三つ葉の保存方法・期間は?常温・冷蔵・冷凍で長持ちさせるコツを紹介!
【管理栄養士監修】三つ葉の正しい保存方法を知っていますか?今回は、三つ葉の〈常温〉〈冷蔵〉〈冷凍〉で新鮮さを長持ちさせるポイントや解凍方法に加え、賞味期限の目安を紹介します。賞味期限切れの見分け方も紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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三つ葉を保存するポイントは?
三つ葉は原産地が日本です。古くから日本人に親しまれており、江戸時代から食用とされていたといわれています。栄養素としてカリウムや鉄が豊富のため、三つ葉は高血圧や貧血を予防してくれます。常温の場合、どのように保存すればよいのか紹介します。
乾燥を防ぐ
三つ葉はさわやかな香りを楽しめる野菜ですが、乾燥してしまうと香りがなくなり、鮮度も落ちてしまいます。乾燥するとたちまち葉が萎えてしまうので、乾燥させないように注意しましょう。常温で保存する場合は下記の手順を参考にしましょう。
1、水分を含んだキッチンペーパー(もしくは水を入れたコップ)で根元の部分を包む
2、風通しの良い、日光が当たらない場所に置く
3、水は毎日変えて、萎えている葉がある場合は、取り除きます。
この手順を行って乾燥を防ぎます。常温で保存する場合は涼しい場所に保存して、毎日水を変えます。乾燥してしまうと三つ葉のシャキッとした食感を楽しめなくなってしまうので、みずみずしさを保ちましょう。三つ葉は傷みやすい野菜なので、お店で購入してそのままにせずにしっかりと乾燥を防ぐ対策を施すことで長持ちします。
立てて保存する
野菜は生えている時と同じ向きで保存すると長持ちする傾向にあるので、立てて保存しましょう。
1、コップやカットした牛乳パックなどを活用して「野菜立て」を作る
2、立てた状態で容器の中に入れる
適当な容器が見つからない場合には、スポンジに三つ葉を刺すといった方法でも良いです。その場合、常にスポンジから水分がなくならないように気を付けましょう。
横に保存すると三つ葉にストレスがかかるので、立てて保存して三つ葉に余計なエネルギーを使わせないようにしましょう。野菜は育った環境に近い環境で保存することが大切です。
新鮮な三つ葉を選ぶ
一年中でお店で購入できる三つ葉ですが、鮮度が低くなっている特徴として最も判断しやすいポイントは葉がしなびているかどうかです。ただ、それ以外にも判断するポイントがあります。新鮮な三つ葉を選ぶ方法を紹介します。
1、葉の緑色が強くて、色が明るいもの
2、ツヤツヤで輝かしいもの
3、香ばしい香りのするもの
三つ葉を購入する際にこの3つのポイントをクリアしているものを選んでください。お店で購入するときに手に取って、見た目の様子や香りを確認しましょう。三つ葉を選ぶ際は見た目と香りを判断材料にすると質の高い三つ葉を選ぶことができるでしょう。
三つ葉の【冷蔵】での保存方法・賞味期限は?
三つ葉は冷蔵庫で保存することで常温よりも長く保存することができます。どのくらい日持ちするのでしょうか?
三つ葉の冷蔵での保存方法
三つ葉を冷蔵保存する場合、保存方法は常温とは大きく変わりません。根元の部分は下記のいずれかで乾燥しないようにして保存しましょう。
1、根元の部分に湿らせたキッチンぺーパー(もしくは新聞紙)を巻いておく
2、水を入れたコップに根元の部分のみ浸けておく。
適度な大きさにカットしてから保存しても良いでしょう。保存する際は冷蔵庫内に三つ葉のにおいが広がるので、密閉容器かポリ袋などに入れて保存すると、においが広がりません。
保存期間・賞味期限の目安
三つ葉を冷蔵保存をした場合、賞味期限は4~5日程度になります。ただし、カット済みの場合は傷むのが早まるため、早めに使い切りましょう。常温保存よりも長く保存したい場合は冷蔵庫での保存がおすすめです。
住吉彩
管理栄養士
他には、水をはったボウルに三つ葉を浮かべて冷蔵で保存する方法もあります。この時も、忘れずに水は毎日変えることで鮮度を保ち美味しく食べるポイントになります。
三つ葉の【冷凍】での保存方法・賞味期限は?
三つ葉を冷蔵で保存するときはどのような点に注意すればいいのでしょうか?冷蔵保存する際との違いや方法・期間を紹介します。