カメノテ(亀の手)の味・美味しい食べ方は?毒・寄生虫の危険性はある?

カメノテの味を知っていますか?初めて聞く人もいるでしょう。今回は、カメノテの味や旬の時期、さばき方・茹で方などを紹介します。カメノテの味噌汁など美味しい食べ方・レシピや〈毒・寄生虫(アニサキス)〉など食べる際の注意点、フジツボとの違いも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. カメノテとは?
  2. カメノテの特徴・生態
  3. カメノテの旬の時期
  4. カメノテの味は?どこを食べる?
  5. カニとエビの中間のような味わい
  6. 食べる部分は茶色い根元(中身)の部分
  7. カメノテの食べ方は?
  8. カメノテのさばき方
  9. カメノテの茹で方・だし汁の取り方
  10. カメノテを使った料理・レシピのおすすめは?
  11. ①カメノテの味噌汁
  12. ②カメノテの酒蒸し
  13. ②カメノテの炊き込みご飯
  14. ③カメノテのガーリックパスタ
  15. ④カメノテの佃煮
  16. ⑤カメノテのかき揚げ
  17. カメノテを食べる際の注意点は?アニサキスの危険あり?
  18. カメノテに寄生虫「アニサキス」はいない
  19. ①食中毒になる可能性がある
  20. ②カニやエビのアレルギーがある人は食べるのを避ける
  21. カメノテとフジツボの違いは?
  22. ①味
  23. ②値段・価格
  24. カメノテを美味しく食べよう

フジツボはテトラポットや船底、橋の足などによく見かけますが、これはカメノテと同じく固着動物です。見た目こそ違いますが、同様に甲殻類に属しています。カメノテとフジツボの違いについて紹介します。

①味

カメノテもフジツボも海辺に生息し、海中のプランクトンを食べています。可食部が少ないというのも共通点ですが、味はかなり違っています。カメノテはエビやカニのような風味ですが、フジツボはジャコやアサリのような味がします。食べ方は両者とも塩茹でして食べることが多いですが、フジツボはお刺身で食べることもできます。

②値段・価格

1kgあたり 値段
カメノテ 4,000円~4,500円
フジツボ 6,000円~7,000円

カメノテはあまり流通量がないため、食べたい人は海辺に行って採取することが多いです。量は少ないですが、一部の産地で採れたものをネットで購入することもできますが、かなり高額になるようです。

一方のフジツボは養殖も行われており、市場では高級品として販売されています。また、フジツボにはいくつかの種類があり、食用とされるのは大きめの品種のミネフジツボになります。値段はこちらもかなり高額で取引されています。

カメノテを美味しく食べよう

カメノテは見た目がかなりグロテスクですが、食べると驚くほどに美味しい甲殻類の生物です。エビやカニのような風味がして、特に茹でると美味しい出汁が取れるので、お味噌汁やお吸い物がおすすめです。ただし、ほとんど流通していないため、海辺で採取することになりますが、固着動物は大きくなるのにかなり時間がかかるので、乱獲しないようにしましょう。

関連する記事