さつまいもが黒い原因は?中・切り口の斑点は大丈夫?変色を防止する方法も紹介!
【野菜ソムリエ監修】さつまいもに黒い部分・斑点があったことはありますか?今回は、さつまいもの〈中・切り口・皮〉にある〈黒ずみ・斑点〉の原因や注意すべき場合について紹介します。黒く変色するのを防止する方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
さつまいもが黒い原因を4つ紹介しましたが、続いてさつまいもが黒いときに注意すべき場合を説明します。
①カビが生えている
さつまいもにはカビが好む水分や栄養が含まれているうえ冷蔵庫などの低温で保存することもないので、フワフワとしたワタのような白カビや、緑色の青かびが生えることがあります。表面についたカビを洗い流して落とすことができれば食べても大丈夫ですが、カビが付いている部分が内部まで変色している場合はその部分を切り落としてから食べましょう。
Twitterの口コミ
さつまいもに青くて綺麗なカビが
(*さつまいものカビについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②異臭がする
さつまいもから酸臭・発酵臭・かび臭さなどの異臭がするときは見た目にも何か異常が起きていることが多く、すでに傷んで菌が繁殖しているので食べることはできません。すぐに廃棄した方が良いですし、他のさつまいもと一緒に保存している場合は、他のさつまいもが傷んでいないかをよくチェックしておきましょう。
③感触が柔らかい
さつまいもを触ってみると、柔らかくなっていることがあります。全体がさつまいもの感触とは思えないほどブニョブニョと柔らかくなってしまっているものは、もう傷んでいて食べられないので廃棄しましょう。
部分的に柔らかくなっているだけならその部分を切り落とせば食べることができますが、切り落とさずに時間が経つと痛みが進行するので、見つけた場合はすぐに切り落として早めに食べましょう。
(*さつまいもが傷んだ状態について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
さつまいもが黒く変色するのを防ぐ方法はある?
さつまいもが黒く変色するいくつかの原因を説明しましたが、ここからは変色を防ぐ方法を解説します。
①カットした後に水につける
さつまいもを水につけることによって、変色を防ぐ方法は以下の通りです。
【やり方】
1. さつまいもを切る前にボウルなどに水を用意する
2. さつまいもを切る
3. 切ったさつまいもをすぐに水に入れる
4. 水の色が変わってくるので変わらなくなるまで水を取り替えながら10~15分間つける
さつまいもは、水の色が変わらなくなるまで水に浸けるようにしましょう。さつまいもの切り口が空気に触れるとすぐに黒くなり始めるので、切ったらすぐに水に浸けることがポイントです。
②水の中で手で揉む
水の中で揉んで変色を防ぐ方法は、以下の通りです。
【やり方】
1. ボウルなどに水を用意する
2. さつまいもを切る
3. 切ったさつまいもを水の中に入れ手で数回揉む
水を入れ替えながら10~15分つける方法に比べて、こちらの方法なら短時間でアクを抜くことができます。食べるまでに時間がないときは、こちらの方法を試してみましょう。