梅シロップの白い泡はカビ?見分け方は?原因・対処法や予防する作り方も解説!

梅シロップに白カビや泡が生えたことはありますか?食べられるのでしょうか?今回は、〈白カビ・青カビ〉など梅シロップのカビの種類の見分け方や、食べて良い場合の判断も画像を用いて紹介します。カビが生える原因・対処法や、予防する作り方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 梅シロップの白い泡・ぶつぶつはカビ?見分け方は?
  2. 梅シロップの白い物体は酵母菌
  3. 青カビ・緑カビの場合に飲むのはNG
  4. 梅シロップにカビが生える原因は?
  5. ①保存容器に菌がついていた
  6. ②梅・容器に水分がついていた
  7. ③梅が空気と触れていた
  8. ④温度・湿度の高いところで保存した
  9. 梅シロップに白カビが生えた時の対処法は?
  10. ①カビの状態・ニオイを確認する
  11. ②シロップを沸騰し消毒する
  12. ③梅酒にする
  13. 梅シロップのカビ・発酵を予防する作り方は?
  14. ①こまめに混ぜる
  15. ②冷暗所で保存する
  16. ③梅を冷凍させてから漬ける
  17. ④酢を加える
  18. ⑤容器を殺菌消毒してから使う
  19. ⑥シワや傷がなくツヤがある梅を使う
  20. 梅シロップにカビが生えないように作ろう

梅シロップのカビや発酵を防ぐには、冷蔵庫などの冷暗所で保存するとよいでしょう。作る時は混ぜやすさも考え、大きすぎない瓶をいくつか用意して作ると完成後に保存しやすく、1つずつ開けられるので雑菌が入り込みにくくなり長く楽しめます。瓶が冷蔵庫に入らない場合は、密閉袋に入れて作る方法もあります。

この場合は、焼酎などのアルコールで殺菌するようにしましょう。

③梅を冷凍させてから漬ける

梅シロップを作る時は梅を冷凍させてから作るようにすると、早く梅シロップができるのでおすすめです。これは冷凍することで梅の繊維が壊れ、エキスがでやすくなるためです。梅シロップは出来上がったら梅を取り出して保存しますが、冷凍せずに作った梅シロップはエキスの抽出が遅れ、その分カビが繁殖しやすくなります。

④酢を加える

梅シロップに酢を加えて作る方法もあります。酢には殺菌作用があり保存性を高めてくれるため、高温多湿の時期に作る梅シロップには嬉しい効果です。分量は青梅と氷砂糖それぞれ1kgに対して、酢は200ml程度です。酢の種類はなんでも構いませんが、米酢かリンゴ酢がおすすめです。

さらに梅シロップを作るときは、洗って水分を拭き取った梅を酢や焼酎にくぐすと殺菌効果が得られ、カビの繁殖が抑えられます。

⑤容器を殺菌消毒してから使う

容器は必ず殺菌消毒してから使いましょう。手順を紹介します。

1.保存瓶と蓋を洗剤で洗い、しっかり洗剤を流す
2.蓋を外した状態で瓶を鍋に入れ、瓶がかぶる程度の水を入れる
3.強火で水を沸騰させて、そのまま5分煮る
4.火を止めてキッチンペーパーの上に逆さまにして乾かす


殺菌消毒したら、できるだけ早めに使うようにしましょう。瓶が鍋に入らない場合は、ホワイトリカーを少量瓶に入れ、清潔なタオルなどで綺麗に拭くと殺菌ができます。

⑥シワや傷がなくツヤがある梅を使う

梅を選ぶ時はシワやキズがあると、そこから菌が繁殖するため避けて選ぶようにしましょう。梅シロップに使う梅は黄色く熟したものを使うとシロップが濁りやすくなるので、黄色がかった緑色の梅が最適です。形もふっくらとして丸みがあり、艶のあるものを選びます。

梅シロップにカビが生えないように作ろう

梅シロップはアルコールで作る梅酒と比べるとカビが生えやすい食品です。しかし、ソーダ水などで割ったり料理に使うなど、大人から子供まで幅広い年代が飲めるため人気のある梅仕事になっています。夏バテにも効果が期待できるので、できる限りカビが生えないように作りたいものです。

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