納豆は常温保存できる?賞味期限は?腐敗の見分け方や冷蔵・冷凍で長持ちのコツなど紹介!
納豆は常温保存していいのかどうか知っていますか?保存期間によって、方法を変える必要があります。今回は、納豆の常温での保存方法・期間やメリットを紹介します。納豆が腐った時の見分け方や冷蔵・冷凍で長持ちさせるコツも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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納豆を冷蔵庫に入れ忘れた…
買い物をした後、購入した納豆を冷蔵庫に入れ忘れた時、腐るのではないかと心配することでしょう。発酵食品である納豆の菌は、常温で活性化するのは事実です。雑菌が繁殖するリスクもありますが、常温に置くことでの効果もあるため、数日であれば問題ありません。冷蔵庫に入れ忘れても、すぐに腐るわけではないので安心してください。
納豆は常温保存しても大丈夫?
納豆を常温保存してよいか否かを考える時に、ポイントとなるのが「菌」と「発酵」です。ここでは納豆を常温保存するとどんなことが起こるのか、おすすめの保存方法は何かについて説明します。
納豆を常温保存すると再発酵する
納豆を常温で置いておくと納豆菌が再発酵してアンモニア臭を発するようになるため、室温が10度以下になる冬期間を除いて、常温保存はおすすめできません。アンモニア臭が発生している納豆は食べても問題ありませんが、美味しいとは言い難い状態です。
冬期間であっても常温での納豆の保存期間は、数日といわれています。また、冷蔵保存しない場合は、納豆に表示されている賞味期限より短くなるので、注意してください。
納豆は冷蔵・冷凍保存がおすすめ
納豆は方法によって、保存期間が変わります。
・常温保存/4~5日
・冷蔵保存/1週間
・冷凍保存/6ヶ月
気温が高い夏は、わずか2時間で納豆は腐ってしまいます。気温が低い冬以外は、常温保存は避けたいところです。納豆菌の再発酵を防ぐために10度以下で保存しようと考えるなら、冷蔵庫に入れるのがおすすめです。
(*納豆の冷凍保存について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
納豆を常温にして食べるメリットも?
納豆を常温保存できるのは気温が下がる冬だけですが、冷蔵庫から出した直後よりも常温に戻しす方がメリットがある様です。ここでは、納豆を常温で食べるメリットを紹介します。
納豆を常温にすると納豆菌が増える
常温保存すると納豆は再発酵が始まり、納豆菌と共に納豆キナーゼという酵素が増えます。納豆キナーゼが増えるとビタミンKなどの栄養成分も増えておいしくなるので、食事の20分前には冷蔵庫から取り出し、常温に戻しておくと良いでしょう。
納豆を食べて期待できる健康効果
健康に良いことで知られる納豆には、以下の効果があるといわれています。
・免疫力増強
・血栓の予防
・整腸作用
・解毒・抗菌作用
・感染症・アレルギーの予防
納豆には血栓の溶解酵素が豊富なので脳梗塞や心筋梗塞などを防ぐ働きがありますし、血圧の上昇も抑制してくれます。また、血液をきれいにすることは美肌づくりにつながるので、美容効果も期待できます。
さらに、納豆に含まれている納豆キナーゼは代謝を、アディポネクチンは脂肪燃焼効果を向上させるため、ダイエットにも有効です。納豆は食べてから4時間後に体内で最も活性化するので、納豆のダイエット効果を高めたいなら夕食に食べるのがおすすめです。
(*納豆の栄養成分と健康効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)