太刀魚の旬の時期・季節はいつ?選び方やレシピのおすすめを紹介!
太刀魚の旬の時期を知っていますか?今回は、太刀魚の旬の時期・季節や、主な産地・漁獲量などを特徴や値段と併せて紹介します。美味しい太刀魚の選び方や栄養価のほか、さばき方やレシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
太刀魚の選び方や栄養価は?
美味しい太刀魚を選ぶには、どんな点を見ると良いのでしょうか。太刀魚の選び方や栄養価を紹介します。
太刀魚の選び方のポイント
太刀魚を選ぶ際に注意したい点は、以下の通りです。
・大きさは1m前後のもの
・表面のグアニンが美しく、剥がれていないもの
・身が締まっているもの
・目が黒く澄んでいるもの
・エラの色が鮮やかなもの
太刀魚は、体長1m前後の大きいものが身が厚く、脂のりも良いのでおすすめです。表面のグアニンは網で捕獲される際に剥がれやすく、そういったものは身にも負荷がかかっている可能性があるので、表面のグアニンが綺麗で身の締まりが良いものを選びましょう。
また、他の魚と同じように目が澄んでいるか、エラが鮮やかな色をしているかを見て、鮮度を判別する方法もあります。
太刀魚の栄養価
太刀魚に含まれる栄養素は、以下の通りです。
・タンパク質
・不飽和脂肪酸
・ビタミンA・D・E
太刀魚に含まれるタンパク質は、体を動かすエネルギー源となる他にも、血液や体の構成成分として働きます。また、白身魚では珍しく、タンパク質よりも脂質を多く含むことが大きな特徴の一つです。太刀魚の脂は不飽和脂肪酸であるオレイン酸が占め、悪玉コレステロールの低下作用や高血圧の予防が期待できます。
また太刀魚には抗酸化作用や、生活習慣病予防に役立つビタミンも含まれています。これらのビタミンは脂と一緒に摂ると吸収が上がる為、効率の良いビタミン摂取が出来ると言えるでしょう。
太刀魚のさばき方
太刀魚は長い体を持つことからさばくのが難しいと思われがちですが、家庭でも他の魚と同じ様にさばくことが出来ます。太刀魚のさばき方の手順は以下の通りです。
【下処理の手順】
①背を手前に置き、ひれを持ち、頭を斜めに切り落とす
②裏返し、尻から包丁を入れ腹まで一気に切り下げ、内臓を取る
③血合いに包丁を入れてから水で洗い流し、水気を取る
④20㎝程のぶつ切りにする
【三枚おろし】
①尾を切り落とし、腹から中骨に沿って包丁を入れる
②半回転させ、背から中骨に沿って包丁を入れ、片身を剥がす
③裏返し、背から中骨に沿って包丁を入れる
④半回転させ、腹から中骨に沿って包丁を入れ、残りの片身を剥がす
⑤身に沿って包丁を入れ、腹骨をすく
⑥包丁を立て腹を切り、身の表面を整える
三枚におろした太刀魚は生食でも加熱調理でも、あらゆる料理に活用できます。焼き物や煮物などにする場合は、下処理が済んだら好みの大きさに切り、そのまま調理しても問題ありません。ただ、太刀魚は小骨が多いので、三枚おろしにした方が食べやすいでしょう。
太刀魚の旬の食べ方・レシピのおすすめ
太刀魚の味わいを生かす為にはどんな調理法があるのでしょうか。おすすめのレシピを紹介します。