梅シロップに白い濁り・泡が…飲める?発酵が原因?対処法や保存法も紹介!
梅シロップから濁りや泡が出たという経験はありませんか?発酵したのでしょうか?今回は、梅シロップから<白いカス>など濁ってる場合や泡が出る時の原因や飲めるのかに加え、対処法について紹介します。<煮沸消毒>など梅シロップが発酵しないように作る方法・保存のコツも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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梅シロップから白い濁り・泡が出ても飲めるの?毒性はない?
新緑の季節を過ぎ梅雨を迎える頃になると、スーパーなどには青梅が出回るようになります。旬の青梅を使って家庭で梅シロップを作り、薄めて梅ジュースにして飲むと格別の美味しさですが、保存している間に梅シロップから濁りや泡が出ていることがあります。この状態になった梅シロップは梅ジュースにして飲んでも大丈夫なのでしょうか。
梅シロップに泡が出る原因は?そのまま飲める?
梅ジュースを作るために梅シロップを作って、完成するのを楽しみにしている間に泡が出たり濁ったりすると心配になりますが、この原因は何なのでしょうか。また、飲んでも問題ないのか不安になる人もいるでしょう。ここでは、梅シロップに泡が出る原因について解説します。
梅シロップに泡が出る原因は発酵
梅シロップに泡が出るほとんどの原因は、発酵によるものです。青梅に含まれる酵母菌が保存中に発酵し始め、二酸化炭素などのガスが発生することで泡が出るのです。特に室温が高い場合は発酵が進んでしまい、泡が発生してシロップ全体が濁ってしまうことがあります。
梅シロップの味・ニオイがおかしくなければそのまま飲める
梅シロップの発酵が進むと、アルコール成分が発生します。梅シロップの発酵が進んで、アルコールが発生した時の様子は以下の通りです。
・見た目:白い泡が発生する
・匂い:かすかにアルコールの香りがする
・味:美味しいが、本来の甘みや風味が薄まる
梅シロップに白い泡ができても、それが青梅の発酵が原因である場合は普通に飲んでも問題ありません。梅シロップの味・ニオイがおかしくなければそのまま飲むことができ、味わいも普通に美味しいです。ただし、アルコールを含んでしまうことから、子供や妊婦が飲む場合には注意が必要です。
yogatherapy@メンタルヘルスヨガ教師
手作り梅シロップ飲んだら
なんだか、ほろ酔い
発酵して、アルコールになっちゃったのかな?
(*梅シロップの白い泡について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
梅シロップに濁りがある場合は飲める?
梅シロップが濁る原因はいくつかありますが、原因によって梅シロップが飲める場合と飲めない場合があります。ここでは、梅シロップに濁りがある場合の原因と、飲めない場合の特徴について解説します。
梅シロップが濁る原因
梅シロップが濁る原因として考えられるものは、以下の通りです。
・梅の実が砂糖にしっかりと浸かっていない
・保存する容器の消毒が不十分である
・保存する環境が高温や多湿である
梅シロップが濁るのは青梅の発酵が進むことが原因で、梅シロップが上のような状況があるときに発酵しやすくなります。発酵しないように梅シロップを作るには、砂糖がゆっくりと溶けて梅全体がしっかりと浸かることが大切です。
また、保存する容器の消毒が不十分な場合に容器に付着していた細菌によって発酵が進んでしまう場合があるため、梅シロップを作る前にしっかりと消毒しましょう。さらに、室内の気温が高いと発酵しやすくなるため、できる限り気温の上がらない場所で保管するようにしてください。
梅シロップが濁っていて飲めない場合の特徴
出典: @waist_064