かますの旬の時期・季節は種類別で違う?選び方・栄養価やレシピのおすすめを紹介!

かますの旬の時期を知っていますか?かますの旬は他の魚と違った特徴があります。今回は、<アカカマス・ヤマトカマス>の種類別のかますの旬の時期や、主産地・生産量を紹介します。かますの選び方や栄養価、レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. かますの旬の時期いつ?種類で違う?
  2. ①アカカマスの旬の時期・季節は夏
  3. ②ヤマトカマスの旬の時期・季節は冬
  4. かますの主産地・漁獲量
  5. かますとはどんな魚?
  6. かますの生態
  7. かますの栄養価
  8. かますの選び方のポイントは?
  9. ①目の透明度が高い
  10. ②エラが赤色
  11. ③ウロコが残っている
  12. かますのさばき方
  13. かますの旬の食べ方・レシピのおすすめ
  14. ①かますの昆布〆
  15. ②干物
  16. ③塩焼き
  17. ④かますのすり身揚げ
  18. ⑤かますのアクアパッツァ
  19. ⑥かますの混ぜ込みご飯
  20. かますを旬の時期に美味しく食べよう

かますの旬の時期いつ?種類で違う?

かますには、主なものとしてアカカマスとヤマトカマスがあり、ここではこの2つの旬、また、なぜこの時期が旬なのかについてご紹介します。

①アカカマスの旬の時期・季節は夏

アカカマスは、本カマスともいわれ、カマスの代名詞ともいえる魚です。旬は年2回あり、脂がしっかりのる10月から12月、産卵前の3、4月頃で、年に2回おいしい時期を楽しめるという他の魚と異なる特徴があります。脂がのる時期のかますは塩焼きにして、産卵前の栄養を蓄えている時期のかますは刺身やすり身にして食べるのがおすすめです。

②ヤマトカマスの旬の時期・季節は冬

ヤマトカマスはアオカマスと呼ばれ、アカカマスと比較すると身に含まれる水分量が多めです。そのためか、ヤマトカマスは干物として食べられることが多いです。旬は秋からから冬にかけてで、空気が乾燥しやすくなる時期ですので、干物にするのにはちょうど良い季節といえます。

かますの主産地・漁獲量

かますの漁獲量に関しては、明確な統計が無く、最も多く獲れる産地が不明ですが、主産地として有名なところはこちらになります。

・富山県
・長崎県
・和歌山県
・鹿児島県

アカカマスは日本海側で多く漁獲され、対してヤマトカマスは太平洋側で多く漁獲されます。かますは南方系の海に生息するため、日本国内においても東日本よりは西日本に産地が偏っています。

かますとはどんな魚?

かますは家庭の食卓によく使われる魚ですが、生態についてはあまりよく知らないという方も多いのではないでしょうか。ここで改めて生態ついて詳しく紹介します。

かますの生態

かますの仲間はアカカマスやヤマトカマスを含め、概ね21種類ほどですが、いずれも海水魚で、太平洋や日本海をはじめ、大西洋、インド洋に至るまで広範囲に生息しています。特に南側の海洋に多く、沿岸域に多く群れを成している事も多く、定置網で漁獲する方法が主流です。

カマスは口が大きく、「叺(かます)」という穀物などを入れる大きな袋に類似しているのが由来といわれます。鋭くて長い歯を持ち、他の魚を補食し、海においての肉食系の魚です。しかも、サメと同様に、人間に対して攻撃的な面があり、サメより恐れられているところもあるようです。

かますの栄養価

かますは、白身魚の一種ですが、さばやあじ等の青魚にも劣らない栄養素が含まれています。

・EPA(エイコサペンタエン酸)
・DHA(ドコサヘキサエン酸)
・ビタミンB12
・ビタミンE

かます1匹分(約120g)を食べることにより、EPAとDHAの1日の摂取推奨量の8割程、ビタミンB12については、1日の必要量をすべて満たすことができます。かますには、脳の活性化を助けてくれるDHAと悪玉コレステロールを減らしてくれるEPA、他にアンチエイジングをサポートするビタミンE、貧血予防に効果的とされるビタミンB12が多く含まれています。

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