グラスフェッドバターとは?普通のと違いは?栄養成分・効果〜使い方まで紹介!
グラスフェッドバターはどんなバターか知っていますか?今回は、グラスフェッドバターを〈色・味わい・栄養成分&効果〉など特徴を、普通のバターと違いを比較して紹介します。グラスフェッドバターの使い方・食べ方や〈成城石井〉など取り扱い店舗も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- グラスフェッドバターとは?どんなバター?
- グラスフェッドバターの一番の特徴は「原料となる牛」にある
- グラスフェッドバターと普通のバターの違いは?
- ①色・見た目
- ②味わい・風味
- ③価格
- グラスフェッドバターの栄養成分や効果は?
- ①不飽和脂肪酸
- ②ビタミン類
- ③共役リノール酸
- グラスフェッドバターの食べ方・使い方のおすすめ
- ①レーズンバター
- ②シュガーラスク
- ③バターコーヒー
- グラスフェッドバターはどこで買える?
- ①成城石井
- ②カルディ
- ③イオン
- グラスフェッドバターの通販のおすすめ
- ①ニュージランド産 グラスフェットバター無塩1kg(2,850円)
- ②なかほら牧場 ピュアグラスフェッドバター(2,160円)
- ③有機グラスフェッドバター3個セット(4,250円)
- グラスフェッドバターを取り入れてみよう
グラスフェッドバターとは?どんなバター?
ダイエットに興味がある人の間で話題になっているグラスフェッドバターとは、どんなバターなのでしょうか。ココナッツオイルや亜麻仁油などのオイルブームの次に位置すると言われ、注目されているグラスフェッドバターについて紹介します。
グラスフェッドバターの一番の特徴は「原料となる牛」にある
グラスフェッドバターとは、牧草だけを食べて育った乳牛の乳で作られたバターのことで、草を意味するグラス(grass)とエサという意味のフェッド(fed)が名前に使われています。牧草だけで育った牛であるグラスフェッドビーフは、抗生物質や成長ホルモンを使わずに育てられているため、より安全でおいしいバターができると考えられています。
また、牛のエサに適した牧草を与えるので、グラスフェッドビーフは健康状態もよく育つのが特徴です。さらに、エサになる牧草にはビタミンやミネラルが豊富なので、牧草を食べた牛から搾乳した乳で作られるグラスフェッドバターも栄養価が高くなります。
なお、グラスフェッドバターは、現在あまり日本では作られていません。日本で販売されているものの大半は輸入品で、一部の店舗やインターネット通販で販売されています。
グラスフェッドバターと普通のバターの違いは?
グラスフェッドビーフと普通のバターにはどのような違いがあるのでしょうか。グラスフェッドバターに対して、一般的なエサである穀物を食べて育てられた牛の乳から作るバターはグレインフェッドバターと呼ばれますが、ここでは両者の違いを紹介します。
①色・見た目
グラスフェッドバターと、一般的なバターの見た目を比べてみましょう。写真は上がグラスフェッドバター、下が普通のバターですが、グラスフェッドバターは普通のバターよりも濃い黄色をしています。これは、バターの原料となる乳に含まれる栄養素の違いによるものです。
牧草にはいろいろな栄養が含まれていますが、中でもカロテンというビタミンAがたくさん含まれます。カロテンは濃い黄色の色素なので、カロテンを豊富に含むグラスフェッドバターも、普通のバターよりも黄色が濃くみえるでしょう。
②味わい・風味
グラスエッドバターは普通のバターよりも香りが強く感じられます。バター特有のミルクのようなコクのある風味が味わえるでしょう。色も香りも濃いので、べったりと重たい味を想像されがちですが、食べてみると口当たりは軽やかです。ふんわり口で溶けるような軽い味わいで、優しいミルクのコクだけが立ち上るでしょう。
③価格
グラスフェッドバターは普通のグレインバターとは違い、価格は高めです。これは、ほとんどのグラスフェッドバターは輸入に頼っていることや、牧草だけで育てるため、エサ代のコストが高くなることが理由と言われています。
トウモロコシなどの穀物を与えると、コストを抑えて乳脂肪分や乳量を上げることができます。しかし、牧草で育てると、このようなコストカットが難しく、十分な乳量を確保するまでの時間もかかるのがデメリットです。このような理由から、グラスフェッドバター製造にかかるコストが上がるため、バターの価格も高価です。
(*バターの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)