タコの旬の時期・季節はいつ?種類で違う?選び方・栄養価や食べ方も紹介!
タコの旬の時期を知っていますか?今回は、タコの種類別の時期・季節や、主な産地・生産量などを紹介します。タコの選び方や栄養価のほか、さばき方や種類別にレシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。旬の時期を知って美味しくタコを食べてください。
目次
ヤナギダコは生で食べられることはあまり多くありません。
旬の時期・季節 | 秋から春 |
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主な産地 | 太平洋側の大陸棚、三陸海岸沖、茨城県、福島県、北海道地方、日本海側(少量)。 |
体長 | 65㎝ |
比較的長い間旬の時期が続き美味しく食べられます。柔らかくて水分も多く、茹でても固くなりにくいので茹でて食べることが多く、酢ダコや煮ダコとして調理されています。
⑤テナガダコ
テナガダコは、あまりスーパーといった食料品店では見かけず、専ら料理店などで使われることが多いです。
旬の時期・季節 | 初夏 |
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主な産地 | 朝鮮半島西側に分布、瀬戸内海 |
体長 | 70㎝ |
韓国料理のサンナクチはこのタコを使うことが多いようです。身が柔らかく、味の評価はあまりよくありません。その理由は、マダコと比べると水気が多く香りも薄いです。とは言っても兵庫県明石市では、煮つけとして食べられてきました。
(*タコの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
タコの主産地・漁獲量
タコの主な産地や漁獲量ですが、漁獲量のランキングは以下の通りです。
1位 | 北海道 | 16,107トン |
2位 | 兵庫県 | 2,792トン |
3位 | 香川県 | 1,019トン |
4位 | 岩手県 | 1,672トン |
5位 | 福島県 | 122トン |
(2013年海面漁業生産統計調査より)
漁獲量ではランキング外ですが、瀬戸内海に臨む広島県三原沖には水温が一定でタコの餌も多くタコも捕れます。三原沖のタコは、コリコリした歯ごたえのタコが人気です。岡山県は、漁獲量では8位とランキングに入りませんでしたが岡山県倉敷市下津井のタコも大変多く売り出されています。
そして、人気は知多半島の先端にある日間賀島のタコで、一年中食べれて弾力のある食感です。
タコの選び方や栄養価は?
美味しいタコを見つける方法知りたいと思った方のために、下記にタコの選び方のポイントを紹介します。
タコの選び方のポイント
タコの美味しさのポイントは、主に3つです。
◆茹でダコの場合
・色が鮮やかであること
・腕の先までキレイに巻き上がっていること
◆生の場合
・足の吸盤が吸い付くもの
噛み応えが味の決め手になります。鮮度の良いものは、上記2つで見分けます。色を見極める基準は暗めの赤色で艶があるものを選びましょう。新鮮な茹でダコは触ると弾力があり、国産品はあずき色をしています。また、メスは種類によってですが繊維が柔らかく噛みやすいので一般的にはメスの方が味が良いとされています。
逆にオスは身が引き締まっていて歯ごたえがあります。見分け方としては、吸盤の配列がそろっているのがメスでランダムについているのがオスです。ぬめりがあるものや表皮がめくれているものは避けましょう。