アジの旬の時期・季節はいつ?種類や産地で違う?選び方やレシピのおすすめも紹介!
アジの旬の時期を知っていますか?フライや塩焼き、お刺身などで味わえる青魚です。今回はアジの旬の時期・季節を産地別に比較し、主な産地・漁獲量などもご紹介します。アジの選び方や栄養価のほか、捌き方や食べ方・レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
美味しいアジを見分けるポイントはどこなのでしょうか。脂ののった美味しいアジを食べるために、こちらでは、アジの選び方や栄養価について説明していきます。
アジの選び方のポイント
美味しいアジを選ぶポイントは、目の濁りや身体の大きさ、色です。以下を目安にして選ぶようにしましょう。
・目に濁りがなく、澄んでいてかつ目が盛り上がっているもの
(氷水で保存された場合、目の色が白く濁ることがあります)
・エラが赤色で、鮮やかなもの
・手に持った際、身体が平らではなくピンと張っているもの
・尻がしまっているもの
・脂がのっているアジは、全体的に丸みがあり、黄色っぽい色をしている
・身がしまっていてハリがあり、大きすぎず小さすぎないもの
・キズがなくきれいなもの
獲れたてのアジは身体がピンと張り少し曲がっていて、表面の銀色は輝いておりうっすらと脂が浮いています。アジは古くなってくるとエラは茶色くなり、内臓が傷むと尻が緩くなってきます。またキズがついたものは漁獲する際ストレスがかかって味が落ちていたり、キズから雑菌が入っている可能性もあるので注意が必要です。
アジの栄養価・効能
アジには私たちの身体に大切な栄養素が多く含まれています。アジを食べることによって病気や疾患の予防や改善も期待できます。主な栄養素は以下です。
・タンパク質
・DHA
・EPA
・カルシウム
アジを日々の食事に取り入れることによって、私達の身体づくりに欠かせないタンパク質、骨や歯を作る素になるカルシウムを摂取することができます。また脳の発達や活性化・記憶力維持に役立つDHAや、血液をサラサラにする成分であるEPAは動脈硬化や血栓の予防に効果的で、さらに中性脂肪の減少も期待できます。
(*鯵(アジ)の栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみて下さい。)
アジの捌き方
アジの三枚おろしは以下の手順で捌きます。
【手順】
1.包丁で表見の鱗を引き、尾から包丁を斜めに入れぜいごを取る
2.魚を裏返して包丁で裏身の鱗を引き、尾から包丁を斜めに入れ、ぜいごを取る
3.裏身から斜めに包丁を入れ、頭を落とす
4.腹びれを落とし、親指で内臓を取る
5.鱗、腹の血合いを洗い、よく水気をとる
6.裏身の頭から包丁を入れ、中骨に沿って尾まで一気に切り下げ、片身をはがす
7.裏返し、表身も同様に尾まで一気に切り下げ、片身をはがす
8.(表身)背骨側から寝かせるように刃を入れ、包丁を立てて腹骨をすく
9.(裏身)背骨から寝かせるように刃を入れ、包丁を立てて腹骨をすく
よく研いだ包丁で捌くのがコツです。包丁の切れ味が悪いと上手く捌くことが出来ません。最初は難しいと感じますが、何度か挑戦する内にきれいに捌けるようになります。
アジの旬の食べ方・レシピのおすすめ
せっかく旬のアジを手に入れたのなら、美味しく食べたいものです。ここでは旬のアジを味わう食べ方やレシピを紹介していきましょう。
①アジの塩焼き
定番の塩焼きです。塩をふって焼くだけなので簡単に早くできます。アジ本来の美味しさを味わえる一番シンプルな料理です。
②アジのお刺身
こちらも定番の料理です。アジの中でもシマアジはとても美味しいのでお刺身で食べると良いですよ。新鮮なシマアジが手に入ったらぜひ試してみて下さい。