鮭の冷凍での保存方法・日持ち期間は?解凍や焼き方のコツは?活用レシピも紹介!
鮭は冷凍で保存できるのでしょうか?焼いても蒸してもおいしい鮭は、長く保存しておけるととても便利です。今回は、鮭を冷凍保存する方法や日持ち期間のほか、解凍や焼き方のコツも紹介します。鮭の賞味期限が切れた時の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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鮭は冷凍保存できる?日持ち期間は?
鮭は朝食やお弁当、夕食のメインにぴったりな万能な食品です。自宅にぜひストックしておきたいものですが、冷凍保存は可能なのでしょうか。冷凍保存した場合どのくらいを目安に食べきれば良いのでしょうか。
鮭は冷凍で長期保存ができる
買ってきた鮭は、生鮭と塩鮭どちらも冷蔵保存の他冷凍保存も可能です。保存期間は下記の通りです。
・常温保存:不向き
・冷蔵保存:2~3日
・冷凍保存:2週間程度
常温保存はできず、すぐに臭いがでるため鮭は冷蔵か冷凍で保存しましょう。加熱した鮭を冷凍保存すれば、1カ月程度の長期保存も可能です。調理方法の幅の広い鮭を冷凍保存してうまく活用できれば、買い物に行く回数や、調理の手間を減らすことも可能です。正しい保存方法で、便利においしく鮭を活用していきましょう。
(*鮭の切り身の賞味期限について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
鮭を冷凍保存する方法は?
鮭の保存期間が長くなるのは大変便利ですが、実は保存方法によっては、冷凍焼けをしたり、調理したときせっかくの鮭の味が落ちてしまうこともあります。便利な鮭をおいしい状態で保存するにはどのようにして冷凍保存すればよいのでしょうか。
①生鮭の切り身を冷凍保存する方法
さまざまな味付けや調理法に使える生鮭の切り身は下記の方法で冷凍保存します。
【やり方】
1、酒をかけて20分ほどおく(切り身1切れに対して酒小さじ1程度)
2、キッチンペーパー等で、でてきた水分や汚れを取り除く
3、1切れずつラップに包む
4、ジッパーつきの保存袋に入れて冷凍庫に保存する
急速冷凍など冷凍状態になるまでの時間が短いほど、鮭の旨みが逃げにくくなります。自宅で冷凍状態になるまでの時間を短くするには、切り身同士が重ならないように保存袋に入れた後、金属製バットなどにのせて冷凍庫に入れるのが効果的です。
②フレークにして冷凍保存する方法
塩鮭を使って、朝ごはんなどなにかと便利な鮭フレークの状態で保存することもできます。
【やり方】
1、鍋にお湯を沸騰させ、塩鮭の切り身を入れ、5分ほど加熱する
2、鮭を取り出し、粗熱が取れたら、骨と皮を取り除いて身をほぐす
3、鮭の水分が飛ぶようにフライパンでかるく炒る
4、塩鮭1切れに対して小さじ1程度の酒を加え、さらに弱火で加熱する
5、塩で味を調え、お好みでごまを加えて混ぜ合わせる
6、粗熱が取れたら、1食分づつ小分けしてラップに包みジッパーつきの保存袋で冷凍庫へ
食べるときは、電子レンジの解凍モードで解凍すればすぐに食べられるので時間のない朝や、もう1品ほしいときにこの鮭フレークのストックがあると便利です。
③下味・漬け込みをして冷凍保存する方法
生鮭は、あらかじめ下味をつけた状態で冷凍保存すれば、保存の段階で旨みも増し、調理時間の短縮にもつながるため大変便利です。こちらでは例としてお弁当にも便利な鮭のみりん漬けのやり方を紹介します。準備する調味料は鮭の切り身1切れに対して下記の通りです。
【材料】
・酒:小さじ1
・みりん:大さじ2
・濃口しょうゆ:大さじ1/2
・お好みでごま
【やり方】
1、酒をかけて20分ほどおく
2、キッチンペーパー等で、でてきた水分や汚れを取り除く
3、ジッパーつきの保存袋に鮭と、みりん、濃口しょうゆ、お好みでごまをいれる
4、保存袋の空気を抜き、密閉状態で冷凍庫に保存する
下味を漬け込んだ鮭は使いたいときに加熱するだけなので朝のお弁当作りにも重宝します。調味料を変えれば、バリエーションも広がるのでぜひ様々な味付けで活用してみてください。
冷凍鮭の解凍方法・焼き方は?
下処理をして冷凍した鮭は、手軽に調理ができ便利ですが、解凍方法にもポイントがあります。冷凍すれば長持ちする鮭ですが、どのようにして解凍すればおいしく食べられるのでしょうか。