しいたけについた虫の取り方は?ひだ・裏側でも確実に除去できる方法を紹介!

強い旨味をもつしいたけは煮ても焼いてもおいしい食材ですが、しいたけには虫がついている場合があることを知っていますか?今回は、しいたけについている虫の正体や、取れば食べられるのかを紹介します。虫の取り方・除去方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

目次

  1. しいたけには虫がいる?正体は?
  2. しいたけの裏・ひだにいる虫はハエの幼虫
  3. しいたけにいる虫を除去すれば食べられる?
  4. ハエの幼虫がついたしいたけは食べても問題ない
  5. 傷んだりナメクジがついたりしたしいたけは捨てたほうが良い
  6. しいたけにいる虫の取り方・除去方法は?
  7. ①塩水につける
  8. ②袋に入れて密封する
  9. しいたけについた虫は取り除こう

しいたけには虫がいる?正体は?

しいたけは、時おり白い虫がついていることがあり、虫がいて驚いた経験がある方もいるかもしれません。しいたけについている虫の正体は一体何なのでしょうか。ここでは、しいたけについている白い虫の正体について解説します。

しいたけの裏・ひだにいる虫はハエの幼虫

屋外で行われる「原木栽培」や野生のしいたけには虫がついていることがあります。一方、屋内で栽培される「菌床栽培」の場合は比較的虫の混入が少ないようです。

しいたけにつく主な虫は、フタモントンボキノコバエやナカモンナミキノコバエなどの幼虫で、キノコバエと同じハエ目のショウジョウバエもしいたけにつく虫として知られています。いずれも数ミリメートルの白~半透明の色をした細長い虫で、しいたけの裏側やひだに多く見られます。

他にも、乾燥の不十分な乾燥しいたけには、穀物などにつくコクガやノシメマダラメイガの白い芋虫様の幼虫が紛れることがあります。また、頻度は高くありませんが、ナメクジ類がつくこともあるようです。

しいたけにいる虫を除去すれば食べられる?

しいたけの裏側にはキノコバエやショウジョウバエ・ナメクジなどがつくことが分かりましたが、虫が付いているしいたけは虫を取り除けば食べられるのでしょうか?

ハエの幼虫がついたしいたけは食べても問題ない

キノコバエ・ショウジョウバエ・コクガなどの幼虫は、仮に虫ごと食べてしまったとしても人体に有害な影響はありません。しいたけに有害な物質を残すこともないので、幼虫を除いた後のしいたけは食べることができます。

傷んだりナメクジがついたりしたしいたけは捨てたほうが良い

ハエの幼虫が付いたしいたけは、食べても問題ありませんが、一方でしいたけが傷んでいる場合は注意が必要です。異臭や変色・味の変化などが見られるしいたけは、傷んでいる可能性が高いので、虫を除いたとしても食べないほうが良いでしょう。

なお、しいたけにナメクジが付いていた場合は食べると危険です。ナメクジには、ヒトの脳や脊髄で炎症を引き起こす「広東住血線虫」と呼ばれる寄生虫が寄生していることがあり、食べると健康を害する恐れがあります。ナメクジが這った跡にもこの寄生虫が残っていることがあるので、ナメクジだけを取り除いても寄生虫感染の危険性は完全には無くなりません。

ナメクジが付いていたしいたけをどうしても食べたい場合は、しいたけをよく水で洗い、十分な加熱を心がけてください。

(*しいたけの腐敗について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

しいたけが腐るとどうなる?見分け方は?臭い・色の変化や保存できる期間も紹介!

しいたけにいる虫の取り方・除去方法は?

虫が付いたしいたけは、ナメクジ以外のショウジョウバエなどの虫であれば虫を取り除いて食べられることが分かりました。ここでは、しいたけから虫を取り除く具体的な方法をいくつか説明します。

①塩水につける

塩水につける方法は、「虫出し」とも呼ばれるしいたけ以外のきのこでも一般的な処理法です。塩水に浸ける際の手順は以下の通りです。

①たっぷりの水に塩を入れて塩水をつくる
②しいたけの裏側を下にして塩水につける
③10分ほど放置する
④這い出てきた虫を捨てる


しいたけを塩水に浸けておくと、虫が自然に這い出てくるほか、ひだに詰まったゴミも取ることができます。ただし、しいたけを含む一般的なきのこは水で洗うと傷みが早くなるので、虫出しを済ませた後は速やかに調理することをおすすめします。

②袋に入れて密封する

しいたけは、袋に入れて密封することでも取り除くことができます。袋に入れて密封する際の手順は以下の通りです。

①ポリエチレン袋などの密封できる袋にしいたけを入れる
②1日ほど放置する
③しいたけから這い出てきた虫を除く


虫が付いたしいたけを袋に入れて密封すると、内部の空気が無くなって虫が窒息死します。千葉県森林研究所の実験によると、フタモントンボキノコバエの幼虫がついたしいたけを袋に入れて常温で放置したところ、18時間後には全ての幼虫が死亡していたそうです。

塩水につける方法よりは時間がかかりますが、しいたけをすぐに使わない場合には、こちらの方法をとるのも良いでしょう。

しいたけについた虫は取り除こう

しいたけについた虫は、ハエの幼虫であれば食べても問題ない虫だと分かりました。ただし、虫が付いたしいたけを食べるのは気分が良いものではないので、塩水につけるなどの対処法で取り除いてから食べるのがおすすめです。なお、ナメクジが付いている場合には健康を害する恐れがあるので食べないようにしましょう。

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