ホタルイカの旬の時期・季節はいつ？産地で違う？選び方やレシピのおすすめも紹介！
ホタルイカの旬の時期を知っていますか？今回は、ホタルイカの旬の時期・季節を産地別に比較し、主な産地・生産量なども紹介します。ホタルイカの選び方や栄養価のほか、捌き方や食べ方・レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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ホタルイカの旬の時期・季節はいつ？主産地は？
ホタルイカの旬の時期・季節はいつなのか、旬を知ることでより美味しく食べることができます。1年で1番美味しい時期を逃さないために、ホタルイカの旬の時期を主産地や漁獲量と共に紹介します。
ホタルイカの旬の時期・季節は春（3月～5月頃）
ホタルイカは、産地によって旬の時期が少し変わってきます。
・兵庫/1月下旬～5月
・富山/3月上旬～6月
・福井/4月～5月
ホタルイカは1年中水揚げされていますが、1番漁獲量が多いのは春です。春がホタルイカの旬の時期なので、1年で1番美味しく食べることができます。この時期に獲れるホタルイカは、加熱しても実が柔らかくて甘みがあるのが特徴です。
富山のホタルイカは、現地の名産品として有名です。その中でも特別な刺身は旬の時期だからこそ食べられるということで、旅行客だけではなく地元でも多くの人に愛されています。
ホタルイカの主産地・漁獲量
ホタルイカの主産地と1年間の平均漁獲量です。
1位、兵庫県/3,374トン
2位、富山/1,855トン
3位、福井/438トン
4位、鳥取/220トン
5位、金沢/67トン
ホタルイカと言えば富山が有名ですが、名産地の富山を抜いて水揚げ量が1番多いのは兵庫県です。ここ数年、兵庫県ではホタルイカの水揚げ量がかなり多くなっています。ホタルイカは北海道周辺や太平洋側でも多少生息していますが、特に日本海側で多く水揚げされています。
ホタルイカとはどんな食材？
海を泳ぐホタルイカはなぜ光って見えるのか、ホタルイカには不思議な特徴があります。ここからはホタルイカの特徴や生態について紹介します。
ホタルイカの特徴・生態
ホタルイカは水深200～700ｍとかなり深くに生息しています。世界にはホタルイカが40種類ほどいますが、そのうち日本にいるのはわずか5種類のみです。食用になっているのはさらに少なく、1種類だけ食べることができます。ホタルイカの眼球や足や腹部には発光器がありますが、細かい位置は種類によって多少異なります。
10本ある足のうち、2本だけ発光器があり、足の発光器が青白く光るのは外敵から身を守る為だと言われていますが、眼球の発光器については詳しく分かっていません。産卵期は3～5月頃で水面近くで産卵しますが、産卵後戻る方向が分からなくなって浜辺に打ち上げられるという現象が見られます。これが、産卵後の「身投げ」と呼ばれる現象です。
ホタルイカの選び方や栄養価は？
ホタルイカは、どのようなことに気を付けて選べば良いのでしょうか。新鮮で美味しいホタルイカを食べるために、選び方や栄養価・効能について紹介します。
ホタルイカの選び方のポイント
より新鮮で美味しいホタルイカを選ぶポイントは3つあります。
・ふっくら膨らんでいるもの
・表面に艶があるもの
・身が透き通ったもの（刺身で食べる場合）
ボイルしたホタルイカは、張りや艶があるかどうかで鮮度を判断します。パサつきが見られたり、しぼんでいるものは鮮度が落ちている可能性があるので避けた方が良いでしょう。
ホタルイカは内臓の寄生虫が心配なので、個人で食べる場合は中までしっかりと加熱した方が安心です。刺身で食べる場合は身が透き通った新鮮なものを選び、内臓は全て取ってから食べるようにしてください。
ホタルイカの栄養価・効能
栄養価の高いホタルイカには、たくさんの栄養素が含まれています。
レチノール
ビタミンE
ビタミンB12
タウリン
ホタルイカは栄養豊富で、中でも特にレチノールやビタミンEが多く含まれています。レチノールやビタミンEは活性酸素を抑えて体の酸化を防いでくれるので、気になる生活習慣病の予防や美容にも効果的です。
ビタミンB12は貧血予防や神経の働きを助け、タウリンには疲労回復や肝機能を良くする効果があります。ホタルイカには健康維持に必要な栄養が含まれているので、健康面が気になる場合にもおすすめです。
（＊ホタルイカの栄養素・効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）