梅シロップの白い泡はカビ?見分け方は?発生の原因・対処法や予防する作り方も解説!

梅シロップに白カビや泡が生えたことはありますか?食べられるのでしょうか?今回は、〈白カビ・青カビ〉など梅シロップのカビの種類の見分け方や、食べて良い場合の判断も画像を用いて紹介します。カビが生える原因・対処法や、予防する作り方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

目次

  1. 梅シロップの白い泡・ぶつぶつはカビ?見分け方は?
  2. 梅シロップの白い物体は酵母菌
  3. 青カビ・緑カビの場合に飲むのはNG
  4. 梅シロップにカビが生える原因は?
  5. ①保存容器に菌がついていた
  6. ②梅に水分がついていた
  7. ③梅が空気と触れていた
  8. ④温度・湿度の高いところで保存した
  9. 梅シロップに白カビが生えた時の対処法は?
  10. ①カビの状態・ニオイを確認する
  11. ②シロップを沸騰させる
  12. ③梅酒にする
  13. 梅シロップのカビ・発酵を予防する作り方は?
  14. ①こまめに混ぜる
  15. ②冷暗所で保存する
  16. ③梅を冷凍させてから漬ける
  17. ④酢を加える
  18. ⑤容器を殺菌消毒してから使う
  19. ⑥シワや傷がなくツヤがある梅を使う
  20. 梅シロップにカビが生えないように作ろう

梅シロップの白い泡・ぶつぶつはカビ?見分け方は?

出典:https://blog.goo.ne.jp/yoyoino415/e/955ff9d6a5399f425ab0c7cca2db0f3a

夏場に作られる梅シロップですが、上記のようにシロップの中に白い泡やつぶつぶが発生することがあります。一見白カビに見え、食べられない感じもしますがそうではないこともあり、違いが良く分かりません。梅シロップの白い泡やつぶつぶの正体と、見分け方を紹介します。

梅シロップの白い物体は酵母菌

梅シロップを作り始めて数日すると、泡や白カビのようなものがつくことがあります。この正体は酵母菌で、梅シロップが砂糖によって発酵し始めたために発生するもので害はありません。匂いは甘酸っぱくフルーティーな感じがするので、普通のカビとは違うことがわかります。少しの泡なら、砂糖を増やすついでにかき混ぜるなどすれば問題ありません。

青カビ・緑カビの場合に飲むのはNG

出典:https://ameblo.jp/maquicom/entry-10951383961.html

梅に白カビのようなものではなく、青カビや緑カビが付着していることもあります。この場合は酵母のようなものではなく腐敗が進んだ状態で、飲むと腹痛などを起こす可能性があるので、口に入れず全て廃棄しましょう。他にも赤カビが生えることもあるので注意して観察してください。

梅シロップにカビが生える原因は?

梅シロップにカビが生える原因は何でしょうか。作られる季節柄、湿度や気温も気になりますが、さまざまな要素があるのでそれだけとは一概には言えません。原因を知っておくとカビの予防もしやすくなるので、参考にして見てください。

①保存容器に菌がついていた

保存容器に菌が残っていると、そこから菌が繁殖し、カビの原因となります。梅シロップを作る時は、保存容器を熱湯やアルコールを使用して、殺菌消毒してから作るようにしましょう。また、作る時に限らず、蓋を開けて混ぜる時も必ずきれいに手を洗い、使う道具も洗ってからしっかり水分を取って使用するようにしてください。

②梅に水分がついていた

梅シロップを作る時に梅を必ず洗いますが、その時に水分が残るとカビが繁殖しやすくなります。できる限り、シロップの中には水分を入れないようにするのが重要なので、梅は必ず乾いたタオルを使って、しっかり水分を拭き取るようにしましょう。

③梅が空気と触れていた

梅シロップは高温多湿な時期に作るため、空気に触れ続ける梅があると空気中の水分がつき、カビが繁殖しやすくなります。必ず梅が液に浸かるようにし、どうしても出るようであればラップをかぶせて空気に触れないようにしましょう。漬け始めは梅の水分も多く、水分が丈夫の方に溜まりやすくなるので、こまめに振って混ぜることも大切です。

④温度・湿度の高いところで保存した

梅シロップはできるだけ涼しい場所で保存しましょう。高温多湿の場所では梅が腐敗しやすくカビが生える原因となります。また、温度が高いと発酵が進むので、砂糖の甘みがなくなりシロップを通り越して梅の風味のあるお酒になってしまいます。子供やお酒の弱い人は飲めなくなるので、冷暗所などの涼しい場所で保存しましょう。

甘いままで飲みたいなら、砂糖を少しずつ入れていき、梅のエキスとのバランスをとりながら発酵させないように作っていきます。

(*梅シロップの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

梅シロップの保存方法・賞味期限は?保管場所や瓶の消毒の仕方は?残った梅の活用法も紹介!

梅シロップに白カビが生えた時の対処法は?

梅シロップには、どれだけ対処をしても白カビなどが繁殖することがあります。しかし、青カビや黒カビが生えたものとは違い、白カビであれば対処ができると言われています。白カビが生えた時の対処法はどうすれば良いでしょうか。

①カビの状態・ニオイを確認する

カビのようなものを梅シロップに見つけたらカビの状態をよく見てみましょう。泡が出ていれば酵母菌ですが、青かったり黒かったりと白以外の色であれば飲めません。また、蓋を開けてみて匂いを確認することでも見分けられ、フルーティーな香りなら酵母菌です。少しだけならそのままかき混ぜても問題ありません。

蓋をしたままにすると、発酵した時に発生するガスが溜まって蓋が飛ぶことがあります。ガス抜きをするために蓋を開けてから混ぜるようにしましょう。しかし、青カビや緑カビなどの他のカビならツンとした鼻につく臭いがするので、その場合は飲まずに廃棄してください。

②シロップを沸騰させる

少しの発酵なら混ぜる程度で問題ありませんが、混ぜても発酵するようならシロップを煮詰める方法があります。手順は以下のようになります。

1.梅シロップの梅を全て取り出す
2.シロップを鍋に入れ、弱火で10分沸騰させないように煮詰める
3.漬け始めて10日未満なら梅を戻し、10日以上経っていて梅にしわがあるようなら入れない
4.冷暗所で保存する


梅は漬け始めて10日ほどはエキスが出切っていないため、戻すようにしましょう。10日以上ならエキスがで切った状態なので戻さなくても構いません。煮詰めている間はアクが出るので、必ず取り除きながら煮詰めてください。

③梅酒にする

梅シロップにホワイトリカーを加えることで、梅酒として作り直す方法もあります。必ず35度以上のアルコールで作るようにしますが、ブランデーなどを加えても美味しく仕上がり、色々試すのも良いでしょう。飲み頃は、仕込んでから半年から1年後になります。

また、昔ながらの梅酒とは違いますが、梅シロップとワインやカシスリキュールにソーダ水を混ぜることで、カクテルのような使い方もできるのでこちらもおすすめです。

梅シロップのカビ・発酵を予防する作り方は?

梅シロップは梅の手間や時間を考えると、できるだけ失敗は避けたいものです。作る前にカビや発酵を予防する作り方を知っておきましょう。梅シロップを失敗させないために、いくつかポイントがあるので紹介します。

①こまめに混ぜる

梅シロップを作ったら、毎日こまめに混ぜるようにしましょう。特に漬け始めはエキスに浸かる部分と浸からない部分があるので、満遍なくエキスと砂糖が行き渡るようにします。梅シロップは氷砂糖で作るのが一般的ですが、氷砂糖が溶けてなくなり始めたら菜箸やスプーンなどでかき混ぜると、梅のエキスが全体にしっかり混ざり美味しく出来上がります。

この時も、菜箸やスプーンはしっかり焼酎などの高アルコールのもので消毒してから使いましょう。心配なら、蓋をしっかりしてひっくり返したり振っても構いません。できるだけ瓶の中身が均一になるようにします。

②冷暗所で保存する

梅シロップのカビや発酵を防ぐには、冷蔵庫などの冷暗所で保存するとよいでしょう。作る時は混ぜやすさも考え、大きすぎない瓶をいくつか用意して作ると完成後に保存しやすく、1つずつ開けられるので雑菌が入り込みにくくなり長く楽しめます。瓶が冷蔵庫に入らない場合は、密閉袋に入れて作る方法もあります。

この場合は、焼酎などのアルコールで殺菌するようにしましょう。

③梅を冷凍させてから漬ける

梅シロップを作る時は梅を冷凍させてから作るようにすると、早く梅シロップができるのでおすすめです。これは冷凍することで梅の繊維が壊れ、エキスがでやすくなるためです。梅シロップは出来上がったら梅を取り出して保存しますが、冷凍せずに作った梅シロップはエキスの抽出が遅れ、その分カビが繁殖しやすくなります。

④酢を加える

梅シロップに酢を加えて作る方法もあります。酢には殺菌作用があり保存性を高めてくれるため、高温多湿の時期に作る梅シロップには嬉しい効果です。分量は青梅と氷砂糖それぞれ1kgに対して、酢は200ml程度です。酢の種類はなんでも構いませんが、米酢かリンゴ酢がおすすめです。

さらに梅シロップを作るときは、洗って水分を拭き取った梅を酢や焼酎にくぐすと殺菌効果が得られ、カビの繁殖が抑えられます。

⑤容器を殺菌消毒してから使う

容器は必ず殺菌消毒してから使いましょう。手順を紹介します。

1.保存瓶と蓋を洗剤で洗い、しっかり洗剤を流す
2.蓋を外した状態で瓶を鍋に入れ、瓶がかぶる程度の水を入れる
3.強火で水を沸騰させて、そのまま5分煮る
4.火を止めてキッチンペーパーの上に逆さまにして乾かす


殺菌消毒したら、できるだけ早めに使うようにしましょう。瓶が鍋に入らない場合は、ホワイトリカーを少量瓶に入れ、清潔なタオルなどで綺麗に拭くと殺菌ができます。

⑥シワや傷がなくツヤがある梅を使う

梅を選ぶ時はシワやキズがあると、そこから菌が繁殖するため避けて選ぶようにしましょう。梅シロップに使う梅は黄色く熟したものを使うとシロップが濁りやすくなるので、黄色がかった緑色の梅が最適です。形もふっくらとして丸みがあり、艶のあるものを選びます。

梅シロップにカビが生えないように作ろう

梅シロップはアルコールで作る梅酒と比べるとカビが生えやすい食品です。しかし、ソーダ水などで割ったり料理に使うなど、大人から子供まで幅広い年代が飲めるため人気のある梅仕事になっています。夏バテにも効果が期待できるので、できる限りカビが生えないように作りたいものです。

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