど様々な種類のお酒があります。またノンアルコールのものでははちみつで作るシロップがあり、子どもも安心して食べられます。紹介したキルシュの代用品を参考に、お菓子作りを楽しんでみてください。