そうめんの保存方法・期間は?茹でた後も冷凍で長持ち?解凍のコツなども紹介!
そうめんの保存方法を知っていますか?今回は、そうめんの〈茹でた後・茹でる前〉での<常温・冷蔵・冷凍>の保存方法や保存期間の目安を紹介します。そうめんの賞味期限が切れた場合の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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そうめんの保存方法や賞味期限は?
子供から大人まで多くの人に親しまれているそうめんは、食欲が落ちやすい暑い夏にも食べやすい食材ですが、保存方法や賞味期限を詳しく知らない場合もあるかもしれません。ここでは、茹でる前のそうめんの保存方法や賞味期限について解説します。
①乾麺を保存する場合
そうめんは、その多くが乾麺の形状で流通しています。乾麺のそうめんは、以下のポイントを守って保存しましょう。
・風通しの良い場所に保管する
・日光を避ける
・保存容器の中で乾燥剤と一緒に保存する
・匂いが強い物のそばで保存しない
乾麺のそうめんの賞味期限は製造から3年が目安で、うどんや冷麦が1~2年であるのに比べて長めです。ただし、この賞味期限は未開封で正しい保存状態で保存した場合の期間なので、保存の状態によってはこの期間よりも短い期間で変質や劣化を起こすことがあります。
例えば、シンクの下の収納棚などで保存すると、湿度が高くなりやすい上に洗剤などの近くで保存することになります。そうめんは湿気や匂いを吸収しやすいので、湿度の高い場所や洗剤などの匂いの強いもののそばでは保管しないようにしましょう。
なお、乾麺は常温保存だけでなく冷蔵保存することもできますが、冷蔵庫内でもキムチやカレー・にんにくなど香りの強い食材のそばに置かないことが大切です。
②半生・生麺を保存する場合
そうめんは乾麺だけでなく、半生麺や生麺の形状でも販売されています。半生麺また生麺のそうめんを保存する上でのポイントは以下の通りです。
・ジッパーバッグなどの密閉袋を使用する
・冷蔵庫で保存する
半生麺や生麺は、乾麺に比べて水分量が増える影響で賞味期限が短くなります。乾麺の水分量が10%ほどですが、半生麺は20%ほどと多く、賞味期限も2か月から3か月が目安です。さらに、生麺の水分量は30%にまで増え、賞味期限も1か月にまで短縮します。
半生麺や生麺は乾燥に弱いので、特に開封後は乾燥を防ぐためにも別の容器に移して密閉して保存しましょう。半生麺は未開封であれば常温保存も可能ですが、冷蔵庫で保存したほうが変質や劣化を起こしにくくなります。
なお、商品によって適した保存方法は異なるので、保存の際はパッケージの記載をしっかり確認してください。
そうめんを保存する際のポイントは?
そうめんの美味しさを保ちながら保存するためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。ここでは、そうめんを保存する際のポイントについて詳しく解説します。
密閉した容器に入れてダニ・湿気を防ぐ
開封後のそうめんは、以下のような容器に移しかえて保存するのがおすすめです。
・タッパー
・ジップロック
開封後のそうめんは、ダニやカビの侵入を防げる密閉できるケースや容器に移し替えて保存しましょう。そうめんは長期保存ができる食品ですが、容器の種類に注意しないとダニやカビが繁殖してしまう場合があります。また、そうめんは湿気を吸収しやすく、湿気を吸収することで変質や劣化を起こしやすくなるので注意が必要です。
湿気や害虫を防ぐためにも、しっかりと空気を遮断できる密閉容器を用意し、蓋やジッパー部分が閉まっているかを確認してから保存してください。
茹でたそうめんの残りは保存できる?日持ちする?
そうめんは、多く茹ですぎて余らせてしまうことがありますが、茹でたそうめんの残りも保存することができるのでしょうか。ここでは、茹でたそうめんを保存する方法や、保存期間について解説します。
①冷蔵保存する方法・期間
茹でたそうめんは、冷蔵庫で2日間から3日間保存することができます。冷蔵庫で保存する際は以下のポイントを守って保存してください。
・少し固めにそうめんを茹でる
・ラップで包んで密封する
・使用する際は水でほぐす
そうめんは、一度茹でると水分量が増えるため、茹でる前に比べて傷みやすくなります。冷蔵庫で保存すれば2~3日は日持ちしますが、茹でた後に長時間常温に置いていた場合などは、この期間よりも早く腐ってしまうことがあります。そうめんを茹ですぎた場合などには、食べない分は早めに冷蔵庫に入れるようにしましょう。
②冷凍保存する方法・期間
冷凍庫で保存する場合は、保存期間は3週間ほどと言われています。冷凍保存する際は、以下のポイントに注意しましょう。
・小分けにしたそうめんの水気は取る
・ジップロックなどの密閉できる袋に、茹でたそうめんを一食分ずつ平らにして入れる
ゆでたそうめんは、一食分ずつの量に分けておくことで、解凍した時に使いやすくなります。冷凍時に厚みがあると、冷凍効率が悪くなる上に解凍にも時間がかかるので、平らにしてから入れるようにしましょう。