メバルは3種類に色で分類される!カサゴ・ソイとの違いや見分け方も紹介!

メバルの種類はどれくらいでしょうか?見た目に違いはあるのでしょうか?今回は、〈アカメバル・クロメバル・シロメバル〉などメバルの種類別に〈旬・味・値段〉など違いを紹介します。カサゴ・ソイとメバルの見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. メバルの種類は?
  2. ①アカメバル
  3. ②クロメバル
  4. ③シロメバル
  5. メバルとカサゴの違い・見分け方は?
  6. ①体の形・棘
  7. ②体の色
  8. ③目の大きさ
  9. ④旬の時期・生息地
  10. メバルとソイも似ている?
  11. メバルとソイの見分け方のポイント
  12. メバルを使った料理レシピ
  13. ①メバルの煮付け
  14. ②メバルの塩焼き
  15. ③メバルの唐揚げ
  16. ④メバルのアクアパッツァ
  17. メバルを美味しく食べよう!

メバルの種類は?

メバルは塩焼きや唐揚げ・煮付けなど幅広い料理に合う魚ですが、どのくらいの種類が生息しているのでしょうか。ここではメバルの種類について、それぞれの特徴をあげながら解説します。

①アカメバル

アカメバルの特徴は以下の通りです。

・生息地:北海道南部から九州までの海岸近くの浅い岩礁域、藻場
・旬の時期:秋から冬
・味:甘みがあり、淡白な味
・値段:700円~1700円


アカメバルは、体側や胸ビレが赤色からオレンジ色で目が大きく張り出しており、体長は20cm前後とメバルの中では最も小型です。体の形はシロメバルやクロメバルと見分けがつかないほど似ていて、1年中食べることができますが、出産を控えた秋から冬の時期が脂がのって美味しいでしょう。

②クロメバル

クロメバルには以下のような特徴があります。

・生息地:外海に面した比較的浅く藻が多い岩礁帯
・旬の時期:冬から春
・味:甘みがある
・値段:700円~1700円


クロメバルは全身黒褐色で、体表には数本の薄く黒い横縞があります。アカメバルに比べて身の締まりがよく甘みが強いのが特徴で、煮付けに最適なメバルです。また、骨の身離れがよいため非常に食べやすいでしょう。

③シロメバル

シロメバルの特徴は以下のようになります。

・生息地:内湾に多く、主に沿岸の岩礁域
・旬の時期:秋から冬
・味:甘みがあり、後味が良い
・値段:700円~1700円


シロメバルは、金色に帯びた薄い茶色から焦げ茶色をしているのが特徴で、アカメバルとクロメバルに比べて大きくなる品種です。上品な白身で煮ると柔らかくなり、脂がのっていて後味が良いため、煮付けや汁物にすると良いでしょう。またシロメバルは鮮度が良い場合が多く、刺身として食べるとコリコリとした歯触りと脂の甘みを感じることができます。

メバルとカサゴの違い・見分け方は?

上の画像はメバルではなく「カサゴ」と呼ばれる種類の魚で、メバルと見た目が良く似ています。ここでは、メバルとカサゴの違いや見分け方について紹介しましょう。

①体の形・棘

メバルとカサゴの体の形と棘には、以下のような違いがあります。

【メバル】
・下あごが突き出ていて受け口
・体長が25cm前後
・背の部分に棘がある


【カサゴ】
・上あごが突き出ている
・体長が30cm前後

・背の部分に鋭い棘がある

メバルとカサゴを比べると、カサゴの方が若干大きめで、いずれも背中の部分に棘があります。この棘は、カサゴの方が鋭く、さらに毒を持つので取り扱いには注意が必要です。一方のメバルの棘には毒が無い場合もありますが、個体によってはカサゴ同様に毒があるので、誤って手などに刺さないようにしましょう。

なお、メバルとカサゴではあごの出方が違うので、下あごが出ているか上あごが出ているかを確認することで容易に見分けることができます。

②体の色

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