ビーツはどんな味?何に似てる?美味しい食べ方も紹介!
【野菜ソムリエ監修】ビーツはどんな味か知っていますか?何の野菜に似ているのでしょうか?今回は、ビーツの味・食感のほか、栄養価・効能や選び方なども紹介します。ビーツの美味しい食べ方・レシピのおすすめも紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
ビーツにはどんな栄養素があるでしょうか。また、新鮮なビーツを選ぶポイントはどのようなところでしょう。ここからは、ビーツを選ぶポイントや、栄養価について解説します。
ビーツの選び方のポイント
ビーツの選び方を紹介します。下記のポイントを参考にしてみてください。
・葉が生き生きとしているもの
・大きすぎず直径7〜8cmくらいのもの
・手のひらに乗るくらいの大きさ
・重みがあるもの
・堅さがあるもの
・皮の表面に凹凸がなくきれいな丸型
・ヒゲや泥が付いているものが新鮮
ビーツは葉が付いたままのものと、葉が切り取られ根の部分だけが売られているものがあります。どちらの場合も、大きいものは中身がスカスカな場合があるので、あまり大きすぎないものを選びましょう。また、葉付きの場合は、葉の付け根から傷んでくるので、葉と根を分けて保存すると良いでしょう。
ビーツの栄養価・効能
ビーツは「奇跡の野菜」「食べる輸血」といわれるほど、栄養素が豊富な野菜です。ビーツの主な栄養素は下記の通りです。
・カリウム、マグネシウム、鉄、などのミネラル分
・ビタミンA
・ビタミンC
・ナイアシン、葉酸などのビタミンB群
・食物繊維
ビーツにはミネラルやビタミン、食物繊維などが豊富に含まれています。ビーツの鮮やかな赤紫色は、ポリフェノールの一種ベタシアニンによるものです。強い抗酸化作用があり、体内の活性酸素を取り除いて老化を防ぎます。さらに、近年注目が集まっているのがNO(一酸化窒素)と呼ばれる成分です。
NOは血管を拡張させ、酸化や炎症を抑える働きがあり、血行を良くするためにはなくてはならないものといわれています。このように、ビーツには老化現象を抑える働きのある栄養素が豊富に含まれているので、年齢に伴う体の変化が気になる方は、積極的に摂取したい野菜です。
(*ビーツの栄養価・効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ビーツの美味しいレシピ
ここからは家庭でも簡単にできる、ビーツの美味しいレシピを紹介します。栄養価の高いビーツを食事に取り入れて、健康的な生活を目指しましょう。
①ビーツのゆで方
ビーツは生でサラダにすることもできますが、下茹ですると食べやすくなります。加熱するときは色素が流れ出てしまうのを防ぐため、皮のまま加熱することをおすすめします。竹串を刺すのも避けましょう。皮が簡単にはがれるようになれば火が通った証拠です。
春日爽花
野菜ソムリエ
ビーツの色素を保つために茹でる際に湯に酢やレモン汁など、酸性の成分を加えることがおすすめです。そのことにより赤色が一層鮮やかになり見た目がより美しくなります。
②ビーツのホイル焼き
こちらはビーツ独特の土臭さと甘さがギュッと詰まった料理です。素材のうまみをシンプルに味わえ、キャンプなどの野外料理にもおすすめです。