いちじくの種類・品種13選!旬・収穫時期や産地など違いを比較して紹介!
【野菜ソムリエ監修】いちじくの種類はどれくらいあるか知っていますか?食べたときのプチプチする食感と、さっぱりとした甘みがあるみずみずしい果物です。今回は、いちじくの種類や品種を(夏果・秋果)別に合計13個紹介します。産地・糖度など特徴も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
セブラスイートは糖度が高く濃厚な甘みがあり、ほどいよい酸味があります。
・主産地:富山県
・糖度:26度
緑色の果皮に黄色の線模様が入る個性的ないちじくで、別名「スイートストライプ」や「タイガー」とも言われています。線模様がなくなれば熟したサインで食べ頃になります。味のバランスがよいため、風味豊かな印象の品種です。
いちじくの種類・品種【夏秋兼用種】
夏秋兼用種のいちじくは、夏果と秋果の特徴を両方持っていているため品種も多めです。ここでは、夏秋兼用種のいちじくの種類・品種について紹介します。
⑧桝井ドーフィン
みずみずしく、さっぱりとした味わいのいちじくです。
・主産地:愛知県
・糖度:12~19度
日本市場の8割を占める割合で栽培されている代表的ないちじくです。大果で豊作なことから古くから親しまれ、栽培がしやすいため家庭でも育てやすい品種です。
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
栽培のしやすさと共に裂果が少なく日持ちも良いため、外観を保ったまま輸送することができるので、国内でのシェアが圧倒的に高くなっている品種です。
⑨とよみつひめ
とよみつひめの糖度はメロンほどもある甘さですが、さっぱりと後味もよいいちじくです。
主産地:福岡県
糖度:17度
とよみつひめは、福岡県が開発した品種のいちじくで2006年に品種登録されたものです。肉厚で割れにくく皮ごと食べられてでしっかりとした品種です。
⑩バナーネ
糖度が高く、ねっとりとした濃厚な食感が特徴的ないちじくです。
・主産地:フランス
・糖度:23度
バナーネはフランスから輸入された白いちじくの一つで、熟しても表皮が赤く色つかず全体的に黄緑色のような色をしています。形はやや長いものが多く軸も長めで、夏果は大きく、秋果は濃厚な甘さが持ち味です。
⑪ホワイトゼノア
ホワイトゼノアは、果肉がしっかりして皮ごと食べられ加工向きです。
・主産地:秋田県
・糖度:16~20度
耐寒性がいちじくの中でも最も強く、北海道以外の寒地の栽培にも向いています。実付きが良く日持ちする品種で、アメリカではケーキ用のいちじくとして使われることも多い品種です。