かますの旬の時期・季節は種類別で違う?選び方・栄養価やレシピのおすすめを紹介!
かますの旬の時期を知っていますか?かますの旬は他の魚と違った特徴があります。今回は、<アカカマス・ヤマトカマス>の種類別のかますの旬の時期や、主産地・生産量を紹介します。かますの選び方や栄養価、レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
かますの選び方のポイントは?
かますをよりおいしく味わうためには、選び方を知ることが重要です。ここではかますの選び方についてここでは分かりやすく紹介します。
①目の透明度が高い
海から引き上げられてから時間が経っていないものは、目に濁りが無く、透き通っており、時間が経つにつれて、徐々に目が濁ってきます。魚の鮮度を選ぶ際に最もわかりやすい部位ですので、必ず確認しておきましょう。
②エラが赤色
エラも、鮮度を表すバロメーターといえます。鮮度が良いうちは鮮やかな赤色をしており、鮮度が落ちていくにつれてピンク色、肌色に変色していきます。漁獲されて時間が経過していない魚は、エラ等の体内の器官すみずみまで、血液が行き届いており血色が良いです。
海から引き上げられてから時間が経つとともに、腐食が徐々に進んでいき、臭みが増し、味も落ちてきてしまいます。エラは体内の器官の中でも外から確認しやすい部位なので、押さえておきたいチェックポイントといえます。
③ウロコが残っている
獲れたての魚は、直前まで海の中で悠々と泳いでいるわけですから、ウロコもしっかり身にくっついている状態です。鮮度が落ちると、身が徐々に柔らかくなり、ウロコが落ちやすくなります。カマス等の魚介類は、腐敗が進みやすく、食中毒のリスクも高まりますので、チェックするべきポイントは欠かさず確認しておきましょう。
かますのさばき方
かますはもちろん、魚のさばき方について、よく分からないという方は意外に多いようです。ここでは分かりやすく動画と併せて紹介します。手順については以下の通りです。
①包丁で鱗を引く。
②胸びれが頭側につくように斜めに包丁を入れ、中骨を切る(裏側も同様に斜めに切り落とす)。
③尻から包丁を入れ、内臓を取り出す。
④血合いに包丁を入れ、鱗、腹の血合いを良く洗い、よく水気を取る。
⑤頭から包丁を入れ、中骨に沿って尾まで切り下げ、片身をはがす。
⑥裏返し、頭から包丁を入れ、中骨に沿って尾まで切り下げ、片身をはがす。
⑦身に沿って包丁を入れ、腹骨をすく。皮一枚になったら、包丁を立て切る。
魚をうまくさばくためのポイントとしては、躊躇せず、思い切って包丁を入れることです。そうしないと身が崩れて、せっかくの食感が台無しになってしまいます。
かますの旬の食べ方・レシピのおすすめ
かますは、味にくせが無いことから、焼く、揚げる、生食など、どの料理方法とも相性が良いので、意外にもレパートリーが多い魚です。ここではおすすめのレシピを紹介します。
①かますの昆布〆
かますは味が淡白ですので、特に昆布だしに漬け込んで昆布〆にすると、昆布の風味が浸み込み、より旨味が出ます。かますは皮の部分にうまみ成分が多いので、皮は取り除かず食べるのがおすすめです。もし、皮ごと食べるのに抵抗がある場合は、軽くあぶると良いでしょう。