果物の女王「マンゴスチン」の味・食感や美味しい食べ方は?旬や栄養価なども紹介!
【野菜ソムリエ監修】マンゴスチンとはどんな味か知っていますか?マンゴスチンは何の果物に似ているのでしょうか?今回は、マンゴスチンの味・食感のほか、栄養価・効能なども紹介します。マンゴスチンの美味しい食べ方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
(*マンゴスチンの味について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
マンゴスチンの食べ方
デリケートな食感で上品な味わいを持つマンゴスチンは、どのように食べたら良いのでしょうか。ここからは、マンゴスチンの実の取り方の手順やポイントを動画と併せて解説していくので、参考にしてみて下さい。
マンゴスチンの皮の剥き方・手順
マンゴスチンの実の取り方は、以下のような手順で行います。
1.マンゴスチンを横に向ける
2.真ん中にナイフを当て、皮だけを1周切る
3.皮を取り、フォークなどで実をくり出す
外皮は少し硬いので、ナイフで切る際は注意が必要です。また、ナイフなどがなかったり面倒に感じる場合は、手でも皮を剥くことができます。
マンゴスチンのお尻を上に向けて、そのお尻の部分を強く押すと皮が割れるので、そこから実を取り出すことができます。ナイフを使う場合も手で剥く場合も、実を潰さないように注意しましょう。どちらも簡単に実をとることができるので、チャレンジしてはいかがでしょうか。
マンゴスチンの栄養価・効能も紹介
マンゴスチン100g当たりのカロリーは67kcalで、8割は水分と言われています。食べ方をチェックしたところで、ここからはマンゴスチンの栄養価と効能を紹介していくので、チェックしてみてください。
①ビタミンB1
マンゴスチンの果肉には、糖をエネルギーに変える働きを持ち、肌の美しさを維持するために働くビタミンB1を多く含んでいます。
さらにビタミンB1には、脳の中枢神経や手足の抹消神経の機能を正常に保つ働きもあります。疲労回復などもあるので、栄養ドリンクに含まれることでも知られています。美容・健康両面で効果が期待出来るので、意識して摂りたい栄養素の一つと言えるでしょう。
②キサントン
マンゴスチンは果肉だけでなく、果皮にもポリフェノールの一種のキサントンが含まれています。このキサントンは抗酸化作用があり、老化の原因の活性酸素を抑える効果があります。また、整腸作用や感染予防作用もあるなど、優れた効能をもっています。
自然界には200種類ものキサントンが存在すると言われていますが、その内、40種類以上ものキサントンがマンゴスチンには含まれています。また、マンガンなどの栄養は、骨の形成を促進する働きもあります。
マンゴスチンを食べてみよう
マンゴスチンは、濃厚で程よい甘さやジューシーさを持ち、栄養価も高いフルーツです。日本ではタイ産が6~9月頃に流通しますし、ネット通販では冷凍マンゴスチンが年中販売されているので、一度食べてみてはいかがでしょうか。