イサキの旬の時期・季節は?栄養価や選び方は?捌き方や食べ方のおすすめも紹介!

イサキの旬の時期を知っていますか?今回は、イサキの産地別の旬の時期・季節や、主な産地・生産量などを紹介します。イサキの生態・特徴や、イサキの選び方や栄養価のほか、さばき方やレシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. イサキの旬の時期・季節はいつ?主産地は?
  2. イサキの旬の時期・季節は夏(5月〜8月)
  3. イサキの主産地・漁獲量
  4. イサキとはどんな魚?
  5. イサキの生態・特徴
  6. イサキのブランドの種類
  7. イサキの選び方や栄養価は?
  8. イサキの選び方のポイント
  9. イサキの栄養価
  10. イサキのさばき方
  11. イサキの旬の食べ方・レシピのおすすめ
  12. ①イサキの塩焼き
  13. ②イサキのカルパッチョ
  14. ③イサキのフライ
  15. ④イサキと野菜のトマト煮込み
  16. イサキを旬の時期に美味しく食べよう

イサキの旬の時期・季節はいつ?主産地は?

イサキは寿司のネタや刺身などにも使われることが多く、生で食べても美味しい魚です。スーパーなどに行くと通年を通してイサキを見かけますが、イサキの旬の時期や季節とはいつなのでしょうか。イサキの旬の季節やイサキの主産地、漁獲量についても解説します。

イサキの旬の時期・季節は夏(5月〜8月)

イサキは年間を通して漁獲されていますが、5月から8月頃の夏に産卵期を迎え、旬の季節もこの時期と重なります。旬の季節が初夏であることから「麦わらイサキ」や「梅雨イサキ」と呼ばれることもあります。

旬のイサキは脂が乗っていて美味しい一方で、水温の低くなる冬のイサキは脂肪分が少なく身が乾燥しているものがほとんどです。旬のイサキとそれ以外の季節のイサキは、味にかなりの差があるとも言われています。

イサキの主産地・漁獲量

日本におけるイサキの主な産地や漁獲量は、以下の通りです。

1位 長崎 1,184t
2位 福岡 644t
3位 島根 393t
4位 山口 312t
5位 静岡 171t

※農林水産省の海面漁業生産統計調査を参照しています

上記は、2018年におけるイサキの主産地と漁獲量を、多い順に記載したものです。イサキは九州地方や中部地方を中心に漁獲されています。イサキの全国の合計漁獲量は3,988tなので、長崎県がおよそ30%ものシェア率を占めていることになります。

イサキとはどんな魚?

イサキはどのような場所に生息しており、どのような特徴があるのでしょうか。ここからは、イサキの生態や特徴のほか、イサキのブランドの種類についても解説します。

イサキの生態・特徴

イサキはスズキ目スズキ亜科の磯魚です。本州中部より南側の暖流が流れる沿岸を好み、海藻が多い岩礁地帯に生息しています。昼間は海藻付近に潜んでいますが、夜になると群れをつくって水面の近くで補食をします。イサキの全長は40cmほどで重さは約1kgあり、細長い紡錘形をした体形が特徴です。

幼魚は体に黄色の縞模様がありますが、成長するにつれて縞が消え、瀬背面にはあずき色、顔面とエラ部分には黄色の発色が現れます。また、イサキの値段は旬の夏の季節に最も高くなります。旬のイサキは1kgあたり900円から1,700円ほどの値段が相場で、大きいものほど値段が高く、特に活け締めのものはより値段が高騰します。

イサキのブランドの種類

イサキのブランドは主に2種類あります。

・値賀咲(ちかさき)
・せと一先(いっさき)


値賀咲は長崎県の上五島小値賀町のブランドイサキで、魚体や鱗の状態、重量などが一定の基準を満たしたものだけが選別されています。撒き餌を使わずに漁師が一本釣りしているため、締りのある身と臭みが少ない特徴があります。

一方、せと一先は長崎県の大瀬戸町で獲れたブランドイサキです。せと一先は、夜間に水中ライトで魚をおびき寄せ、漁師が釣り上げる漁法で漁獲されます。漁獲後は腹に餌を残さないため、鮮度が長持ちします。せと一先の魚体にはハリがあって身が白く、脂が乗っているのが特徴です。

イサキの選び方や栄養価は?

新鮮で脂の乗ったイサキには、どのような特徴があるのでしょうか。イサキの選び方のポイントや、イサキの栄養価とその効能について調べてみました。

イサキの選び方のポイント

関連する記事