青魚の種類一覧表!味・旬・栄養・見た目など特徴やアレルギーについても紹介!
青魚の種類について知っていますか?今回は、青魚の<ニシン科・サバ科・サンマ科・アジ科>の種類別の一覧表や、<旬・味・見た目・食べ方>などの特徴も紹介します。青魚の判断の仕方や栄養などの特徴の他に、アレルギーについても紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
・旬の時期:春
ニシンは大きさが30センチほどで細長く、背は青みがかった黒、腹は白いです。皮は薄く、鱗は取りやすいです。身には脂が乗っており、焼くととろけるように美味しく、甘辛く煮てお蕎麦に乗せても美味しく食べられます。鮮度が良ければ生でお刺身にして食べることもできますが、アニサキスの寄生の危険があります。
ニシンの卵は数の子で、黄色いダイヤと言われるほど高価で、お正月料理には欠かせません。ニシンは運送が発達していない頃には、干物にして保存食としても重宝しました。
(*ニシンについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②マイワシ
・旬の時期:地域ごとに異なり、周年美味しいが安定しているのは梅雨時から初冬
マイワシの大きさは20センチ前後で、背は青黒く腹は白いです。背びれは背の中心にあり、胸びれ、腹びれ、尻びれは離れてついています。古くから日本で食べられていた庶民的な魚で、血合いが多く個性のある味で、生でも煮ても美味しく食べられ、旨味の強い魚なので、マイワシの小魚は煮干しとして使われます。
③キビナゴ
・旬の時期:早春から初夏
キビナゴは青魚の中ではかなり小さい魚で、大きさは10センチほどで、魚体は全体的に銀色で、背は青みがかった黒です。細長く断面は円形で、側面には銀色の帯があります。鱗はほとんどなく骨は柔らかく、味はさっぱりしていて食べやすいので、生でも煮ても揚げても美味しいです。骨まで食べられるのでカルシウムなどの栄養素が豊富に取れます。
(*キビナゴの旬について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
④コノシロ(コハダ)
・旬の時期:秋から冬
コノシロはコハダと呼ばれ、江戸前寿司を代表するネタと言われます。大きさは30センチ前後になり、背は青みがかった銀色で黒い水玉が点在し、腹は白です。小骨が多く食べ辛いですが、味はさっぱりしており、酢漬けで食べられることが多いです。コノシロは大きくなると骨が硬くなり、より食べづらくなります。
青魚の種類【サバ科】
サバ科の青魚は比較的大きなものが多く、切り身はお刺身の状態でしか店頭では見かけないものが多いです。