青魚の種類一覧表!味・旬・栄養・見た目など特徴やアレルギーについても紹介!
青魚の種類について知っていますか?今回は、青魚の<ニシン科・サバ科・サンマ科・アジ科>の種類別の一覧表や、<旬・味・見た目・食べ方>などの特徴も紹介します。青魚の判断の仕方や栄養などの特徴の他に、アレルギーについても紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
青魚とは?どんな特徴の魚?
青魚には体に良い栄養素が豊富に含まれ、特にその脂は体によく、サプリメントに使用されるほどです。そんな青魚とは魚の名称でも、種類でもありません。それではどんな魚を青魚と呼ぶのか、その特徴など詳細について説明します。
青魚とは背が青色の魚
青魚の外見の特徴は全体が銀色っぽく、背中は青く光っています。青く見えるので青魚と呼ばれますが、青い魚が全て青魚という訳ではありません。
特徴①赤身で回遊魚が多い
青魚の特徴の一つが、身の色の赤さです。赤身の魚で背が青い、この2点が青魚の定義になります。身が赤いのは身に血液を多く含むからで、血液中のヘモグロビンの色になります。身が赤い特徴は回遊魚に多く見られ、青魚はほとんどが回遊魚です。
特徴②青魚は鮮度が落ちやすい
青魚の身には血液を多く含み、その血液中の鉄分は酸化しやすいため、鮮度の落ちるスピードが早いです。そのため青魚は、購入後なるべく早く食べる必要があります。
特徴③青魚は栄養が豊富
青魚に含まれる体にいい栄養素は下記の通りです。
・DHA
・EPA
・タンパク質
・カルシウム
DHAはドコサヘキサエン酸のことで、脳細胞を活性化し、老化を防止してくれます。EPAはエイコサペンタエン酸のことで、血液をサラサラにすることから、動脈硬化などの血管系の病気の予防にに期待できる栄養素です。
また、青魚には良質なタンパク質が豊富で、体内で作ることのできない必須アミノ酸を含み、筋肉や血を作ります。カルシウムは骨を作り、骨粗鬆症の予防に効果的なため、特に中年以上の女性は積極的に摂取したい栄養素です。
青魚がアレルギーの人もいるので要注意
青魚を食べてアレルギーが出てしまう人もいます。その症状は下記の通りです。
・じんましんが出る
・体が痒くなる
・目が腫れる
・腹痛
・下痢
・吐き気がする
・鼻水が出る
・くしゃみが出る
・咳が出る
・呼吸困難
アレルギーはその物質が体に合わないことで、様々な拒否反応として現れます。青魚のアレルギーが出たことのない人でも体調によっては現れることもあるので、青魚を食べて上記のような症状が現れた場合は食べるのをやめましょう。
青魚アレルギーに似た症状で、ヒスタミン食中毒があります。これは青魚に含まれるヒスチジンの影響で、青魚を取りすぎた時に起こります。ヒスタミン食中毒はアレルギーに関係なく、誰でもなる可能性があるものです。
青魚の種類別の一覧表を紹介!
青魚への理解が進んだところで、具体的にどんな魚が青魚なのか紹介します。青魚にはニシン科、サバ科、タチウオ科、トビウオ科、サンマ科、サヨリ科、アジ科などに分類できます。スーパーなどの店頭でもよく売られていることから、食卓に上がりやすく、お寿司屋さんのネタでもよく見かける魚です。
青魚の種類【ニシン科】
ニシン科の青魚には比較的小さいものが多く、丸ごと食べられます。スーパーで安価で売られており、食卓に上がる機会が多い魚です。